土曜日は新竹駅周辺の観光を行った。
少し台湾の歩き方にも慣れたので、日曜日は台北まで足を運んでみよう。
ただ何処に行くか?
「千と千尋の神隠し」のモデルになったという「九份老街」とか有名らいけど、赤提灯の屋台が並んでるだけでしょ?
この暑いのにエアコン無いし、街歩きは嫌だわ……。
夜のキレイな夜景だけなら写真や動画で良いよ……。
「鼎泰豊」や「寺」は昨日行ったので、下の基本モデルコースに従って本日は「国立故宮博物院」に行ってみよう。
「故宮博物院」は何やら「白菜」が人気らしい。何じゃそりゃ?
で、ここは新竹。
まずは新竹駅から台北駅に行かないと始まらない。
……。
乗り物に乗るのは大抵失敗するので、徒歩が良いな……。
新竹駅から国立故宮博物院を目指す
当日朝のバッフェ中に調べた情報によると、
新竹駅→台北駅→士林駅→国立故宮博物院
という道順らしい。
最初の関門「新竹駅→台北駅」を達成するために考えられる手段は4つ。
手段 | 乗り場 | 必要時間 | 価格 |
---|---|---|---|
台鐵自強号(特急) | 新竹駅 | 70分 | 177元 |
台湾高鐵(新幹線) | 高鉄新竹駅 | 35分 | 指定席290元 自由席280元 |
国光客運(高速バス) | 新竹(新竹轉運站) | 80分 | 135元 |
タクシー | どこでも | 60分弱 | 2000元 |
らしいけど、何も調べずに行くとどうなるか?
とりあえず昔「新幹線」に乗った記憶はある。前日の予約が必要だった気がするけど……。
とりあえず、昨日見学した「新竹駅」に行けば何かに乗れるっしょ!
と考え、早々とバッフェを食べ終えてホテルマンに
新竹ステーションにタクシーで!(ネイティブ風に)
新幹線(台湾高鐵:High Speed Rail)?
(ここで何も知らない人と思われたら困る……)
Of course(勿論!)
と伝えたために
高鉄新竹駅
と全く別の場所に到着してしまう……。
マジカヨ……。
で、英語も伝わらないタクシーの運転手に別の「新竹駅」に行きたいことを告げて、ようやく目的に到着。
8:20 新竹駅に到着
ふむ……何をどうやって購入して乗れば良いのか全く分からん。
こんな時は、現代兵器「グーグルによるルート検索」っしょ!
うん?
乗り場が少し違うんだね?
とりあえずグーグル・マップに従って到着。
英語も日本語が伝わらないので、グーグル・マップを見せると「9:00発」のチケットをくれた。
で「8で待て」と指で指示された。
確かに「台北」に行けるっぽい。
で、30分近く待たされて「乗れ!」という指示で乗った。
バスにねwww
新竹公園近くとか何度も止まるので「鈍行に乗った?」と思ったが、台北近くまではノンストップで進んでくれた。
今考えると、人は少ないし快適だった。
なお切符は回収された。
11:15 台北駅(台北轉運站)に到着
今度は間違えないように、バスの中で「故宮博物院」への行き方をググった。
主に2つある。
手段 | 乗り場 | 必要時間 | 価格 |
---|---|---|---|
タクシー | 台北駅 | 20分 | 290元 |
電車とバス | 台北駅と士林駅 | 約45分 | MRT25元+バス15元=40元 |
通常は電車とバスっぽい。
士林駅までは25元でMRT淡水信義線(レッドライン)を目指せば簡単に行けるらしい。
あぁ、これね。
券売機で「日本語」を選んで「25」を選び紙幣を払うと青い丸いプラスチックが出てきた。使えるのコレ?
10:50 士林駅に到着
台北駅から士林駅までは10分程度……だけど、もう11時か。
ここからはバス……らしいけど、バス停が周囲に見つからなかった。
さらにバス代はお釣りが出ないらしい。
現金を見ると500元しか無いじゃんwww
コインが1元も無いわwww
諦めてタクシーにした。
タクシーに故宮博物院に行きたいと伝えたら「空港(クウコウ)?」と聞かれて、焦ってスマホを見せながら向かった。
値段は145元。ネット情報より高かった。
11:10 故宮晶華で先にランチへ
故宮博物院に到着。圧巻!
