シリコンバレー滞在50日で分かった10のこと

シリコンバレーは石を投げれば投資家に当たる。と聞いてたので、すぐに起業家と親しくなれると思ったが進展なし。

引きこもって漫画見てる場合じゃないです。外に交流を求めて出なければ。でも、交流はどうやって…?

「面白法人かやっく」に勤めていて退職した「堤修一」さん(昨年4ヶ月間マウンテンビューで勤務)のブログには次のように書かれてました。

毎日のようにオフィスに有名人とか成功した起業家や投資家が招かれて、講演とかワークショップが開催されています。

AngelListとLinkedInにスキルと実績をしっかり書いて、住所をMountain Viewにしてからというもの、アメリカの会社から週2~3、月に10件ぐらいのペースでスカウトメールが来る。

日本で展開したら流行りそう、というサービスがごろごろしている。

石を投げれば投資家に当たる、というぐらい投資家がいます。

アメリカの大規模ハッカソンに参加し、入賞しました。

シリコンバレー滞在30日で分かった15のこと

こんな世界を想像して飛び立ちましたが、
何もありませんでした。

成功した起業家なんて見てません・・・。講演やワークショップなんて見たことないです・・・。

平日は、家に帰って冷凍ご飯をチンして食べるだけです。

休日は、買い物に行って、家で漫画見てオシマイです。

LikedInなんてコンタクト数0です。

そうです。受け身ではダメです。知ってます、分かってます・・・・。

とりあえず、私もシリコンバレーに来て約2ヶ月経過したので気づいたことを書いてみます。

1. ファストフード店でソーダを飲まない人も多い

食事は全てtoo muchなイメージがあるが、そもそも日本より値段が高い。

日本だってハンバーガー屋で2倍の値段出せばボリューム満点となります。

そして健康や節約のために、ソーダでなく水を飲んでいる人も沢山いる。

「水を下さい」と言うと透明なコップをくれる。

そして水は、ジュース注ぎ放題のどこかにボタンがあります。最初は非常に迷いました。


この機械では、赤丸のところです。

2. 米と水とビールだけは安い

ほとんどの物価は日本の1.5倍です。毎日のランチもチップと税金で約1000円以上かかります。

ただし、「米」と「水」と「ビール」だけは日本の半額程度です。


ビールは、350mlが日本の缶ジュースの値段でした。米も安い。

3. 食の安全は保証できない・・・。

食べ物は世界中の料理を食べることができる。味も慣れてきて美味しいです。

ただ、野菜を買っても1ヶ月間腐りません。ツヤツヤです。一体どんな薬を使っているのでしょう・・・

健康を考えるなら有機野菜を扱う「whole foods」「fresh&easy」「trader joe’s」「Sprouts」というスーパーマーケットでしか買い物できません。

なお「遺伝子組み換え商品」は、一般に70%の割合で使われており、区別がつくようにはなってません(whole foodsが2018年までには区別を付ける取り組みをするそうですが)

4. 「yelp」と「meetup」というWebサービスが人気

「yelp」は「食べログ」のようなサービスです。でも不動産やホテル、スーパーマーケットまで全てランキング化されてます。

旅行先では「トリップアドバイザー」よく使ってましたが(日本語だし)、それ以上に最強のWebサービスです。

「meetup」は共通の趣味のグループを見つけるサービスです。

日本ではIT勉強会・イベント参加のために「ATND」を使ってましたが、「Meetup」を使ってアメリカでも参加できそうなIT勉強会を見つけました。

5. テニスはUSTAに入って周囲の仲間を探す

アメリカでテニスをするには、USTA(アメリカテニス協会)に会員登録するのが一般的です。年会費は大人$42程度です。

登録時に「NTRP」という 0.5 きざみのテニスレベルを自分で自己申告することからスタートします。

その後、テニス情報誌が届き、登録情報に応じて周囲の大会情報やテニス仲間を斡旋してくれるそうです。

6. 聞いてはいたが、やはりアメフトの人気は凄い

今はプロアメリカンフットボールリーグであるNFLの優勝決定戦「スーパーボール」の話で持ちきりです。

今年は2月2日に開催。昨年の全米視聴率46%で、この日に買い物に行くと誰もいないそうです。

スポーツ名 チーム名
アメリカンフットボール(NFL) サンフランシスコ・フォーティナイナーズ
メジャーリーグ(MLB) サンフランシスコ・ジャイアンツ
バスケットボール(NBA) ゴールデンステート・ウォリアーズ

大人がアメフトの選手のカードを持ち歩いていたり、至るところにグッツ屋さんが存在します。

なお、私のアパート近くにリーバイス・スタジアム(Levi’s Stadium)が建設中です。来年から49ersが本拠地として使用するらしい。

賃貸アパートが凄い量で建設中で、ダフ屋が大量に契約しており賃貸高騰が始まっています・・・

7. 一日の歩く量が凄く減った

近くのコンビニまでも車の生活になり、万歩計は2500歩~3000歩/日で伸び悩んでいます。

日本で生活しているときは、「今日は歩いないな・・・」と思っても、「駅まで」「プラットフォームで」と結構歩いています。

運動を意識的にしないと体脂肪が増え、筋肉量は減るのは間違いないです。

8. 副業している人は多い。

家に帰ってから、自分たちで立ち上げたWebサービスや会社の仕事をしたりとアクティブです。

大手企業のマネージャと飲み会で知り合いましたが、アフター5にライフハックツール、コミュニティ寄付サイトを開発しているそうです。

9. 飛行機を操縦する経験はプライスレス

アメリカ人は、飛行機やスカイダイビング、スキューバダイビング、ヨットなど海から空から全てを使って遊びます。

私も飛行機の免許を取得している方に連れられて、2人乗りの飛行機で大空を楽しむ機会に恵まれました。

さらに、実際に飛行機を運転もさせてもらいました(助手席にもハンドル等が存在する)。

凄く緊張したけど、フライトシミュレーターとは全く違う「縦横上下」の体感はやみつきになりそうです。

10. 何もなければ、何も見つからない

子供の頃は「友達100人できるかな!ドキドキ★」と思っていたけど、いつの頃からか知人が凄く減りました。

一応、アメリカで飲み会やボーリング、ホームコンサートやホームパーティに参加して、社外で50人ぐらいには会いました。

でも、互いにWin-Winの関係になるには、自分自身も何か提供できる技術・知識が必要です。

何もなければ、何も得られません・・・・。

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