今年から高校生の家庭科で「資産形成」の授業が課せられた。
だけど教えるのは投資経験も貯金もゼロに近い非常勤で安月給の講師(偏見)。
知らないから教えることが出来ない!
という多数の意見が寄せられて、金融庁が教員向け・学生向けの解説動画やパワーポイントを用意した。
114ページあり資料も綺麗で教師用のカンニング文章もついてる。
[引用] 高校向け 金融経済教育指導教材/金融庁
だけど今度は「国が自助努力を求めているのか?」という質問が相次いでいるらしい。
頭を使わずに努力をしないで文句言う人が多いなぁーーー。
だから日本の株価って上がらないんだよ(イラ
世界時価総額ランキングを見ると、もはや日本企業はトップ100にトヨタ、ソニーグループ、ソフトバンクグループしか入ってないだろ!
[引用抜粋] 2022年世界時価総額ランキング/STARTUP DB編集部
本当のお金持ちとは、
稼ぎ方を知っているのでは無い。
増やし方を知っている人をいう。
バビロンの大富豪より
銀行口座にお金を置いていてもお金持ちにはなれない。
分かっていたけど、投資先が見つからず20年近くの歳月が経過してしまった……。
そもそも「投資信託」が嫌いだったんだよね……なんでだっけな?
時期 | 取り組んだ投資活動 | 学んだ知識 |
---|---|---|
2022年 | 外国株投資信託 | 米国・世界株インデックスしか勝てん iDeCo/NISA |
2021年 | 日本株バックテスト | Protoraの自動操縦(C#) |
2020年 | 日本株バックテスト | 機械学習によるバックテスト(Python) |
2019年 | Protraの改良 | バリュー投資(かぶ1000氏) |
2017年 | 日本株バックテスト | テクニカル指標、うねり投資(林氏) |
2015年 | (赴任で投資中止) | 米国で長期投資でFIREな人に会う アップル株で自宅購入な人、仮想通貨で儲けている人と会う |
2013年 | 日本個別株投資 | 外国株インデックスが良い(山崎元氏) 確定拠出年金制度 |
2010年 | (大損の社内発表) | 株価は業績で決まらない |
2009年 | 外国株投資信託 | 投資信託は糞(証券会社の養分になるだけ) |
2008年 | 信用取引 | お金に自分たちの為に働かせる事(金持ち父さん) |
2007年 | 自動スクレイピング | 株の自動売買(売買システム入門) |
2006年 | 日本個別株投資 | ドルコスト平均法(内藤忍氏) |
2005年 | 証券口座を作る | ライブドア・ショック |
2004年 | K-ZONEで仮想投資 | 3点チャージ法 |
2009年頃に海外の投資信託「ブラックロック-ラテンアメリカ株式ファンド」を半年以上保有したことがあったことが分かった。
リーマンショックの時期で資金が1/3まで減ったのか……マジカヨ。
でも、この商品を今まで持ってもいてもマイナスじゃん……
2012年~2021年の過去10年の平均利益「-0.18%」、リスク(標準偏差)「18.78%」。
ゴミじゃねーか!!
誰かが「今後はラテンアメリカが伸びる」と言われて買った気がするわ!ふざけるなよ!
改めて「インデックス投資は勝者のゲーム」ということを理解するのに13年が経過してしまった……。
過去の歴史を遡ると、インデックス・長期投資の重要性を教えてくれる先人が沢山いたのにね……
逆イールド(Yield)で米リセッションか?
ようやく米国の投資信託を保有し始めたが、米国市場にも不穏な動きが出てきた。
米債券市場で期間2年物の金利が10年物に急接近し、景気後退のサインとされる「逆イールド(長短金利差の逆転)」が発生した。
なにこれ?
米国債のイールドカーブが逆転すると、米リセッション(景気後退)の可能性が高まるらしい。
ちょっ……、僕が気付いたら大抵上昇は終わり。
なぜ逆イールドになるのか?
短期金利は中央銀行の決定する政策金利の影響を強く受ける。
長期金利は市場参加者による将来の見通しに影響を受ける。
市場が将来の景気後退を予測することで、短期金利よりも市場の影響を受けやすい長期金利が低下した。
ようするに多くの人はアメリカは景気後退すると考えているシグナル。
まじかよ……。
どうして景気後退が発生するのか?
短期金利と長期金利の差が縮小すると金融機関が利ザヤが取れなくなるから。
銀行は他の金融機関等から短期金利で資金調達して、長期金利ベースの利回りで企業に融資を行う。
しかし逆イールドになると金融機関が利益が出せなくなるので、銀行融資が滞り業績の悪い企業が倒産する。
だから実体経済に影響を与え景気後退する。
特に自己実現的に景気後退をもたらす可能性もあるそうだ。
ようするに、逆イールドの発生をもって投資家が投資資金の回収を行うらしい……
過去はどうだったのか?
よく分からないけど実際どうだったのさ?
- 2022年3月30日に、2年債利回りが10年債利回りを上回る逆イールドが発生
- 2019年8月14日に、2年債利回りが10年債利回りを上回る逆イールドが発生
- 2018年12月3日に、5年債利回りが2年債利回りを下回る逆イールドが発生
- 2007年6月15日に、逆イールドの発生
1年~2年半後にリセッションが来るらしい。で来たのはコロナショック。
逆イールド関係あるのかな……。
どちらにせよ、コロナショックの時はS&P500の株価が同じ水準まで戻るのに半年かかった。
米政府閉鎖の時には10ヶ月かかった。
リーマンショックの時にはなんと5年かかっているんだよね……。これは全世界株(オルカン)でもほぼ同じ。
まとめ
5年は出口戦略を考えている時期だと耐えられない。
「落ちた時は買い時」だどウォーレン・バフェット氏は語ってるっぽいけど、現金を大量保有できない個人投資家は購入できないじゃん。
2年後に5年ぐらいかかる投資の冬の時期が来るのかもしれない。
全資産を投資信託に一旦回すつもりだったけど、過去の暴落で学んだことをおさらいしておく。
- ① 暴落への備えとして買付余力は絶対に必要
- ② 悲観が広がったら底が近いので少しずつ買い下がる
- ③ 底打ちを確認してから買い始めるのは難しい
- ④ 何があっても積立は継続する
- ⑤ 米国株インデックスは必ず回復する