先生「先生がこんな事言うのもなんですが、大人はひどい人ばかりです。
『若者は夢を持て!』誰しも大人はそう言います。そして君たちが夢を持った時、本当の将来の選択をした時・・・、
大人は『現実を見ろ』そう言うのです。」
私は小学生2年生の文集「おとなになったらがんばるぞー!」というコーナーの中で、
デパートの人
と記載していた。(以前の日記参照では「夢がない」と卑下してた。)
理由は、TV番組で「他店の赤字覚悟製品を大量に買い付け特売品として自社で売る」というデパートの社長を見たため。
高校生に「将来なりたいもの」を聞くと、11の職業しか出てこないらしい。
理由は、そもそも高校生で知ってる職業なんて限られているから。
同じクラス小学校2年生は「ピアノの先生」「テニスの選手」「サッカー選手」「教会の牧師さん」「けいさつかん」などと書いている。
そんな中「デパート」という具体的な単語を出し商売方法まで考えていた当時の私は、師がいれば実業家になれたと思う。
小学校4年時に同じような質問があり作文が残っている。その時に書いた内容は、
釣りをしながら世界一周する
同じクラスの小学校4年生が「サッカー選手」「教会の牧師さん」など2年前と変わらない同じ事を書く中、小学校4年時の私は
「将来なりたいもの」を書いても叶わないことを知っていた。
「何になりたいか?」でなく「どう生きたいか?」考えるべきだと知っていた。
ということ。実際、色々と自問自答して結論を出したとを記憶している。
中学校3年時にも同じような質問があった。その時に書いた夢は、
(前略)・・・・。
僕はハッとベットから飛び起きた。
「将来の夢=将来の自分が寝ている時に見た夢」と置き換えて作文を書いた記憶がある。
この時には、もう「先生が作文を読む」という点で価値を全く見いだせなくなっていた。
将来の夢が「アンパンマン・プリキュアになりたい」でも問題ない。
大切なのは、誰もやったことのない領域に対して
「アンパンマン・プリキュアになるために何をするのか?」
「これからどうやってその道を切り開くのか?」
をキチンと考えて書くこと。
キチンと書いた作文を笑う奴はゴミだ。
ちなみに、今までの全教師はあり得ない夢を語った生徒を鼻で笑っていたのを今でも覚えてる。
日本の教師・教育方針の中で「独創的な発想」「将来の夢への歩み方」を学ぶ事自体が難しい。
【2018年12月30日 追伸】
「アンパンマン・プリキュアになって、何をしたいのか?」を考えさせることが大事。
「将来何になりたいか?」ではなく「将来何をして社会貢献・お金を稼ぎたいのか?」を考えさせるべきかと。