メダカを探して自転車で千葉市内を流れる都川を上流に向けて散策していると、
都川水の里公園
と書かれた公園を見つけました。
サクラが咲いているだけでなく、小川と田んぼがあります。
田んぼを見ると「オタマジャクシ」がいました。
小川には水草「オオカナダモは(アナカリス)」が群生しており、メダカのような小魚も確認できました。
これは、一気にテンションがあがります!!
あいにく、この日は採取道具がないので一旦帰宅。
自宅でネットで調べると、比較的新しくできた施設のようです。
平成22年4月に開園した「小川・田んぼエリア」(2.2ha)には、休耕田跡を整備した田んぼや
千葉市で最大の湧出量を誇る自噴井
(かつて田んぼに水をひくために掘られた井戸)があり、稲作体験ができると共に、さまざまな動植物が生息・生育しています。
さらにトイレ、手洗い場も完備で、絶好の生き物との遊び場のようです。
都川水の里公園でガサガサしてみる
公園に訪れた一般人のコメントがネット上に載っていました。
田んぼは生き物はいたのかもしれませんが見つけられず・・・直ぐに帰って来てしまいました。
いや、、、たくさんいるだろ・・・
大人から子供まで田んぼでの生物採取に夢中な姿を見てください!
バケツを見るとオタマジャクシ、タニシ、ザリガニ、ドジョウ、スジエビなどを採取してました。
さらに、この人のコメントを読むと・・・
小川の周りが整備されておらず草が生い茂っていました。
[利用画像] ARuFaさん
まあ、考え方は人それぞれですが・・・・。
湧き水に群生するこの自然は「整備」してはいけない類のものだと私は思う。
で、本題です。
ガサガサの準備をしてきたつもりでしたが、小魚が水草の茂みに逃げてなかなか捕まえられません。
ようやく一匹だけ捕獲しました。
メダカだと思ってましたが、横からみるとメダカでなく外来種「カダヤシ(メス)」です・・・。
[確認方法]「グッピー」と「カダヤシ」(「メダカ」)の捕獲と分類
一気にテンションが下がりました・・・。
都川水の里公園でセリを食する
テンションが下がり、一気にやる気がなくなったのですが、、
ふと、小川周辺の草を眺めてみると
セリが大量に生えてました!!!!
芹(セリ)は昔から日本に群生して食べられてきた山菜です。
確認したところ、ドクゼリではないようです。
ただし、どこぞのオバ様が
「きゃーセリよ!採って採りまくるわ!!」
と、あろうことか数時間かけて全て採取していまいました。
更には、
「きゃー野蒜(ノビル)よ!採って採りまくるわ!!」
「きゃーヨモギよ!採って採りまくるわ!!」
と、こちらも乱獲です・・・。
写真は乱獲途中で実際にはビニール3袋程度採取されてしまいました。
聞けば「滅多に来ないから全力で採取した」「ヨモギは味噌汁に入れる」そうです・・。
勘弁してください。
セリは根さえ残しておけばた来年も生えてくるけど、最近は「根が美味しい」と根こそぎ持っていく人も多いです・・。
ちなみに、田んぼの畦道等に生え、背丈が短く根が太いものを「田セリ」、水中に生え、根から葉まで比較的やわらかいものを「水セリ」と呼ぶそうです。
セリはそのままでも食べれて、少し苦味はあるがシャリシャリで美味しい。「せりご飯」なるものが巷で人気なので、今後は作ってみよう。
ノビルも前回の日記で知識がついたので、上皮を取り洗って食べてみた。
こちらは少しピリ辛だけど、コリコリして美味しい。
まとめ
都川を遠くから見ると、オイカワとかいそうな川なんだけど、近くで見ると非常に汚い・・・
でもルアー釣りしている人、浮き釣りしている人、大きな玉網で何かを採取しようとしている人を見かけました。
今後も調査を続けてみます。
【場所】千葉県 千葉市 若葉区大宮町258-1