だけど、日本語のパンフレットを受け取って「故宮晶華」へ向かう。
ランチが混む気がしたので。
受付で「電話番号」聞かれた。コロナ対策かな?でも……電話番号忘れた……。
ゴソゴソ調べていると「名前」を書けば良いってさ。
で、入ってみると一人で来ている人いないじゃん……ちょっと恥ずかしいんだけどww
で、メニュー表に白菜だけ載ってるけど、他の写真無いじゃんww
事前にググって調べたメニュー表と全く違うよ。日本語も無いww
- 翠玉白菜 220元
- シーフード入りタン麺 420元
- オレンジジュース 150元
10% 服務費
合計 869元(約4,000円)
高いwww
何だよ服務費ってww
相場料は「注文した金額×10%」が多いぞ。
で「初めての店ではメニューの左上を頼む」ルールで選んだ白菜。
単なるレンゲに乗った子供の白菜(ホテル風味)じゃねーかww
ネットでは「インスタ映えで注文する人が多い」と書いてあったけど、誰も注文してなかったわww
現地の皆さんはコース頼んで美味しそうだった。
12:30 故宮博物院の館内見学開始
値段は2018年1月1日より250元→350元と値上がりした。
そうそう忘れちゃいけない「日本語音声ガイド(150元)」。
これを借りないと何も分からない……が、
- 保証として写真付きの身分証明書(パスポート・運転免許証・身分証明書・在留カード等)が必要
- 身分証明証が無い場合は300元の保証金が必要
両方無いじゃん……
そもそも海外に来てパスポート持ち歩いてないって、完全に忘れてたわww
という事で諦めて、ネットでダウンロードできる少しの音声ガイドだけに頼った。
ということで英語で書かれて意味が分からないし、「肉形石」は2022年7月26日から貸出したようで無かったし、何を見たか覚えてない。
- 2色に分離した翡翠を清廉潔白を表す白菜に模した「翠玉白菜」
- 3層になっている石に加工を施した「肉形石」
- オリーブの種に8人が乗った船「雕橄欖核舟」
- 1本の象牙から21層の球体を掘り出した「彫象牙透花雲龍紋套球」
- 足を模した「毛公鼎」
日本の歴史専門なので何も分からないし人間観察してた。
「こども学習センター」があったり、子供向けのコンテンツや教材があって、多くの子供がシール貼ったりしながら学習してたのが印象的だった……ぐらい。
士林夜市へ行ってみた
さて「国立故宮博物院」も見学したし、台北駅周辺でアイスモンスター(氷の怪物)も食べるか……と思ったけど
士林夜市
という名前が目に入った。
「士林」と名前がついてるし士林駅近くなら帰り道だし行ってみよう。
(士林駅だと徒歩10分だぞ)
が、手元には500元しか無いので、またタクシーに乗った。
もう行き先は直接「士林夜市」で値段は160元。
で、店は何もやってないww
「大餅包小餅(春巻のようなもの)」「甜不辣(台湾風さつま揚げ)」「臭豆腐」「石頭火鍋」「蚵仔煎(牡蠣オムレツ)」「大腸包小腸(士林ジャンボソーセージ)」などが有名だぞ!
15:45 辛發亭でふんわりカキ氷を食べる
屋台はやってないけど、ここに有名なかき氷店「辛發亭」あるらしい。
台湾のふんわりしたカキ氷は「雪片冰」といって、牛乳で作った氷を削って産み出されるが、実はこの雪片冰は辛發亭が発祥。
事実かどうかさておき、まずは左上は「ピーナッツ」だったので、その下の「珈琲雪片」を選んだ。80元。
それに地元の方に人気なのが「珈琲雪片」と書いているブログがあったしね。
でも誰一人として買ってなかったわww そもそも、書いてるお前が地元の人じゃねーだろww
注文で多かったのは季節限定の「各種フルーツ」が乗った80元のカキ氷。
注文すると机を案内され、しばらくするとカキ氷が来た。人は満員。
あ、これきっと美味しいやつ。
確かに口の中で溶けて、昨日のカキ氷とは違って、どんどん食べれる。
味はコーヒー味のミルク氷はどこか懐かしい味。
例えるなら
江崎グリコの「PAPICO(パピコ)」
だね。
住所:台北市士林区安平街1號
営業時間:平日:15:00~24:00、土日12:00~24:00(夏期は深夜1:00ごろまで、冬季は土日も15:00〜営業の場合あり)
休業日:台風時
16:15 豪大大雞排で大きな唐揚げを食べる
そうそう、ガイドブックに従うと巨大なフライドチキンを食べるらしい。
店の名前は「豪大大雞排」。
事前に「切ってないよ・切らないよ」と中国語で伝えられるが、それが目当てで来てるのでしょう。
油で熱いので帰りの自強(急行)の中で食べた。
うん。いたって普通。ファミチキの方が美味しい。
そして、下1/3は骨で食うところ無いじゃん。
単なる見掛け倒し。
そして剣潭駅近くの巨大フライドチキンの方が、大行列だった。
住所:台北士林區文林路113號
営業時間:16:00~24:00
休業日:不定休
18:15 新竹駅に戻ってくる
帰りは17:00発の「自強(急行)」に乗って帰ってきた。
チケット購入したから搭乗まで5分。迷わなかった。
窓際の指定席だけど、クソのような男が先に座っており、仕方ないので通路側に座る。
このクソ男が、また開いて座るわ、腕は当てるわ、ヘッドホンの音は煩いわ、電話を大声でするわ……で、ちっとも快適じゃなかったな。
立ち客も多くて、真後ろに立たれても落ち着かない。
文章が長くなったので、幾つかの話は割愛。