東京より涼しいマレーシア出張で食事・観光を楽しむ(出国方法・食事など)

盆休みが終わり、また千葉から暑い東京23区への片道1時間30分をかけた通勤生活が始まる。

 
 

と思ってたけど、盆の翌週はマレーシア(クアラルンプール)に出張だった。

飛行機で7時間超。

 

 

そしてマレーシアの方が東京より涼しい(天気予報では「雨」だけど雨季ではなく「曇り」が多かった)。

 

マレーシア人の信仰する宗教の6割がイスラム教、人種の7割がマレー人。

タブーも幾つかある。

  • 左手は使うことはタブー
  • むやみに握手を求めるのはタブー
  • 過度な露出はタブー
  • 人差し指を使うのはタブー
  • イスラム教徒は豚肉がタブー
  • ヒンドゥー教徒は牛肉がタブー
  • イスラム教徒はお酒がタブー
  • ギャンブルは基本的に禁止

出国手続き

事前手続きが多いと聞いていたけど結局「MDAC」だけだった。

デジタルアライバルカード(DAC)の登録(登録は入国の3日前から)

マレーシアの出入国管理局は、2024年1月1日からマレーシアに入国する全旅行者に、マレーシアデジタル入国カード (略してMDAC) をオンラインで提出することを義務付けた。

Access Denied

クアラルンプールは州でも市でもなく「クアルンプール連邦直轄領(WP Kuala Lumpur)」となる

出国当日に空港でも案内が出てるので待ち時間にスマホで手続きも可能。

自動化ゲート登録・KLIAファストレーンサービスは不要

クアラルンプール国際空港(第1&第2ターミナル)では、

 

日本人も自動ゲートの利用が可能

 

以前はマレーシア到着時にオフィスに行き、自動化ゲートの利用登録と本人確認が必要だった。今ではMDACを提出していれば自動ゲートが使える。

 

また3000円程度払って「有料の優先レーンサービス(KLIAファストレーンサービス)」を利用しろと書いてあるサイトがあるが、空港の案内人に聞いてもそんなものは存在しないし自動ゲートですぐに通過できる。

だったらサイトも閉鎖すれば良いのに、無駄金を失った……

東南アジアで必須の配車アプリGrab(グラブ)

マレーシアは現金を保有しなくてもクレジットカードだけで生活ができる。

タクシーはGrabというアプリで呼ぶのが一般的。

【2024年更新】東南アジアで必須の配車アプリGrab(グラブ)の登録方法と使い方
こちらの記事は2023年6月に初版を作成し2024年1月に更新済みです。使用している画像は初版時の画像のため、最新ではデザインやUIが若干異なる部分もありますが、基本的な登録方法と使い方に変化はありません。 東南アジアの旅行情報を調べている

日本のクレジットカードを登録してGrabを使ってタクシーを呼ぶ。

なお初回使用時には顔認証が必要なので急ぐときは注意を。

観光名所や食事を楽しむ

出張は会社の金で飲み食いできる福利厚生❤

マレーシア料理で検索すると、次の料理が有名みたい。

  1. ラクサ
  2. チキンライス
  3. サテー
  4. ナシゴレン
  5. バクテー
  6. スチームポート
  7. ロティチャナイ

現地駐在の方が定番観光地、定番店を案内してくれた。ありがたい。

アロー(Jalan Alor)通り(クアラルンプール最大の屋台街)

アロー通りは、マレーシアの首都・クアラルンプルプールにある、市内最大の屋台街。

マレーシアのローカルフードを格安で楽しめ、世界中で人気のあるマレーシア随一のグルメスポット。日本でいう上野通り。

200〜300メートルほどの通りには様々な屋台が軒を連ねていて、その端にはテーブル席とともに数多くのレストラン(中華料理、タイ料理、シーフード料理、ベトナム料理、マレー料理などなんでも)がある。

【アロー通り】

Jalan Alor, Bukit Bintang, 50200 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア

Dunian Durian(都念榴莲大排档)でドリアン・マンゴスチンを食す

果物の王様はドリアン

 

本当に美味しいドリアンはマレーシア産(深くて豊かな味わい)と言われている。

そしてマレーシアドリアンは数百種にも上り、「D+数字」のように登録順番で呼ばれ、一部有名な品種は名前まで付けられている。

 

