台北観光ならいざ知らず、他の田舎地域でタクシーを捕まえるのは難しい。
また夜になればなるほど流しのタクシーを見つけるのが難しい。
中国ではタクシー見つからず街頭も少ない夜道を真夜中に60分以上歩いた事もある……。
現地の人はアプリを使ってタクシーを呼んでいた。
だったら私も使いたい!
教えて、何そのアプリ?
Uberじゃだめなの?
と色々と質問して教えてもらい使ってみたので備忘録。
配車アプリ | 55688 | Uber |
---|---|---|
登録情報 | Googleアカウント、ローカル電話番号 | メアド、名前、携帯番号(日本もOK) |
車 | 黄色いタクシー | 登録された車(車のナンバープレートの文字は必ず赤色) |
料金 | 通常のタクシーと同様の変動制 | 乗車前固定金額による決済が基本 |
ドライバー | プロのタクシードライバー | 民間人(経験が浅めも多い) |
私が実際に使ったのは「台灣大車隊 55688」。
でも台湾でもUberが広く普及していてアメリカでは使った経験がある。
ウーバーイーツな宅配バイクも日本同様によく見かける。
台湾でUberやタクシーを呼ぶ方法
Uberは、2017年2月10日をもって台湾でのサービスを停止することを発表した。
理由は、中華民国交通部が「営業許可を持たず(情報通信業の認可だけで台湾に進出している為)に配車業務を行っている」ことから違法だと認識したため。
だけど2ヶ月後に業務再開。レンタカー会社との提携を通じて営業を再開することで政府と合意に達したらしい。
そんな状態だけどUberは存在する。
また、タクシーを呼ぶアプリも一般的。
Uberを利用する
世界最大級の配車サービスUber。
スマホからタクシーを呼ぶことができ、支払いはクレジットカード払いが可能。
タクシーといっても、Uberに登録した一般人がUberドライバーとなる。
台北はタクシー料金が安いが、Uberなら更に安い。
多くの説明サイトが存在するので割愛。
台灣大車隊 55688を利用する
台湾最大のタクシー会社「台灣大車隊」が配車アプリを提供している。
来てくれるタクシーは流しタクシーと比較して全体的に綺麗で、運転手の対応・サービスも良い印象を受けた。
使ってみると超簡単。
会員登録&初期設定(Googleアカウント、電話番号、英語化)
まずはアプリをダウンロードする。
次に会員登録をする。
日本にいる間であれば日本の電話番号でも登録できるらしいが真偽は不明。
コロナ禍の台湾では台湾SIMを購入することが義務付けられているので、そこで購入した電話番号を書けば良い。
またGoogleアカウントで登録が可能だ。
ログイン後は、言語設定から「English」に変更が可能。
これで終わり。あら楽!
利用方法
使い方も非常に簡単。
- 1. アプリに表示されるGoogleマップをクリックして、Taxiを呼びたい場所を指定する(GPSで住所選択可能だがズレる可能性があるので建物を選んで、住所指定するのが良い)
- 2. 黄色タクシーを選択し「Confirm order(注文確認)」を押す
- 3. 勝手に検索がスタートし、タクシーが選ばれる(上画面は広告)
- 4. 1,2分待つだけ
カップラーメンより楽!
一応、アプリに表示されている車体番号と車のナンバーが一致しているかを確認しよう。
そして一致していれば乗車すること。
一応、次のブログにも使い方が少しだけ掲載されているが少し古い。
タクシーが決まると次のように「どこまでタクシーが来ているか?」も把握できる。
なにこれ素敵。
そして、支払いは現金で問題なし。
【エラー】定位失敗(場所を特定できませんでした)
初日は使えたのに、翌日から次のようなエラーが出てタクシーを呼ぼうにも場所指定が出来なくなった。
この問題を現地の人にググって調査してもらったが、同件の症状の人は少なからずいるが「アプリの再インストール」で治ったそうだ。
とりあえず、その日は4回再インストールを試みたが上手く行かず……
翌日、翻訳を「英語」から「中国語」に戻し、また数回「再インストール」を行った。
すると2日後から問題なく使えるように変わっていた。
理由は分からないが試してみて欲しい。
おわりに
最初は位置特定できない問題により「まったく意味がない」と思っていた「台灣大車隊 55688」。
実際に台北以外の場所で観光に行ってみると超便利。
また「防疫ホテル」のフロントに「タクシーはその辺り走っているんじゃない?勝手に止めて」と言われて10分間探し回った事もあるし。
何より流しタクシーを捕まえるより、おもてなし感が高かった。
- 事前に日本人客と分かっているために、日本人向けのYouTube音楽を流してくれた
- 事前に日本人客と分かっているために、翻訳ソフトで会話する準備してくれた
- 助手席の座席を前に移動してくれた(後ろに乗った為)
運転手の名前も履歴で分かるし、忘れ物があっても連絡が出来る。
使って損が無いアプリ。
なお、台湾話はブログのアクセス数が極端に落ちたので、これで終わりにする。