運動音痴・・・・私のトラウマの一つ。
小学校4,5年生まで、逆上がりも出来ない、水泳で25mも泳げなかった。
小学生6年時の50m走のタイムは9.1秒(小学校5年生(運動部所属)平均と同じ)だったしね。
そんな感じだったから、中学1年生の時の運動会の対抗リレーで
一人に抜かされ・・・
また一人に抜かされた。
末代までの恥。消えてしまいたい気分だ。
リレーが終わった後、足の早い先輩から
毎日スクワットを50回やれ
と叱責された。
そこからスクワットを始めた。最初は20回ぐらいから。
風呂場で全裸でやると、
何だか不思議なエクスタシーーーーー
フォォォォォ!!
(c) あんど慶周 / 究極!!変態仮面
お陰でずっと続いた。
中学3年次、体育の先生に学級代表として卒業メッセージを貰いに行った時、言われた一言。
先生「印象深いのは、お前の異様な成績の上がり方・・ぐらいだな。」
このタイミングでは「なんの話?」か分からなかったが、担任から中学最後の成績表を受け取った時、体育の先生の言っていたことを理解した。
- 一学期 成績5
- ニ学期 成績7
- 三学期 成績9
「先生・・・・」
まだ温かみのある成績表をぎゅっと握りしめると、当時の先生との思い出が脳裏に浮かんだ。
【中間試験 問題12】
ペニスが大きくなる生理現象を何というか?
恥ずかしくて空欄で出してしまった・・・私。
女子生徒が書いているのを見てニヤニヤ笑っていた先生。
糞なセクハラ変態野郎じゃねーか!
そもそも、中学時代の先公なんて、どいつもこいつも糞だったよ。
そんな糞思い出もあったが、スクワットは高校に入っても続けた。
そして、高校ニ年時の体力測定では50mが7.0秒(高校3年生(運動部所属者)の平均)だった。
クラスの中では3位ぐらいの速さだ。リレー選手にも選ばれた。
この頃には、「自分は運動音痴だ」という気持ちは消えていた。
なお、体育の成績だけが内申点の足を引っ張っていただけなので、これで成績はオール4以上(5段階)となった。
我が子も私に似てスポーツが得意じゃない。
ボディイメージが悪いし不器用なので、頭でイメージしたように体を動かすことが苦手。
球技は思った方向に球が飛ばない、跳び箱は跳ねる場所とかタイミングがよくわからない、縄跳びは腕とジャンプのタイミングをうまく合わせられない。
なんでもソコソコできるようになるまでに、時間がかかる。
想定の範囲内だったので、小学校に上る前から縄跳び、鉄棒の練習をさせていた。
運動神経がなくて諦めている人は沢山いると思うが、単に体育の時間だけでは圧倒的に練習時間が少ないだけだ。
待ち時間も多いし、これでコツを掴むのは無理だ。
多くの子は習い事として「体操」をやってたり、スポーツ好きな子供は毎日何時間も外で遊び回って自然と学んでいる。
「鉄棒」を回れるようにする
何度か自宅に鉄棒を買おうかと思ったが、足掛け後転などをするとグラグラして危ないと思う。
私も幼少時代に自宅に鉄棒を持っていた。でも数回しか使ってない。
公園が良いだろう。でも最近の公園は鉄棒置いてないんだよな。
逆上がりの練習方法
合計で1年間かかった。
時間にして
80時間
ただし、10時間程度は戦略を誤った。
逆上がり補助板を使ってまわる(10時間)
逆上がりと言えばこれ。
小学校で見かける「逆上がり補助板」。
まずはこれを使って練習してみた。
私も使ってみたが、
これは最悪な道具
そもそも、逆上がりのコツとして
ボールを蹴るつもりで、思い切り足をあげる
その足を上げるためには、頭を下に下ろす勢いが大事
というのは間違い。
逆上がりが出来ない子どもを見ていて一番感じるのは、
軸となる鉄棒がヘソ付近から離れている
だと感じてる。
要するに、ヘソと鉄棒が離れない補助が必要なのに、この道具はそのサポートができてない。
ヒモを使ってまわる(60時間)
ネットを見ていると最強のドラえもん的グッツを発見
鉄棒くるりんベルト
これ、学校で買ったほうが良いよ、絶対。
紐でも出来るようになれば、子供もやる気がでてくる。
ネットでも神級の便利さと謳われている。
でも私には高い。私お小遣い制だし・・・・。
公園でも使っている家族がいた。借りたかったなぁ・・・。
で、こっちを買った。
これで、物凄く鉄棒に近づけてあげる。
10cmも離せば十分ぐらい。
これでずっと練習した。
結果として回れるようになった。
半年後にね。
長かったなぁ・・・。
紐だけじゃ無理なのか・・・・と何度も思ったよ・・。
ヒモなしでまわる(20時間)
ヒモで回れるようになり、ヒモの長さを長くしたり短くして練習する週が続いた。
で、2ヶ月経過した頃、ヒモをかなり伸ばしても回れていたので、ヒモ無しでやってみたら回れた!
