千葉県(市)の川や池の在来種調査を目的として、色々な川や公園の沼を回ってきました。
市内はカダヤシしかいませんね。
ちなみに、アメリカ原産のカダヤシはボウフラの駆除のために導入されました。
しかし、実はそのボウフラを捕食する水生昆虫の方を積極的に捕食してしまうため、カダヤシを放流するとかえって蚊が増えるという調査報告があります。
なんだかなぁ・・・。
坂月川でガサガサ
坂月川上流(若葉区小倉町)と小倉市民の森の狭間に「坂月川ビオトープ」があります。
坂月川ビオトープは、自然にできる限り配慮しながら、池や水路、散策用の木道等を設置し、水辺の生き物とふれあうことができる空間
平成17年4月に発足以来、環境学習や市民の憩いの場として活用され、ビオトープの機能が地域に定着してきています。
が、そちらには興味がなく、その名前の由来となった坂月川でガサガサしました。
最近、自然公園に「採取禁止」という立て札が増えてきて、ガサガサ記事を書きづらくなってきました。
しかし、ここでは持ち出しは禁止になってますが採取は禁止されていません。
小魚が泳いでいたので、網ですくってみました。
・・・・カダヤシじゃねーか!!
カダヤシは特定外来生物で捕獲や移動、飼育などが禁止されています。
そもそも、わかばネットの「若葉区を知るツアー」のサイトにも次のように書かれています。
鳥、虫、植物、の宝庫です。ホタルも飛び始めているそうです。
しかし、川には魚がほとんどいないそうで、「カダヤシ」というメダカに似た丈夫な魚がいるだけで、魚釣りには程遠い状況です。市民ネットワーク、山田 京子
一気にテンションが下がりました。
メダカはいないだろう・・・とは思ったけど、モツゴとかには会ってみたかったなぁ。
さすがにこれでは記事にならないので、もう少し探ってみました。
ヌマエビ類(ヌマエビ、ヌカエビ、ミナミヌマエビ、ミゾレヌマエビ、ヤマトヌマエビ、ヒメヌマエビ、トゲナシヌマエビ)だと思われます。
ビオトープや小川の生物調査では、川エビが網に入ります。その中で最も多いのが、ミナミヌマエビです。
特に、池や水田ビオトープのエビは、殆どこの種です。
と書かれたブログを見つけたので、ミナミヌマエビだと思ってます。
なお、釣りをしている人がいましたが「何が釣れるか分からないので、とりあえず竿を出している」との事でした。
また、15cmぐらいの魚が一瞬泳いで岩陰に隠れるのは見えました。
もう少し調査してみるかな・・・・・。
なお、浅いので低学年までの子供はビーチサンダルで川の中に入って遊んでいました。
また、ザリガニ釣りをしている子どもたちもいます。
アシの葉が多く茂っており、そこには在来種や中型系の魚がいるのかもしれませんが、確認できませんでした。