名前 英語
猫山王D197 Musang King/Raja Kunyit/Mao Shan Wong 一番有名な品種。ソフトクリームのような芳醇な香りとねっとりした口当たり、ビタースイートの味
苏丹王D24 Sultan 生産量が一番多くもっともノーマルな品種。値段もお手頃。水分量が少なく甘みも苦みも控え目です。初心者ならここからスタートするのが無難
黒刺D200 Black Thron/Duri Hitam/Ochee 猫山王を超えて最高級のドリアン。生産量は非常に少なく、かつ価格も高騰。黄金色の果肉に豊かな香り、口に入るとすぐ溶けるほどトロトロで、すごく甘い前味とほんのり苦みのある後味がまさに絶妙なハーモニー
紅蝦D175 Red Prawn/Hong Har/ Udang Merah 果肉の色がより濃く、滑らかで蜂蜜のような甘い味で単純。夏だけ食べられる品種
紅肉D101 Mas 果肉は黄色ではなく赤に近い。爽やかな甘みに特殊なクリーム味がある

このお店では色々な品種を取り扱っていた。秤で計って購入し中身がどれだけあるかは運となる。

一番有名な「猫山王D197(左)」と最高品種の「黒刺D200(右)」を購入。

中には身がたっぷり(当たり外れがあるらしい)。

匂いは言われるほど特に気にはならなかった。

苦みの中に甘みがある不思議な味。「猫山王D197」は苦みが強く「黒刺D200」の方が濃厚で甘みが強く美味しい。

ただ果物同士を比べると、パイナップルやブドウ、桃の方が私には遥かに美味しい……。

 

果物の女王はマンゴスチン

 

同じ店に「マンゴスチン」も売っていた。

色や匂いが付いては駄目なので、ドリアンやマンゴスチンを食べるときはビニール手袋をする。

左右を押すと簡単に割れる。

マンゴスチンは糖分が16〜20%で、味はライチによく似ている。

食感に少し違いマンゴスチンはとろけるようなやわらかさ。

Wong Ah Wah Restaurant(黄亞華小食店)

通称偽ミッキーのお店Wong Ah Wah Restaurant(黄亞華小食店)で前述のJalan Alor(アロー通り)の一番奥まで歩いて行ったところにある中華料理の有名店。1番人気といっても過言ではない。

同じ看板のお店が3店舗並んでるが、どれも同じ店

お店の名物が手羽先・手羽元(鶏手羽ロースト)。

もちろんマレーシア名物「サテー」という焼き鳥風の料理も香ばしくて美味い。

なお人気店だけど接客や衛生面は良くない。

Restaurant Wong Ah Wah (ブキッ・ビンタン地区/中華料理)
★★★☆☆3.08 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999

Restoran Kee V (卫记辣汤之家)

肉骨茶(バクテー)はマレーシアを代表する料理の一つ。

「Telok Pulai Bak Kut Teh Restaurant(直落玻璃瓦煲肉骨茶)」や向かいの「Restoran Weng Heong(永香肉骨茶)」などが有名。

こちらの「Kee V」は赴任者の間で評判のなっているお店。

こちらの目玉は、スパイシーな鍋そして「肉骨茶(バクテー)」。

Restoran Kee V Sdn Bhd (プトラジャヤ/中華料理)
★★★☆☆3.00 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999

De.Wan 1958 by Chef Wan

ローカル風な店舗ではなく美味しいモダンなマレーシア料理を楽しみたい、目上の人と来るならここ。

 

マレーシアで最も有名なChef Wan(シェフ ワン)の手掛ける所有3店舗のうちの1店。

ミシュランガイドの「ビブグルマン」にも認定されている市内中心部SCセンター2階にあるハラルフード店。

【ハラルフード】

イスラム教(ムスリム)の戒律によって食べることが許された食べ物のこと。
全面的に禁じられているのは、「豚肉」と「アルコール」。

オシャレで値段も高い。目上の人と来る時には良いだろう。サテーは上品だったので屋台の味の方が私は好きだった。

De. Wan 1958 (KLCC地区/アジア・エスニック)
★★★☆☆3.05 ■予算(夜):¥2,000~¥2,999

【付録】ペトロナスツインタワー(Petronas Towers)

国立石油会社ペトロナスによって1998年に建造。モスクの尖塔(ミナレット)を思わせる、対になった2棟からなる特徴的な外観。

特に何をする訳では無いが夜景が綺麗なので夜遅くまで若者が多くいる。日本でいう六本木な雰囲気。

おわりに

帰国はレッドアイ(金曜日夜に出発して土曜日午前到着)で機内は寒くて寝れず体調不良に……。

ローカル店では皿を湯で洗ったので食中毒ではない。

 

建物も高く豪華で想像以上にマレーシアは発展しており、現地には日本人も多い。

少し足を伸ばせばシンガポールやタイも近いし観光・生活には良さそうな印象を受けた。

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