さらに長かった・・・・・
だけど念願の逆上がりが回れるようになった。
勿論、親は見ているだけじゃ駄目。
見本を見せてあげる
腰を押して回る補助をしてあげる
これの繰り返しでイメージを掴んでもらうのが大事。
足掛け後転の練習
逆上がりができるようになり、ちょっと欲が出てきた。
本来は、逆上がりより前に練習する技だが、逆に難しいんじゃない?
出来るようになるのに20時間(3ヶ月)かかった。
これは足をしっかり振って、その勢いを殺さないで出来るかが大事。
腕立て後転の練習
さらに欲が出て練習した。
こちらは逆上がりより上級者向け。
これが出来れば、鉄棒の体育の成績はそこそこ良い気がする。
出来るようになるのに30時間(5ヶ月)かかった。
ただ、また出来なくなっているので、コツコツ練習のやり直し中。
縄跳びを飛べるようにする
最初は酷いものだった・・・・。
「飛ぶ」
というのを理解させるのが難しかった。
長縄を購入し一緒に飛ぶ
縄跳び持たずに形から入る
最初はここから入った。
ただ縄跳びはベランダでも出来るので、とことん練習。
「なわとび級表」を作成して少しずつ進めていった。
2重飛びの練習方法
子供は縄跳びを圧倒的に回す力が弱い。
大事なのは、次のようにネットに書いてある。
10秒以内に前跳びを25回跳ぶ
縄跳びを短くする
本当にこれに尽きる。
でも、25回飛ぶのは大変なので、5秒以内に12回とかでも大丈夫。
そして、補助するドラえもん的なグッツもある。
二重跳びマスター
これは100円均一のセリエにも売っているので間違ってもダフ屋から買わないように。
縄跳びを始めて4ヶ月ぐらいで、2重飛びが1回飛べるようになった。
勿論、交差跳び、あやとび・・・と全部10回以上は余裕で飛べるレベルになってから始めた。
一度飛べるようになれば、次は
二重跳び → 前跳び → 二重跳び → 前跳び
の練習をする。最初は難しければ、前跳びを何回飛んでも良い。大事なのは一度で終わらないこと。
1年後には2重飛びが3~4回飛べるようになった。
まとめ
子供は年長時代までの練習の記憶がない。
子供「逆上がりは何も練習してないのに出来るようになったの」
と友達に言ってる・・・・。
寒い中、お父さんは練習方法を色々と変えながら一年間教えてたのよ・・・
結局「努力」と「練習」が必要ななので、
チートで俺SUGEEEな異世界のようなものはない。
球技、陸上、器械運動・・・・教えるものは沢山あるが、自分で興味持ってやって欲しいなー。私は親に教わった経験ないよ、野球ぐらいだ。