「バスケットボールBリーグ」観戦は究極のホーム感と非日常を体験できる

スポーツ観戦は好きではありません。

身内ならまだしも、自分より稼いでいる他人の応援なんてやりたくないです。

 

 

もちろん、地元「サッカー(サンフレッチェ広島)」や「野球(広島カープ)」を観戦した事はあります。

でも、やっぱり、スポーツ観戦に興味は出ません。

 

そんな人でも「バスケットボールBリーグ」観戦は楽しめたのでレポートします。

熱気と会場の派手な演出は、スポーツ観戦のイメージを払拭しました。

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日本のバスケットボールって?

そもそも、前提知識がないので調べました。

2017年に男子プロバスケットボールリーグ、通称「Bリーグ」が発足しています。

そのB1に「千葉ジェッツふなばし」(千葉県船橋市)(2011年に創立)が所属しています。

千葉ジェッツは、2年連続で年間の観客動員数リーグNO.1を達成し、バスケット日本一を決める大会「天皇杯」で2連覇を果たしているチームです。
 
 

エンターテインメントや演出にものすごく投資しています。アリーナスポーツであそこまでド派手な演出しているのは、おそらくジェッツしかない。

チームの代表取締役社長 島田慎二氏より

 
 

千葉県は、
 

海がある事に誇りを持つ

 

しか差別化要素が無いと思っていたので朗報です。
 

これは、観戦してみる価値がありそうです。
 
 

B1に、どのようなチームが所属しているか?とか・・

千葉ジェッツの有名な選手とか・・、そんなものは知りません。

 
 

※ 富樫勇樹(とがし ゆうき)選手は、今年、日本人初の「1億円プレーヤー」で、試合中に黄色い声援が聞こえるとの事なので、覚えておいて損はありません。

チケットの購入で、ホーム側に迷う

チケットはインターネット上で購入可能です。

昔、初めて野球観戦した際に「アウェー観戦」となり、気まずい雰囲気だったので、注意が必要な部分です。

 

 

会場の席を見てみると、
 

「スター側」
「ジャンボ側」

 

と書かれています。
 

・・・どっちか「ホーム側」分かりません。

 

 
公式マスコットキャラクターが「ジャンボくん」なので、、「ジャンボ側」がホーム席?

専属のチアパフォーマンスチームの名前は「スター・ジェッツ」だから、「スター側」がホーム席?

 

 

数十分ほど調べて、ようやく理解しました。

 

 

スター側が「アウェー側」

ジャンボ側が「ホーム側」

 

 

なぜ、こんなに分かりにくい名前にするのだろうか・・・・。

間違えて「アウェー席」に座ったらどうするの・・・?

 

と思ってましたが、

 

杞憂

 
だったと、すぐに分かることになります。

会場の雰囲気はごく普通

残念ながら写真なし・・・なので公式ツイッター等から借用です。

 

 

場所は「船橋アリーナ」です。

登る階段から入り口まで、バスケットボール(選手)一色になっています。

チケット見せてアリーナに入ると、席に座るまでの通路は、食べ物やグッツのお店が並びます。

この辺りは、他のスポーツ観戦とも同じです。

公式ツイッターの写真は撮影が上手ですが、会場内は老朽化していて、全体的に少し汚いです。

圧倒的な「ホーム感」に驚く

席に着いた時は試合の数時間前でした。

そこから人が増え、試合一時間前にはほぼ満席になりました。

 

 

驚きです。

 

 

本日は「千葉」対「島根」の試合です。

島根ですよ?島根。

 

 
ガラガラだと思ってました。

因みに、広島カープと横浜DeNAベイスターズの最下位争いの応援席なんてガラガラです。

 

 
ところが、

 

 

右を見ても

真っ赤!!

 

 

 

 

左を見ても

真っ赤!!

 

 

 

 

観客は4500人以上いるそうですが、この
 

 

99%は千葉ジェッツの応援

 

 

それも、そのはず。

Bリーグは、会場全体が地元チームを応援する観戦スタイルをとっているからです。

 

 

まず、試合前に応援方法の説明が、チアガールから行われます。

そして、エントランスで貰える冊子を開くと横断幕となり、掛け声の練習を求められます。

 

 

Go Jets!(ゴー、ジェッーツ!)

 

 

選手登場シーンから司会者のトーク、全てが地元チームに向けたメッセージです。

アウェー客は肩身が狭すぎます(もともと関係者以外は来てない感じですが・・・)。

オープニング・ハーフ・休憩時間のショーが凄い

定刻になりました。

まず、プロジェクションマッピングなどを駆使した煌びやかなオープニングが始まります。

 

 

 

 
試合は10分毎に休憩となり、休憩時間毎にチアダンスもあります。

 

 

また、ハーフタイムにはチアのダンスショーをやったり、観客参加型のイベントが行われます。

 

 
 

他にも、この日はBMXライダーたちによるアクロバティックなAIR TRICK CIRCUSが行われました。

 

ハーフタイムでも観客の多くはビールやご飯を買いに席を立ちません。

ある意味、一つのエンターテイメントとして確立しています。

 

 

Youtubeにオープニング映像が上がってました。

生で見る機会のない方は、ご覧ください。

 

観客の試合中の応援(掛け声)が凄い

実は、一番驚いたのがこれです。

 

ハーフショーは確かに凄いですが、

  • アメリカンフットボール(スーパー・ボウル)
  • プロレス、格闘

等を見たことがあれば「まぁ、凄いね」という感じです。

 

「バスケットボール」の観戦が、他のスポーツ観戦と大きく異なること、それは・・・。
 

 

観客はずっと声を出して応援する必要がある

 

 

掛け声も決まってます。
 

 

【オフェンスの場合】

Go Jets!(ゴー、ジェッーツ!)

※ チームによって掛け声が異なります。

 

 

会場のモニターに掛け声が大きく写し出されます。

 

【ディフェンスの場合】

ディーフェンス!

 

 

ディフェンスも掛け声があり、こちらも会場のモニターにも大きく写ります。

 

何が凄いのか、よく分からないと思うので、動画を載せておきます。

 

 

ようするに、

観客は、ずーっと試合を見て掛け声を出し続けなくてはいけません。

 

バスケは10秒程度でボールの奪い合いが発生します。

それをずっと見て、「オフェンス」か「ディフェンス」か判断して掛け声を出す必要があります。

 
 

野球観戦は飲み食いする「居酒屋型」の観戦スタイルです。

約3時間の試合で、観戦に来た人たちと話したりビールを飲んだりで、試合を見ていない人も多いです。
 

一方、バスケットボールの場合は約2時間の試合の間に、プレーは1クォーター(=10分)4回です。
 

要するに、10分間の試合中、ずっと目を離さず声を出し続ける必要があります。

 

試合後は観客もヘトヘトです。

 
 

なお「フリースロー」も、味方の場合と敵の場合で掛け声が違います。

相手のフリースロー時、観客は次のように掛け声をすることを求められます。

 

 

Booo(ブー!)Booo(ブー!)Booo(ブー!)

 

 

何これ!!

自分がアウェー選手だったら、泣いちゃうから・・・・!!!

まとめ

スピード感のある試合展開と、エンターテイメント性あふれる演出を2時間集中して楽しむのがBリーグ流の観戦です。

説明では雰囲気が伝わらないので、興味がある方は実際に足を運ばれる事をオススメします。
 

 

※因みに私が観戦した試合は「ハロウィンイベントでスペシャル」とのことです。

※ハーフショーでチアガールのコスプレ、コスプレ姿でキャンディ配布などがあり一層華やかでした。

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