コロナ禍に台湾へ行ってみた(2)。フリーSIM携帯とSIMが必須

現在、台湾には観光目的での入国はできない。

事前に台湾大使館 または 代表処において 就労・商務目的の 特別入境許可(ビザ)の申請・取得 が必要。

停留ビザ 商務目的 新型コロナウイルス防疫措置によりシングルエントリーのみ
居留ビザ 雇用・赴任・投資目的 台湾現地企業を通して労働許可の申請・許可が必要

これが、とっても面倒くさい。

 

また、台湾に入境後は検疫隔離がある。

2022年6月15日より、台湾入境後の検疫(隔離)期間が7日→3日になったけど。

基本的には隔離ホテルから3日間は外出は一切できない。

それが分かっているのでマネージャからの指示は木曜日からの入国だった。

なるほど!

 

木、金、土、日……とホテルで隔離した後に、
月曜日から現地の企業訪問ができるよね!

 

まぁ、なんて素敵なスケジュール!

さすがは上司!

土日はホテル監禁に缶詰で資料作りだ!

前回ブログの週末の観光計画なんて役に立たない最高の計画じゃねーか!!

コロナ禍に台湾へ行ってみた(1)。週末の観光名所の事前調査編
日本の夏は暑すぎる。って、インド人のハリッシュが言ってたよ!こんな日本で毎日通勤できるか!と上司に愚痴ってたら、、上司「だったら、お前、台湾に出張ね」…...

加えて、コロナ対策のため入境検疫系統登録完了確認(グランドスタッフに)を空港職員へ提示する必要があり、事前にスマホで登録して全画面のスクリーンショットを取得する必要がある。

ここで「電話番号」を登録する欄があるが、

 

  • 台湾でショートメールが受け取れる電話番号

 

を持っておらず適当に書いてしまった人間がどうなるのか?

今回はそんな日本人が台湾に入国して隔離ホテルに到着するまでの苦労話。

 

なお、隔離ホテルも自分で事前に予約しておく必要がある。

また、PC検査も日本で事前(出国3日以内)に受けておき英語の証明書を貰っておく必要がある。

午後から羽田空港から台湾に飛ぶ

出張の前日は準備などで早めに帰ったりする人もいる。

僕は出張当日の午前にプロジェクト区切りの大きな発表があり、徹夜で分析して資料を書いて発表したわ。

そして、その発表後にすぐに羽田空港に直行……いつもだけどハードだよね。

眠たくて仕方ない。

 

ダーレもいない……。

僅かの帰国者とビジネスマンだけだわ。

 

会社の金で寿司ランチでも食べようと思ったら、多くがCloseしており人も少ねーー。

 

ラウンジ(羽田空港国際線JALサクララウンジ)行ってみるか……。

こっちは混んでる。

でも食べ物が無いな、どうやって注文するのさ?

机についているQRコードをスマホで読み取って、食事やシャワーの予約をするそうだ。

 

ガラケーの人&スマホが無い人は飯が食えないww

 

じゃ、まずは「穴子寿司」でも食べるか。

 

まさかの半貫の寿司ww

この後、注文毎にお膳が出てきたww

不要なおもてなしww

台湾桃園国際空港に到着

飛行機から降り、空港内に足を踏み入れて直ぐに英語で

 

台湾SIMが無い人は購入ください

 

としきりに営業?している人に出くわす。

僕はその時、スルーしてしまった。

だって、台湾SIMは事前にAmazonで買ってるもん。電話やショートメールも使えるよ、さすが俺。

 

 

だけど繋がらない。

事前登録が必要だったっぽい。

飛行機内で初めて開封したら次のように書いてあるわ。

  • ご利用にあたっては台湾政府の指示により、身分証明書(パスポート・健康保険証)の2種類の提示が必要となります。
  • 台湾内にて安心・安全に通信利用いただくためであり、弊社専用サイトから利用登録が必要です。
  • 開通希望日の3日前迄に開通手続きをしませんと希望日開通が間に合わない場合がございます

