The Japan News(旧THE DAILY YOMIURI)という英字新聞で定期的に開催されている翻訳コンテストというものがあるらしい(by 親族)
そんな英字新聞は見たことないので、読売新聞社に電話したところ、関東圏では部数は少ないがファミリーマートに置いてるとのことだ。
この新聞の“TRANSLATE THIS”(英文和訳)または”TESTING TRANSLATION”(和文英訳)というコーナーで、毎週木曜日に英文和訳、和文英訳の問題が掲載されている。
題材は実際の新聞記事(原文と一部異なる)で、3段落ほどの短い文章。
それを全文翻訳して、メール(または郵送)で指定された締切日までに提出する。参加は無料。
ちなみに景品も出るようで、最優秀2500円、優秀1000円、佳作500円(2018年10月現在)。
昨年は、社内で受賞することを目標にしていた。
が、何だろう。
社内受賞って、何か虚しい・・・。
で、次は社外受賞したいなあ・・・。
と思うものの、ビジネスコンテストとか、ハッカソン、プログラミングコンテスト・・とか社会人の受賞は難しい。
そんなとき、偶然この新聞を見つけた。
私の英語力は高くないので、翻訳の仕事を目指す人達に勝てると思ってはない・・・
とりあえず、無料だし受賞するまで翻訳方法を学ぶために挑戦してみるか・・。
てな気持ちで、「Google翻訳」「関連記事」を活用して応募してみた。
※そもそもの目的は妻が英語の勉強好きなので「賞でも取ってみる?一緒に出してみる?」でした。
二週間後・・・
佳作を受賞しました
(優秀1名、佳作4名、応募151名)
一回で受賞するとは思ってなかったので、驚いた。
意訳を越えた翻訳だったけど、それでも良いんだね。
そして、社外受賞も達成しました。
※ただし「妻の受賞」という本来の目的を逸脱した行為によって、波風が立つことに・・・。
そして、商品も届いた
受賞した週の土曜日に、図書カード500円分(有効期限2032年12月31日)と、自分の名前が掲載されている新聞(名前部分に付箋付き)が届きました。
受賞して何か変わったか?
新聞に名前が載っても、誰の記憶にも残らないしアーカイブもされてない。
何も変わるわけないでしょう。
でも、就職活動には役立つようです。
就職活動時に自分の氏名と訳文が掲載された紙面をコピーして、書類と一緒に送りました。
翻訳学校の先生も「書類選考で落とされる確率は確実に減ります」と、この方法を推奨していました。[抜粋] The Japan News翻訳コンテスト(週150円)で翻訳を独学より
ただ、私の場合は英語が苦手なので、あまり自慢できない。英語の仕事が振られたら終わりだ。
新聞和訳は英語力よりも、国語とか執筆力が試されている気がするね。
文章自体の訳はGoogle翻訳で十分じゃね?
早いし無料だし、今回の結果は150人の翻訳者の卵の翻訳より優れていることを証明してしまったのでは・・・?
要するに使い方次第だよね。
優秀賞とか最優秀賞を取ると何か違うのかな?
とはいえ、昔からコンテストに応募しても一位になった経験はないので、佳作で満足。
で、次はどうするの?
翻訳の受賞じゃ私の満足は満たされません・・・。
次は、違うジャンルでコンテストを探してみる。
【おまけ】講評と比較する
講評で指摘されている重要な点が全て抜けていました・・・。よく佳作だったなあ。
- 月曜日 → 9月3日(日本では曜日より日付を使うのが通例)
- 観者を真っすぐ見つめている → 見るものを見据えている姿が描かれている
- (抜け)→史上最高額となる
- かもしれない → との憶測がある
- 展示される予定 → 展示が予定されていた
私の訳は次の通り。読み直すと日本語として読みにくい。
でも、何を言われても既に受賞済みなので、気にしな~い。
体裁より、超意訳のインパクトで佳作だと思っている。二度目は通じないだろうさ~。
【ドバイ】アブダビ文化観光局は月曜日、仏ルーブル・アブダビでの展示予定だったレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「サルバトール・ムンディ」を無期限延期すると発表した。
この油彩画はキリストを描いたルネサンス期の作品で、ラテン語で「世界の救世主」というタイトルを持ち、11月にニューヨークで開催されたクリスティーズのオークションで4億5000万ドル(当時のレートで約508億円)で落札された。絵画には水晶玉を持ち青いローブを身にまとったイエス・キリストが描かれており、観者を真っすぐ見つめている。
絵画は9月18日から展示される予定だった。アブダビ国営英字新聞のナショナルは月曜日、絵画の公開に対して「美術館は11月11日の一周年記念に向けて延期したのかもしれない」とオンラインで伝えた。
(AP通信)