日経トレンディの2024年「ヒット商品ベスト30」この1年でよく売れたもの。
オルカンが堂々の第一位
だけど、ヒット商品一位になるほど流行しても「オルカン」の言葉を知らない社会人もいる。
例えばやるにしても銀行に相談するのか証券会社に相談するのか。
40代男性
そこは相談してはいけない2トップww
「親の年収1000万と親の年収200万の格差」が語ってるように日本も貧富の差が激しくなっている。
© NHK「週刊ニュース深読み 21世紀の資本主義はどこへ ~トマ・ピケティに問う~」
そして確定拠出年金の年率格差も確実に開いている
ちなみに僕は2012年から開始して
年末に年率単利17.2%、評価損益率が100%を超えた!
ブログを書いたのが2ヶ月前だったので、今は下落して悲しい状態になってしまったが……
三井住友信託 ライフガイドの「確定拠出年金(DC)」サイトには「シュミレーション」のページがある。
「外国株(=世界株:オルカン)」と「新興国株式」。
この図の年率単利は僕の調査と比較すると外国株(オルカン)が低すぎで、新興国の年率単利が高すぎだ。
一体いつのデータなのだろう?この数値は10年間変更されてない……。
このシミュレーションによって、DC開始した初心者がシミュレーションして最初に買うのが
「新興国株式」
そして無惨にも散っていった(=国債・定期預金に変更)……。
ただし昨年は多くの資金が「外国株式(オルカン)」に流れたようだ。
僕の契約している三井住友信託の確定拠出年金ではS&P500などは扱っておらず、その中でシャープレシオを考えるとオルカンしか選択肢はない。
「外国株(オルカン)」と「新興国株式」の年率とリスク
各商品の年間収益率の推移を載せておく。
商品名 | ベンチマーク | 累積リターン(1年) |
---|---|---|
ベイリー・ギフォードド世界長期成長株ファンド | 41.11% | |
インデックスコレクション(外国株式) | MSCIコクサイ | 31.76% |
野村世界REITインデックスファンド | 26.19% | |
世界経済インデックスファンド | 14.07% | |
DC新興国株式インデックスファンド | 14.82% |
これだけ見ると世界長期成長株ファンドが41.11%と高いが、過去5年間の結果を見ると外国株式(オルカン)とほぼ同様。
そして
新興国株式は糞商品
「オルカンは米国比率が多いから分散のために新興国や国内株を……」
とか言ってるファイナンシャルプランナーが、日本人の資産運用を駄目にした張本人。
ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド
2019年1月31日に設定。
長期の視点で成長が期待される世界各国の株式等に投資を行う……と書いてあるが、NVIDIA、AMAZON、NETFLIXと結局アメリカのテック企業中心のファンド。
2019年~2023年までの年率(単利)とリスク(標準偏差)は次のとおり。
- 年率(単利):25.00%
- リスク(標準偏差):40.30%
年数が短いしアクティブファンドだから参考にならないが、シャープレシオはかなり低い。
インデックスコレクション(外国株式)
2012年~2023年までの年率(単利)とリスク(標準偏差)は次のとおり。
- 年率(単利):18.35%
- リスク(標準偏差):18.88%
三菱UFJ DC新興国株式 インデックスファンド
2012年~2023年までの年率(単利)とリスク(標準偏差)は次のとおり。
- 年率(単利):9.09%
- リスク(標準偏差):15.26%
おわりに
インデックス投資するなら基本は「ほったらかし投資」だし、運用期間の長さで決まる。

今や同じ年代にも億り人はゴロゴロいる。