[2020/06/06] 花見川で初めてのミミズでテナガエビ釣り(千葉市花見川区)

日経平均株価は2万3000円まで到達し、10日で25万円稼いだという同僚が言ってました。

釣り場を調査している場合じゃねーな・・・。

コロナが収束したら絶対面白いことあるんですよ。
なかなか苦しい状態がずっと続きますから。
コロナ明けなかなかのサイズが、短期間ですけれども、良型さんが釣れます。

by お笑い芸人の岡村隆史氏の発言の改変

前回、花見川下流での釣り状況を調査しました。

千葉市内の一級河川と魚種の再確認
近年、印旛沼水系でも頻繁に見掛ける様になった「お魚キラー」ですが、「ビンドウ」を含め定置性の漁具は大小に関わらず海での使用は禁止されています。これは千葉県のみならず、全都道府県共通です。昔は夏休みに子供が遊び程度に使うのは黙...

丁度、花見川では「テナガエビ」が釣れているようなので行ってみました。

「身近で、簡単に、楽しく、美味しい食材が調達できる!」

これが何と言ってもテナガエビ釣りの魅力です。

ちなみに、竿を出した経験はありましたが、食べれる魚類・甲殻類を釣ったのは14年ぶり、千葉県では初めてです。

テナガエビ釣り

本日は曇りで午後3時より雨予報が出てます。絶好の釣日和!

ポイントはどこ?

場所は、花見川の花見川区役所近くの瑞穂橋の下です。

近くに無料の駐車場もあると書かれていたが新型コロナウイルスの状況もあり怪しいので・・・・自転車で行くことにしました。

サイズは小さめのエビが多く、ここより少し上流にある、汐留橋付近のポイントが有名で瑞穂橋は人は少ないらしい。

ですが、午前8:10頃に到着すると既に2人の先客がいました。

場所的には橋の下なので暑さも無視でき良さそうです。


 

餌は近くの上州屋で前日に赤虫と仕掛けを買うのが一般的らしい。

でも、雨が降りそうだし前日に買うのはリスクが高い。

そもそも、関東圏の有名釣具屋(キャスティング、上州屋)は10:00~21:00しか開いてない・・・って、びっくりです。

※上州屋 稲毛店は、土日は4:00~営業

広島では「釣りたい時に、いつでも開いてる」のが釣具屋でした。

ミミズの方がエサ付けが赤虫より断然しやすく、食いも赤虫と変わらない・・・との事だったので、ミミズを探して二匹捕まえた。

海ゴカイは使ったことがあるが、ミミズを使うのは人生で初めてです。

その他、エサとしては「カニかまぼこ」も良いとのことで、これも持って行った。

仕掛けは、「手長エビ玉ウキ」の市販品。

ささめ針(SASAME) W-600 手長エビ玉ウキ 3-0.4

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初めてのテナガエビ

最初は「かにかま」で釣りを始めました。

ですが、アタリすらありません。

仕方ないので、貴重な「ミミズ」に変えようと、一匹取り出すと、テトラポットの間に落ちていきました・・・。

あと小さな一匹しかいません・・・。

泣く泣く使ってみるとと、すぐにアタリがありました。

テナガエビです。初めて釣りました。

結構、小さいなぁ・・・。

周囲の人はウキ釣りをしていましたが、私はウキを見ても全く動きが分かりません。

なので、ウキを外して脈釣り(投げ釣り)にしました。

ノベ竿も使ってましたが、リール竿を出して好きな場所に投げて、3分程度待って持ち上げるだけです。

ベテラン様はノベ竿をじっと見る釣りをしてましたが、あまり釣れてない印象を受けました。

もっと積極的な釣りをすればよいのに・・・・・。

 
 
その後、立て続けに5匹程度釣れて、ミミズはなくなりました・・・。

仕方ないので、ここからカニカマを利用します。

テナガエビを何度も釣ったのでコツが分かってますが、反応は虫エサに比べると、悪い印象。

というより、餌へのアタックはありますが、テナガエビが餌を口に運ぶのに時間がかかっている気がします。

また、カニカマの筋にそって割いて、ハリに付ける作業が大変で、更にエサ持ちが非常に悪い。

結局、すぐに餌が取れてしまい、カニカマでは一匹しか釣れませんでした。

ミミズが無ければボウズもありえたね・・恐ろしい。

 

大潮の干潮のため、のべ竿が届かない引き状況になってきた。


 
 