今まで何度も他の台湾SIM買ってるけど、こんな事書かれているものはなかったし即座に利用できてたんだけど…………。

でも…、海外会社に「パスポート」「運転免許証」なんて個人情報渡すの嫌なんだど。利用登録必要だしさ。

 

ま、どちらにせよ開通時間が必要なので本日はどちらにせよ利用できないな……と。

と適当に考えて進もうとしていたが、入境検疫システム(入境檢疫系統)の確認の列に並んだ際に次の注意書きを読んで絶句。

 
 

 

ようするに

 

入境検疫システム(入境檢疫系統)に登録していた携帯電話番号に、ショートメッセージが届く

※日本の携帯番号を登録した方は、ローミングをしていればショートメッセージを受信できる。

 
 

購入したSIMカードの事前登録しておけば良かった……と悲しい気持ちになりつつ、長蛇の列を並ぶ。

 

 

そして超待つことになる……

 
 
 

長時間待つことになった責任男1

携帯出すアルヨ。
どれだけ滞在するアルカ?
SIM挿すアルカ?
(英語)

えぇ、、、これ会社の携帯だからSIM変えられると困るんだけど……。

知らないアルヨ。
だったら新しいスマホ買うアルカ?
(英語)

えぇ、、、会社に連絡して確認しないと……。
あ、ネット繋がらないや……。
英語分からないし、荷物受取所に部下がいるから、そこまで進んで良い?

良い訳ないアル!アホ!ハゲ親父!

(英語)

入国申請から英会話までを全て部下に任せて入国までの流れを知らなかった中間管理職。

荷物受取所で会う約束して別々に飛行機を降りたため、英語もできず何もできない……。

長時間待つことになった責任男2

携帯出すアルヨ。
どれだけ滞在するアルカ?
SIM挿すアルカ?
(英語)

イイっすよ。
これ俺のauスマホっす!

これau。
SIMロック解除してないの駄目アル。
ドコモかソフトバンクのスマホアルカ?
(英語)

いや、言ってる意味分かんねーーーーーwww。
アホか!後ろ待ってるから早く変えろや!

au駄目だって言ってるアル!アホはテメーアル!

(英語)

購入できるSIMは「中華電信」。

これはドコモかソフトバンク回線のみ対応。

 
 

僕、英語がよく分からないので日本語訳は少し間違ってるかもしれない。

なお、現地で購入したら「30日で1000台湾ドル」「15日で700台湾ドル」「5日で400台湾ドル」だったかな。

他のサイトを見ると「購入」ではなくスマホを「レンタル」できる可能性あり。
※ 「New device」と英語で言ってたけど、スマを購入/レンタルした人がおらず分からず。

現金で支払ったが、カードも使えると思う。

PCR検査と簡易検査キットの受け取り

次はPCの唾液検査がある。

3日前にPCR検査受けたばっかりなのに、マジカヨ。。

1Fへ一人でエレベータで降り唾液取得のビンと漏れた唾液を拭くためのティッシュを渡される。

そうそう、その前に滞在期間中に利用するコロナ抗原検査キットも受け取った。

そして、隔離部屋の中で頑張って唾液を出す。

前に貼られた張り紙がこれ。

2mlってしんどいわ、、と思ったけど、少しの唾液でスタッフからOKを貰った。

これを提出すれば、いつもと同じ入国手続きとなる。

隔離期間中の滞在場所(防疫ホテル)へ移動

ここから防疫タクシーに乗って予め予約しておいた防疫ホテルに向かうことになる。

防疫タクシーは、入国ゲートを通った瞬間に受け付け場があり、すぐに分かる。

事前予約前提だけど、現地会社が手配してない場合は基本的に乗ることになる。当日予約も可能な気がするけどね。

で、タクシーが準備されたら連絡がありタクシーに乗り込む。

 

あれ? いつものイエローキャブじゃんww

単に運転手が上に白衣着てるだけじゃない?

白衣でコロナ対策になるんだっけな?

ここに来てまさかのザル対応ww

おわりに

今の時代、ショートメール受信可能なSIMとフリーSIMスマホを持ってない人間は海外滞在はできない。

話が長くなったので防疫ホテルの話は次回に続く……。

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