情報革命で中央集権型から分散型に変わり企業は個人の主体性を尊重(2/2)

初の続編。ちょっと内容を追加。
 

 
アメリカと日本の違いと言うことを考えた時、一体何が基本的に違うのだろうか?
 

 
まず、歴史。
 

 
アメリカは1492年コロンブスのアメリカ大陸発見から歴史が始まる。
 

 
日本は1868年の明治維新からが本当の歴史の始まりである。
 

 
これが、現代では「アメリカは約10年後の日本」と言われるだけの差に
縮まったのは普通に考えれば凄いことである。
 

 
さらに歴史が長いヨーロッパ各国は、確かに評価される点を多数持っているが、
隣国と協同的政策が近年増して、アメリカとは完全に切り離されたと言ってよい。
 

 
中国などは、さらに歴史が長いが人口も多い。残念ながらまとまりがつかず、
中国4000年の歴史は4000年の眠りとなってしまっている。
 

 
第2に人種。
 

 
ヨーロッパからの移住に際し、アメリカの人種は多種多様でである。
 

 
また、アメリカが世界の頂点という概念を個人が持っておりプライドが高い。
 

 
「大和魂」と各国に恐れられた生き様は何処に吹く風…、日本人は流れに流されて
口先だけの軟派者が増してきた。
 

 
巨大大国で多くの人種がいる中、
アメリカ人は外界から多くの刺激を受けて生きてきたはずである。
 

 
やはり、その点が大きく日本と異なる点であろう。
 

 
最後は、教育。
 

 
アメリカの教育は、ほとんど小さな頃から放任制。
 

 
自分で目標設定し、自分で疑問を見つけ解決する。
 

 
この力が小さな頃から、ちゃんと身についている。
 

 
日本人にも、素晴らしい才能を持った若者は沢山いるにも関わらず、
現在の教育が根本から根こそぎ抜いてしまっている。
 

 
中学生までのレベルはアメリカに勝っているのに、どうして大学卒業後に大きな
差が生じてしまうのだろうか。
 

 
残念ながら、現在進められている「ゆとりある教育」は、さらなる日本人の学力低下
に拍車を掛けることになるだろう。
 

 
実は、アメリカは全体として皆がレベルが高いわけではない。
 

 
それに比べ、日本は全体として平均的な高度なレベルを目指してきた。
 

 
競争社会の中で、日本人全てが文字が書け、計算も出来る。
 

 
アメリカは逆にそれは無理である。
 

 
アメリカ人の一部の人間だけが突出し、全体的に高度に見えているだけである。
 

 
にも関わらず、美味しいところだけアメリカの真似をしようとする日本の姿勢は
誤りであり、成功はしない。
 

 


 
日本でも縦社会を崩したと言う「成果制度」を導入する企業が増してきた。
 

 
これも、アメリカの美味しい所取りの中途半端な制度である。
 

 
日本も色々考えての策であろうが、平成の「坂本竜馬」は登場しないものだろうか?
 

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