「3月までにアメリカでテニスをする」という個人的な目標があったので、Meetupで探して急遽参加してみた。
日本人は一人もいなかったがスポーツのルールは世界共通で言葉の壁はない。レベル的にも丁度よくランチもご一緒して充実した半日でした。
「Meetup」とは、世界中の様々な地域でのオフライングループ活動を促すソーシャル・ネットワーキング・サービスです(Wikipediaより)。
Meetup上で、近くで開催しているテニスオフ会を探してエントリ。このテニスオフの約束事は次のようになっていました。
- 10時スタート
- 雨が降れば9時に連絡
- テニスボールは各自で持ってくる
- ちゃんと登録した人だけ参加すること
とりあえず、ボールはTXBとFORTのニューボールと、ノンプレッシャーボールを60球持って参加することにしました。
自分のレベルと相手のレベルが全く分かりません。
プロフィールを見る限りNTRPが2.5~4.0ぐらい(初級者~中上級)の人が大半のなので、恐らく同じぐらいだと想定。
Meetup付属の書き込みを見ていると「9時に来れる人いない?」「8時はいない?」と書かれているので、10時スタートというわけではないようです。
とりあえず、9時に現地に着くようにして、恐る恐るコートに入りました。
私「あの、、これはMeetupの集まりですか?」
男性「そうだよ。」
私「私は初めて参加します」
男性「ぼくも2回目だよ」
すぐに2人しか利用していないコートに入れてもらい、4人でラリーをすることになりました。
英語が全く分からないですが、テニスは全世界共通のルールです。
純粋にテニスの知識と技術があれば、言語の壁は不要でした。
こりゃ、社外セミナーに参加して話を聞くよりよっぽど楽です。
皆の実力的には想像していた通りで、
- フォアサイド/バックサイド共に独特の打ち方で、フォームからどこに飛ぶのか分からず球筋は早い
- ボレーは苦手
- 遠くの玉は取りにいかないか、ツーバウンドで取る
日本の草サークルに参加しても、同じような感覚ですね。
私は日本のスクールで中級レベルなので、感を取り戻せば特に問題なくラリーを続ける事ができました。
テニスボールは、一人4つ程度の持参で、皆さん年期の入ったボールで跳ねないです。
シニア男性A「君は、よく玉を取るねーー。」
シニア男性A「テニスしているのかランニングしているのか分からないよ。」
シニア男性B「もう、彼にコートの大半を任せてるから!頑張ってね!」
という形で、日本でのテニス同様「走りで取る・・・」「走りで取る・・・」プレーで頑張ってました。
が、、数ヶ月間一切運動をしていなかったので・・・・
足はふらつく、水分を一切持ってきて無かったので喉は乾く、目眩はする・・・・・・
何より日本では基本的にオムニコートでプレーしていたけど、今日はハードコート。
足の負担は半端ないです。
シニア男性A「君は、ずっと疲れた顔しながらテニスするねー。」
シニア男性A「よく走ったよ。よく取ったよ。」
私「これが日本人のプレースタイルです。」
シニア男性A「はは。アメリア人スタイルは、立ったまま横に来たボールを腕で返すよ。」
という感じで、茶化されたりもしましたが日本好きな人もいて、穏やなムードで11:30にテニス終了。
その後、帰り際に他の参加者に
私「さようなら」
シニア女性「隣のコートで、時々見てたけど上手ね。」
シニア女性「今から、Sizzlerでランチだけど一緒に来る?」
私「喜んで!」
という感じで、ご一緒させてもらいました。
シニア女性「サラダのバフェ付けるのがオススメよ。」
シニア女性「私は 60 overだから、特別料金で食べられるわ。」
私は60歳以上の方々とテニスをして、あんなにヒーヒー言ってたのか・・・と、ガックシ。。
先ほどテニスをしていたシニア男性A、Bも同席でした。
「いつ来たの?」「いつまでアメリカにいるの?」のような定番の会話が終わった後は、私の英語力では会話にならないのか、適当に皆で会話を始めてしまいました。
思えば必ず日本人が隣にいたので、対等な立場で食事して会話に入るのは初めてです。
が、、、会話の内容は全く分からず、、、、
- 家族の取り留めのない話(○○さん亡くなったんですって等、理解不能)
- ロシアのクリミア併合に関する話題(理解不能)
- 日本の津波の話、フィリピンの津波の話(津波の後の復興ってどうなってるの?など)
- 地震の話(高層住宅の地震対策など)
- ボン・ジョヴィの話(理解不能)
- タトゥーの話(若い綺麗な女性が左右に刺青してるのよ。的な)
日本で主婦が好き勝手に話しながらランチを食べているのと同じです。
ローカル過ぎて出てくる名前も街も分からず、そもそも政治状況等も把握してないし・・・。
日本にいる時「ビジネスより食事の場の英語が分からなくて苦労する」と聞いていたけど、よく分かる。
まぁ、私はビジネスもよく分かっていませんが・・・・。
最後には、「毎週土曜日にやってるから、これからもおいで」と優しい声をかけてもらいました。
そして食事が終わったら、雨季が終わりかけなのに、めずらしく大雨でした。
日本でもそうだけど、シニアの人は優しいですね。
家に帰って、彼らのMeetupのプロフィールを確認すると、テニスレベルは「初心者」「初級者」になってます。
本当なら、アメリカの「初級者」が日本の「中級者」と同レベルなのかな・・・。
今日は、サーブを打ったり試合をしたりが一切無かったから本当のレベルは分からないけど、玉のコントロールは上手だったけどな。。。