「キャスティング東千葉店」が移転し、3月中旬から「キャスティング千葉稲毛海岸店」としてオープンするらしい。
千葉県千葉市美浜区稲毛海岸3-1-37
以前の店舗だと自宅から近かったが残念極まりない。100円から青虫が買えるし自転車で行ける距離でぶらぶらっと買い物ができたんだけど……。
昨年の上州屋の移転と同じで、「検見川浜突堤」での釣り人をターゲットにした進出だろう。
多くのYouTuberをも魅了する「検見川浜突堤」。
サビキ釣りシーズンになると外湾は待たないと釣り場が空いてないほどになる。
でも、皆さん知ってる。検見川浜突堤は冬は釣れない。
検見川浜突堤の12月と1月と2月の釣果状況は調査済だ。
3月下旬から釣りシーズンだと思ってる。
2月も釣れないからブロガー達が訪れなくなり、釣果状況が分からない。
ならば自分の足で調べるしかない！
嫌がる子供を「花見川緑地交通公園」に連れていくことで了承させ、夕方に訪ねてみた。
交通公園って無料だし、小学生低学年ぐらいまでの子供には楽しいだろうなー。
ここはゴーカート等の車類は少ないけど、子ども用のペダルなし自転車「キッズバイク（ストライダー）」は大量にある。
ストライダーはすぐに飽きるし購入しなかった。ここで遊べば良かったね。
でも親は何もやることない……
二月下旬の検見川浜突堤の釣果状況
陸地はコートが無くても散歩できる暖かさになってきた。
でも、スギ花粉の飛沫がヤバい。目が痛いよ、花粉症じゃないのにさ……。
昨日は、今シーズン一番の花粉飛散だったらしい。
そして、温かいといっても検見川浜突堤は風が強かった。
到着は16:30。
釣り場はガラガラ。というより時間帯的にも帰宅者が多く混み具合は参考にならない。
また、12月や1月と比べるとファミリーが多少いたり、釣り歴が浅そうな人々も混じっていた。
この時間帯だと、逆にその日の釣果を見て回れる。
釣り人に声をかけながら確認してみた。
マハゼ
投げ釣りでカレイ狙いで数匹釣れる。
「冬のボウズ逃れにはありがたい存在だ」とブログにはよく書かれているが、20～25cmに成長してケタハゼと呼ばれるハゼは貴重な存在。
この頃には10～20mの深場に移動する（落ちハゼ）ので、通常はボートや乗り合い船での釣りになる。
因みに「サビハゼ」や「シマハゼ」「ドロメ」「ウロハゼ」などを釣って区別なく「ダボハゼ」と呼んでる釣り人がいる。
釣り師は魚種の区別もプロであれ！と思ってる私には、「ダボハゼ」と呼ぶのは「魚釣った」「タイ釣った」と言うのと等しいので友達にはなれない。
マルスズキ
この時期に岸近くにいるシーバスは、カニなどを食べて生きている。
ハゼと同じくシーバスも深場に移動している時期なので、多くは釣れない。
とはいえ、この時期にルアーを投げて釣れるのはシーバスかクロダイぐらいだろう。
ツメタガイ、ホンビノス貝、サルボウガイ
と言うことで、
- ルアー
- 投釣り
と、いつもどおりだなー。
と思っていたら、ギャング仕掛けで釣っているファミリーを見つけた。
入口付近だ。
で、釣れている（引っ掛けている）のは、魚では無かった。
ホンビノス貝…大きいな。
こんなに貝が採れるの？ホンビノス貝はキロ1000円ぐらいだから、これだけで500円ぐらいの価値がある。
ただ、この場は根掛りが多いと思うので、聞いてみたら先程まさにロストしたらしい。
仕掛けは2つなので、あと1つ。
私も、ギャング釣りの経験は少なくない。
私の釣り方は、表層狙いだが、千葉で流行ってるギャング釣りは砂底をゴリゴリやって貝やカレイ狙いのようだ。
ギャング釣り
カットウ針と呼ばれるW字型の針にオモリを付けて遠くに飛ばし、素早く糸を巻いて海底にいる獲物を引っかけるようにして釣る。
「ギャング釣り」は、名前の通りその「強引」な釣り方を嫌う釣り人も多い。
私は大好きな釣法だが、千葉県内ではどこでも出来る釣り方では無いので注意を。
2月は陸っぱ釣りは釣果が期待できないから、ギャング釣りの人は一定数いるようだ。
ギャング仕掛けを自作するには？
ギャング仕掛けを買うと1000円〜1500円ぐらいする。
ロスト前提の釣りなのに、この価格。すき家の「たまかけ朝食」が一週間抜きになるわ。
ホンビノス貝が5個じゃ割に合わないね……。
なので自作しているというブログも多数見つかった。
- １．８ｍｍのステンレスパイプを折り曲げて作る。自転車のスポークでもOK
- 錘：１２号X２個＝２４号
- 碇針：２２号のフグ用４本針２個
自作方法
後学のためにまとめておく。
できる限り市販品を活用しつつ安く作りたい。ステンレスパイプを折り曲げるとか、やりたいくない。
引っ掛け-ハンガー天秤
一本あたり90円程度。
オモリは15号程度で、一つ80円。
ギャング針は2本で200円。
合計すると400円程度でギャング投げ仕掛けが作れる（支払いは1500円）。
これだけ集めればギャング仕掛けは大量生産できると思ってる。
これでも私には高いけどね……。
まとめ
ギャング釣りは話には聞いていたが、本当に釣っている人を見たのは初めてだった。
そして、ロストは多いが貝が採れるのは面白い。
ツメタガイとか調べてみると食べれるんだね。
人間って何でも食べるなぁ……。
