サンノゼ・サンフランシスコ以外の日本町「ウォールナッツグローブ」

義理の父方の母がサクラメント・ルーミスで生まれたという情報を得たため、調査に乗り出した。

西海岸には「ロサンゼルス」「サンフランシスコ」「サンノゼ」に現在でも日本人街が残っています。

第二次世界大戦時に日本人移民が強制収容されるまでは、その他多くの集落がありました。

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  • サクラメント(Sacramento)
  • ウォールナッツグローブ(WalnutGrove)
  • ペンリン(Penryn)
  • ニューカッスル(NewCastle)
  • メリスビル(Marysville)
  • ソノマ サンタローザ(Sonoma Santa Rosa)
  • アイルトン(Isleton)
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サンノゼ(San Jose)日本町

まずは「サンノゼ日系人博物館(Japanese American Museum of San Jose)」で聞き込み。

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この博物館は図書館はまだ準備中との事で存在してなかった。

農耕や戦前戦後の暮らしぶりに関して展示してあったが、肝心の先祖の手がかりは得られず。

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博物館のスタッフに「サクラメントに関する日本人の歴史は『Barbara Takei』という方が詳しいのでコンタクトを取ってあげる」と言われたが、調べたら教授の方だったので、後日丁重にお断りをしました。

ウォールナッツグローブ(WalnutGrove)日本町

サクラメントから5号線を南へ車で約30分行ったところに「ウォルナッツグローブ」という小さな町があります。

場所としては「1250 B St Walnut Grove, CA 95690」の辺りです。

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戦前は「北米の愛知村」と言われたほど、愛知県西部からの移民が多く一時期は2000人以上いた町とのこと。

Wikipediaによると、現在18人の日系人が余生を過ごすカリフォルニア州ウォールナットグローブが、日本人町としては北米最後との事です。

次はこの街に手がかりがないかと行ってみた。

 

この街には、旅館、理容院、日本食品店、豆腐屋、銭湯などがあったそうです。ひな祭り」「盆踊り」などの風習もありました。

「八開村史通史編」には、1910年代後半時の地図が掲載されています。

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「Cストリート」を挟んで、「中国人街」と「日本人街」が存在します。
 

「河村床屋」は現在でも存在しました。

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未だ経営しているのか、してないのかは分かりませんでした・・・(10年前は経営されていた事を確認済)。

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「林商店」も現在も店舗はありました。こっちは明らかに廃業かな。

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本日見た限り「宮崎温泉場」という日本人でない方が経営している博物館?のみオープンしてました(観光は事前予約が必要のこと)。

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日本町周辺はとても寂しいですが、町の目の前には州道6号に沿ってサクラメント川が流れており、とても美しい町です。

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そして周辺には巨大な農地が広がっており、これは日本人が移民して開拓したものです。

日本人でアメリカに住む人であれば、一度は訪問して欲しいです。

ただ、この町にも先祖の手がかりは存在しませんでした。次回に続く。

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