「九份老街」は、台北の東北約30kmに位置する山間の小さな町。
赤い提灯が連なる町並みは映画「千と千尋の神隠し」の世界観を楽しめると人気で、まるで映画のワンシーンのようなノスタルジックな雰囲気を醸し出している。
でも、行ってもこんな写真は撮れないんでしょ?
とくに日本人や台湾男性にとっては面倒というか、一度行けばいいかなという感じの町だと思ってる。
「個人的には不要ですが(笑)やっぱり一回は行きますよね……」
こんな会話が職場でされそうな観光地、これが九份。
僕は台湾に二ヶ月間以上いたのに、土日もほぼ部屋から出てなかった。
子供に算数を遠隔で教えてたのだが、みるみると偏差値が落ちた事にしびれを切らして、相方が今週の日曜日は教える事になった。
国立故宮博物院、士林夜市には昨年行った。
だったら「九份老街」に行ってみるかー。
僕はお金がない。いやクレジットは使えるけど現金がない。
なのでタクシー乗ったり現金の買い物は難しい。既に食べ歩きできないね……。
今回利用するのは「台湾鉄道」、安いから。
改めて台湾って縦に長いんだなーーー、「台中」「台南」「高雄」とかの方面には行ったこと無いな。
で、2時間30分か……往復5時間……日帰りシンドい。
なお「悠遊カード」はセブンイレブンでも100元で買えるので買っておいた方が良い。
新竹シェラトンホテルから九份への行き方(約3時間)
僕は観光目的ではないので台湾のシリコンバレー「新竹」にいる。
新竹シェラトンホテル、最も近い&安く台湾鉄道から「九份老街」を目指す場合には次の方法がとれる。
08:20 新竹シェラトン
↓
<自転車> 5元(13分)
↓
竹北火車站:302新竹縣竹北市和平街59號
↓
08:50 <電車:台湾鉄道1152> 86元(一時間半) ※1割割引(実際は95元)
↓
10:05 新北板橋公車站(もしくは萬華車站)
↓
<バス:台北客運・965番> 90元(一時間~一時間半)
↓
11:20 九份老街
のっけから自転車という誰にもありがたくないプランだけど、そこはタクシーでも構わない。
自転車だと5元だから。タクシーだと200元程度。
台湾鉄道の時刻表は予め下記で調べられる(でかけた日の時刻表)。
新竹シェラトンから九份へ向かう方法
なお台北客運「965番」は2018年9月より新しく運行を始めた。
バスは、台北MRT板南線の「府中駅」を起点としており「府中駅」の次は「板橋駅」を通る(「板橋駅」は台湾新幹線も通る大きな駅)。
これで直接九份へ向かう。値段は一律90元。
問題は運行間隔が40分~60分という長さ。まぁ行ってみれば何とかなるでしょ!
因みに板橋駅は大きいのでバス停も別の建物になっている。屋根繋がりの2階を歩いて次の案内版まで歩くこと。
新竹シェラトンから十分と九份への行き方
竹北駅(竹北火車站)に到着。
コインロッカーが駅の地図になってた、これ便利。
そして電車の中はガラガラだった、快適じゃん。
じゃぁ、さっそく鉄道に揺られながら九扮の観光調査を始めるかーー。
九份マップ作ってみた。食事処は好きなもの食べたら良いからいれてない。そもそも既に夜市回ってるだろうし、ここの店が特別美味しい訳じゃない。
で、夕方が魅力の「九份老街」に午前中に到着してもやること無いからねーー。
で、次の文字が目に飛び込む。
九份行くなら「十分」も外せない!
乗り換え駅は「瑞芳駅」らしいのだが、偶然にも今乗っている電車の終点だった!
おっ!だったら「十分」に行った後に「九份老街」に行こう!
急遽予定を次のように変更。
08:20 新竹シェラトン
↓
<自転車> 5元(13分)
↓
竹北火車站:302新竹縣竹北市和平街59號
↓
08:50 <電車:台湾鉄道> 139元(一時間半)
↓
11:10 瑞芳駅
<待ち時間>
11:58 瑞芳駅
↓
<平渓線> 19元 35分
↓
12:37 十分
<観光>
15:35 十分
↓
<平渓線> 19元 35分
↓
16:06 瑞芳駅
↓
<バス瑞芳火車站(區民廣場)1026> 15元
↓
16:40 九份老街
瑞芳駅から九份老街へのバスは次のとおり。
- 788
- 825
- 827
- 856
- 965
- 1062
また調べてみると「平渓線」は一時間に一本しか電車が来ないらしい(2023年6月の時刻表↓)。
行き帰りで乗り遅れたらマジで終わりだ……
で、どうなった?
怪我もなく着きましたよ。
猴硐駅にね
瑞芳駅で40分待ってようやく平渓線の電車に乗ったけど、スマホ見てた&に降車の人数が多かったために次の猴硐駅で降りてしまった……。
次に電車が来るのは1時間後……
十分、九份回るためのギリギリのスケジュールだったのに、しょっぱなからやっちまった……
どうする僕(つづく)。