皮肉なもので、毎週のように日記を書くようになってから特に何もやってない。
かつては、
週末は女の子と遊びまくる。
そんな時代が僕にもありました。
月5000円の寮で生活しつつ、働いた金の多くを食費には回さず株式投棄とブランドファッションと天使達(女の子)と遊ぶために消えていた。
ちなみに僕はこの天使達(女の子)にかかる経費の割合を
エンジェル係数
と密かに呼んでいた。
この話は所属しているテニスクラブ仲間にも有名で、
3回デートしたら、ブランドバッグを買ってもらえる
とネタにされていた。
ようするに、
エンゲル係数は超低いけど、エンジェル係数は超高い
これが20代後半に上京した僕の週末の生活スタイル。
職場では日常茶飯事の先輩・上司からのパワハラ。
このため、ストレス発散目的で週末は遊びまくっていた。
パワハラがエスカレートすると同時に、発散方法も派手になる。
渋谷をホームとしてたけど、最終的に行き着いた場所は
ギロッポン(六本木)
週末深夜に目指すは、
ナイトクラブ「ヴェルファーレ(Velfarre)」
ここでテキーラショットガンを飲みつつ女の子達に声をかけては遊ぶ。
既に終電は無いので、撃沈したら朝までマクドナルドで男達で反省会。
そう。ここは
酒に醉ひ、曲に醉ひ、踊りに醉ひ、異性に醉ひ……
眞夜中に若者が六夲木に集まり、狂亂・狂喜亂舞に醉ひしれた婬亂な時閒を共にする……
六本木クラブは現代版「サバト」!
© 永井豪/デビルマン
全てを日記にしてないが、過去の日記を漁ると幾つかヴェルファーレ関連の記事が見つかった。
- 2006年4月28日 六本木ヒルズのクラブ・ベルファーレに、いしだ壱成と武田真治登場
- 2006年5月6日 六本木クラブ・velfarre。CyberTRANCE 5周年記念は狂気の沙汰
- 2006年6月3日 ベルファーレは人少なすぎ
- 2006年12月24日 クリスマスはレインボーローズ&六本木で甘いプランでイチコロさ!
ヴェルファーレ(Velfarre)って何?
当時の六本木はナイトクラブが立ち並んでいた。
他の地域と異なるのは、スーツ姿の会社員や仕事帰りのOLらの姿や外国人が多く見受けられ、他のエリアにはない独特の雰囲気があったこと。
有名なクラブを列挙してもこんな感じ。
クラブ名 | 場所 | 開業/閉業(改装) | 内容 |
---|---|---|---|
velfarre | 港区六本木 | 1994―2007年 | cyber&トラパラ |
Vanilla | 港区六本木 | 2003―2007年 | 多集客、ナンパ箱、ハイハイ |
mazel | 港区六本木 | ―2006年 | spiralが店名変更? |
CORE | 港区六本木 | 1998―2007年 | ダンサー向け |
isn’t it | 港区六本木 | ―2005年 | 安い、オールジャンル、広い |
A-LIFE | 港区西麻布 | 2002―2012年 | ダンクラ多め、ナンパ箱、多集客 |
Space Lab YELLOW | 港区西麻布 | 1991―2008年 | 海外大物DJを呼ぶスタイル確立 |
「六本木のナイトクラブによく行く」
って人と会社で出会うこともあったが、好きな曲調が違うので行ってるナイトクラブも異なるってのが事が多かった。
なお、vanilla、core、mazelはビルの関係で閉業したが、他のいくつかは風営法違反など含めた一斉摘発で閉業した。
例えば、西麻布a-lifeは社長が逮捕され閉業。
東京・六本木で飲食店の営業許可しかないのに、ナイトクラブとして客を踊らせたとして、警視庁生活安全特別捜査隊などは14日までに、風営法違反(無許可営業)容疑で、クラブ「エーライフ」運営会社社長の笠井克啓容疑者(52)=東京都世田谷区砧=ら2人を現行犯逮捕した。
同隊によると、2人は「客が踊っていた認識はない」と容疑を否認。エーライフは六本木で有数の大規模クラブで、1日平均700万~800万円の売り上げがあったという。(2012/05/14-11:54)
記事引用:時事ドットコム
西麻布a-lifeは、VIPルームで人が日本刀で腹を切られたり……と悪名絶えなかった。
話を戻そう。
ヴェルファーレは1994年、地上3階・地下3階建て、総床面積1,500坪を誇る大型ディスコとして開店した。
所有者は小室哲哉並びにavex traxだけどWikiって頂戴。
懐かしいサイトはこんな感じ。
最後頃には次のようなFlashサイトになってた。閲覧できないので動画にしてYouTubeにアップ。
バックミュージック以外のインパクトは無いのでボリューム上げてね。
でスケジュールだけど基本的に土曜日ばかり行ってたので、他の曜日がどんな状況か忘れた……
が、記載されてるブログを見つけた。
- 木曜ユーロ
- 金曜は週変わりで、ダンクラだったりサルサ
- 土曜トランス
- 日曜トランス
金曜日にレゲエもやってた気がするけどな……。
まぁとにかく、
当時のvelfarreはトランスというジャンルが全盛期で、
ギャル、ギャル男、イベサーという単語が幅を効かせている時代に、
真のクラブ・ミュージックパーティーとしてvelfarreは異彩を放っていた。
ナイトクラブ「ヴェルファーレ(Velfarre)」の内装・雰囲気は?