テナガエビは案外浅い場所をトコトコ歩いており、あまり遠くを狙う必要もない(具体的には水深は10cmもあればよい)が、カニカマで釣る気になれずに納竿。

ブクブクを使わず、水道水を2リットルのペットボトルに入れてたので、その中にエビを入れて持って帰った。これ便利。

計7匹中、2匹は死亡(冷凍庫行き)、1匹は弱り、4匹は元気だった。

子供と釣りをしたため、基本的に補佐が多かったが、一人で行けば20匹ぐらいは釣れるだろう。

餌をちゃんと用意していれば・・・・。

テナガエビを食べる

釣ったエビは食べます。

【材料】

  • 油 小さなフライパンが浸るぐらい
  • 料理酒 少々
  • 片栗粉 小さじ1

料理方法は次のように書いてあります。

  1. テナガエビを軽く水洗いする
  2. テナガエビをボウルに移し、料理酒に浸す
    • 料理酒の中につけ、約5〜10分ほど待つとテナガエビが動かなくなります。
    • これで締めの工程は完了ですが、勢いよく飛び跳ねることがあります。
  3. 再度テナガエビを水で洗い流す
    • テナガエビが締まったら料理酒を落とすため、再びザルに入れて水で洗い流します。
  4. キッチンペーパーで余分な水気をとる
    • 流し終わったテナガエビをキッチンペーパーで抑え、しっかり水気をとります。
    • そうすることで、高温の油に入れたときの油はねを防げます。
  5. テナガエビに片栗粉をつける
    • 片栗粉はうっすらまぶすだけでいいので、少量で大丈夫です。(10匹前後なら小さじ1杯ほどが目安)
    • 用意したビニール袋に、水気をとったテナガエビを片栗粉と一緒に入れシェイクします。
  6. 160〜180度の油で揚げる
    • 揚げ物用の鍋にテナガエビが浸かるくらい(鍋底から1〜2センチほど)のサラダ油を入れ、熱します。
    • テナガエビの回りに出ている気泡が小さくなり、パチパチと音がほぼ鳴らなくなったらOK。

てんぷらバッドの上に上げて余分な油を落とし、お皿に盛って塩を振りかければテナガエビの唐揚げの完成です。

 
 

なお、生かして持って変える理由は泥抜きをしないと食べられないから・・・・

でも、3匹死んじゃったよ・・・・どうしたら良いの?

必殺 泥楊枝ワザ

テナガエビの胃袋を爪楊枝で取り出す方法を見つけた。

頭から首の部分が黒いのが胃袋らしい。

  • エビのクチから竹串を入れて胃袋を取り出す
  • 泥や、食べた赤虫なんかが入っている
  • 竹串を尾の方向へ刺して引っかけるように引きだすと袋が出てくる

食べてみる

味が濃い、旨みが濃くて相当美味しい・・・・と書いてありましたが、確かに美味しい。

居酒屋の小エビの唐揚げなんか遙かにしのぐ味です。

特に、「手長」な部分がポリポリして酒のつまみとして人気なの納得です。

テナガエビは居酒屋では「川エビの唐揚げ」として出てくるものです。

※居酒屋ででる川エビの唐揚げは、安いチェーン店はスジエビ、少々良い店はテナガエビを使っています。

※普段スーパーなどでは売っていません。

小さくても美味しい。

まとめ

自転車で向かったので、翌日は筋肉痛です。

活かして帰宅したり、ミミズを見つけたり、足場に注意、仕掛けのお祭りに注意・・・と色々と精神力を使ったので、土日連続でいく体力はありませんでした。

  • 前日にミミズ(3匹~4匹程度)を確保(スコップ、カッターナイフいるかも)、アカムシ・ミミズを釣具屋で手に入れていること
  • 全体的に荷物が軽いこと(玉網は不要、クーラボックスももっと小さくて良いかも)

※「上州屋」でシマミミズが買える。「りんたろう(アカミミズ?)」が¥336、「熊太郎(中国へタネミミズ)」が¥346で、1箱に70~80匹入っている

※アカムシ(成虫になりにくい化学製品利用)は216円で数100匹入っている

キャスティングでアオイソメ10g購入(=100円)が、気分的に楽かもしれません。

ラジオペンチ(針外し)、タオル、真水、ペットボトルは役に立ちました。

なお、チチブやハゼが釣れる場合は、狙うスポットの光量が少し多めなのが原因のことが多い(なので狙う場所をもっと暗くて奥まった場所に変える)そうです。

釣行データ

タナゴ 新半月針・極小・0.3号で釣れるテナガエビは小さかった。

テナガエビ 2号で釣れるテナガエビは良型サイズでした。

まぁ・・そりゃそうだけど、沢山釣れて楽しめるのはタナゴ針かな。

[参考]

千葉市花見川区の3時間天気 - tenki.jp
千葉市花見川区の3時間ごとの天気、気温、降水量などに加え、台風情報、警報注意報を掲載。3日先までわかるからお出かけ計画に役立ちます。気象予報士が日々更新する「日直予報士」や季節を楽しむコラム「tenki.jpサプリ」などもチェックできます。
日時 2020年年6月6日(土) 午前8:20~午前11:30
干満時刻 満潮 17:58 干潮 10:55
天候・潮・風向 晴れ・大潮・北東
釣況(魚種・型・数・釣れた時間) テナガエビ 7匹(最長:体長7cm、ハサミを含めると全長13cmのオス)
釣行予算 エサ代  0円(捕まえたミミズ、カニカマ)
合計  0円
道具立て(竿・リール・道糸) のべ竿3.6m、リール竿2.1cm
仕掛け(針・ハリス・オモリ) タナゴ 新半月針・極小・0.3号、テナガエビ 2号
釣り方 ウキ釣り、ミャク釣り
タ ナ 15cm~30cm(タナが分からず脈釣りに変更)
エ サ カニカマ(1つ。余る)、ミミズ(2匹捕獲)
狙うポイント 10cm~2メートル沖
釣り場の規模 テトラポットで5人程度
足場の状態 コンクリートのテトラポット。椅子は置けない
海面までの高さ 50cm
水 深 10~30cm
海底の状態 岩礁地帯
潮の状態 停滞
駐車場の有無・料金 (自転車)
トイレの有無 近くの公園かファミリーマートがあるが、釣り場は離れにくい
入場料・渡船代 無料
混雑度 土日祝は3人
その他の情報 テナガエビ釣りセット2号針を拾う。根がかりは何度かあったが一度も針が無くなることは無かった

花見川区畑町2361より下流が気水域です。

6月終わり頃にはシーズンオフ。農薬と化学肥料が大量投下され水質が悪化するので、食べないほうがよいという情報もあり。

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