ちょうど昼休みの時間に差し掛かろうとしていた矢先、突然、スマートフォンのバイブが震えた。
私はスマートフォンの画面を確かめる。
全く見覚えのない電話番号だ。
不審に思いながらも席を離れ、スマホの受話器キーを押し、スマホを耳に押し当てた。
「もしもし?」
自分からは名前を伝えず、相手の返答を待った。
「もしもし、千葉県◎警察のものですが、〇〇さんの電話番号ですよね?」
太い声の電話主は唐突にそう切り出した。
「え・・?」
私は自分の耳を疑った。
一瞬で意識もろとも世界が固まる。
警察・・?
私が何か言う前に電話口の男は続けて言った。
「2017年12月に車の窓ガラスを割られた被害届だされてますよね?」
え・・・被害届?
・・・と、小説風な体裁で始めみたが、ここからはいつもどおりで。
車上荒らし犯人が捕まった
2017年 12月に、駐車場に停めていた車の窓ガラスが割られた→(詳細)。
それだけでもあり得ないが・・・
新車を購入して一ヶ月、乗車二回目
大晦日12月31日の昼間(マンマパスタ・バオバブ:ファミリーレストラン)
年末年始で自動車整備会社は休み
年始からは大雨で窓無いまま野ざらし
会社のパソコンが盗まれる
窓でなくドアも一部損傷し、30万円程度の被害
と、踏んだり蹴ったりな新年の幕開けを経験した。
「その事件が一体何なのか?」
と思ったが、警察から発せられた言葉は、まったく想定していなかった内容だった。
「その事件の犯人が捕まりました。」
「支払い能力がない人物なので、残念ながら被害請求はできませんが・・・。では。」
電話を切ろうとするので、慌てて止めた。
「ちょっとちょっと・・・。いくつか質問があります。」
こっちとしても、再発防止に向けて犯人がどんな人物が知りたい!
どこまで教えてくれるかな・・・
と思ったら、上機嫌なのかペラペラ話してくれました。
それによると・・・・
- 千葉県木更津に住んでいる、ヤクザの下っ端
- 今までに100件以上の前科を持ち、ちょっと知れた人物
- 年齢51歳の男性
- 日本人
- 千葉だけなく関東圏の車上荒らしを日課としていた
- 今回、刑務所に入る事になり、事件を片っ端から思い出してもらったところ、大晦日の事件も吐いた
ドアも一部破壊されたやり口が荒いので、プロファイル上は外国籍だと言われていた。
まさか日本人で常習犯だとは・・・。
警察にきっぷ切られた
千葉市内には31駅にロータリーある。
しかし、中には一般車両が進入禁止となっているロータリーがある。
次の4駅だ。
- 海浜幕張駅
- 検見川浜駅
- 千葉みなと駅
- 鎌取駅
たとえば、鎌取駅の南口は「バス専用ロータリー」と「一般車両ロータリー」に分かれており、わかりにくい。
ちなみに千葉市街の千葉県内では、「JR成田駅」の1駅。
これを知らずに車で駅で待ち合わせすると、間違った瞬間逮捕される。
警察「どこから来たの?」
警察「初めて来たの?」
警察「初めてでも、全員同じように取り締まっているのでね。」
警察「電話番号は?」
警察「会社名は?」
警察「カタカナ?英語?」
「初めて来たの?」はなぜ聞くのか?誤って入った運転手を逆なでしているとしか思えない。
この駅のロータリーの理不尽さはTwitterで目にする。
掲示板でも書き込みを目にする。
そもそもなぜ警察が警告を発するわけでもなくその地点で待ち伏せをしているかというと、その地点が違反者が多く、かつ容易に検挙できる「ドル箱地点」だから。
わざと右折禁止の先とかで警察が待っていたりする。
多くの人が間違うなら、どうにか状況を本質的に改善できないのか?
大事なのは「未然防止」
検挙率が下がった場合には「ノルマなし」どころか、「+α」な報酬があっても良いのでは?
【KPI例】昨年の検挙率「-○%」(単に検挙をサボっただけと区別するために、他の管轄に測定してもらう)
まぁ、警察の偉い人がそんな事を考えるはずがない。
下記が一番言い当ててる。
ドライバーとして、どのような対策がとれるだろうか。
一つには、大きな駅の駅前には近づかないことが有効だと思う。
大規模な駅は、このようなロータリーがあったり、バス以外は進入禁止であったり、いろいろな規制がある。
そうした規制の多い場所には、はじめから近寄らない方がいいのかもしれない。【引用】左折禁止取り締りポイントの研究