当時は写真撮影禁止だったのかな……?
カメラ付き携帯の画素が少なかった時代なのでデジカメなどで撮影する必要があり残ってない。
長ーいエントラスの階段を登り、入っていく。
店内ではタバコの試供品が配られたりグッツ販売していた記憶がある。
その後、velfarre名物の音楽が鳴るエレベーターを降りるとメインフロアにたどり着く。
で、僕は別にダンスを踊りに行くわけじゃない。やることは
女の子の視姦&ナンパ
テキーラをショットグラス飲み
ダンスフロアの盛り上がりを眺める
……
大した事はしてないけど、女の子を視姦&ナンパしている間に 時間はあっという間に過ぎ去っていた気がする。
僕「今からカラオケや居酒屋行くのあり?せっかくクラブ来たのに出ても良いの?」
女性「踊りに来たから嫌ーーー!」
てな具合で、ほぼ撃沈して閉店後は男性だけのマクドナルドで始発まで反省会……。
因みに、女の子はトランスよりレゲエの方がノリが軽い印象を受けた。
たまに平日行ってみると、女の子から声を掛けてくる時もある。
女の子の友達「この子初めて来たんだけどーー、遊んであげてーー!」
僕「逆ナン キタ―――(゚∀゚)―――― !!」
外国人ナンパ陣(黒人、中国人)が多くて「まだ日本人がマシ」と思ったっぽい。
ただトランス以外の曲には全く興味ないし、レゲエに来る女性の雰囲気も好きじゃない……。
まぁナンパ目的ならA-LIFEだって言われてたよね?競争倍率高いけどさ。
当時のアゲアゲな気持ちを思い出すにも写真や動画が無いなぁ……と思っていたが、このビデオの前半で雰囲気が分かる。
エントランス、エレベータと流れる音楽。何もかもが懐かしい。
こちらもボリューム上げで見てみてね。
エレベーター乗っている時に流れる音楽はリアルで流れてる(挿入曲じゃないよ)。
もう文字で説明するぐらいなら、上のビデオを6分程度見たほうが早いわ。
動画って凄いなぁ。
ヴェルファーレ(Velfarre)が閉業後に、若者はどこへ移ったのか?
これ、正直僕も知りたい。
新木場「ageHa」とか他のクラブに移ったのかな?
僕は、しばらくは渋谷のATOM(アトム)に行っていた。
ただし曲調も微妙で、年齢層が若くてギャルばっかりだった印象。
ギャル「オジサン〜、チューするからカクテルおごって〜」
僕「誰がオジサンじゃ、わりゃ!(怒」
大学院卒業して上京したばかりなのに「オジサン」じゃねーだろ糞。
で、君たち お酒飲んでるけど、見た目完全に 10代だからね……
身分証明書の提示が必要だった気がするけどな……。
とりあえず、この言葉がショックでATOM(アトム)に以降は数回しか行ってない……。
まとめ
正直15年以上経過しており、殆ど記憶がない。
酒が入ってるしさーーー。
当時は、サイバートランスの曲をずっと聞いてなーーーー。
まぁ買わなくてもYouTubeで聞けるけどね。
今でもナイトクラブは幾つかあるし、人生一度はこの世界を体験して欲しいなーーとは思う。
そう、現在版「サバト」をね!