NHKでおなじみの夏休みの「ラジオ体操」。
1928年に放送開始され、1930年に東京の神田万世橋署の巡査が「子どもの早起き習慣を促す」目的で夏休み期間中の実施を始めたことをきっかけに全国に普及。
© 仲曽良ハミ 受験生の葛藤や、ラジオ体操でやたら張り切る人
30数年前(1980年代後半〜1990年代前半)は多くの地域で夏休み期間中ほぼ毎日(お盆を除く)実施されるのが一般的だった。
しかし少子化、治安、交通、災害問題もあり各学校でノータッチとなり2010年代中盤(2015年頃)から1〜2週間程度の実施が主流となっている。
そんなラジオ体操だけど、夏休み期間中に行われる「巡回ラジオ体操会」が 2025年7月25日(金)千葉県千葉市にある千葉公園の芝庭で開催されるそうだ。千葉開府900年 事業の一つ。
千葉市では29年ぶり
昭和時代の私は子供の頃
「取材される公園ってどうやって選ばれてるのだろう?うちの公園にも来て欲しい」
と思ったことがある。
これは是非とも参加しなければ!
NHK巡回ラジオ体操に参加してみた
事前にWebサイトで確認。朝早いな……
事前確認サイトはこれ。あまりにも詳細なので今回のブログ文章の多くは、そのまま引用。

6時前に参加してみた
放送は6時半からだけど、本番リハーサルがあり朝の6時から始まる。
眠たそうな子供を起こして6時前に到着。昭和時代には当たり前の光景だったけどね。
© 仲曽良ハミ 受験生の葛藤や、ラジオ体操でやたら張り切る人
整理券を貰ったが「B-559」。
つまり1,500人は既に来ている計算になる。凄い……。
会場には壇が3つ設けられていた。また、かんぽ生命の、のぼり旗がたくさん掲げられている。
これはラジオ体操の生みの親がNHKではなく、かんぽ生命(旧逓信省)だから。
来賓のあいさつ
体操会は朝の6時ぴったりにはじまり、はじめに来賓として招待された、千葉県千葉市長が中央の壇上に立ってあいさつ。
その後、かんぽ生命とNHK、そしてラジオ体操連盟の関係者が同様にあいさつ。
リハーサル
来賓のあいさつは10分ほどで終わり、6時10分からリハーサルが行われた。
ピアノ演奏者、体操指導者、そして男女2名のアシスタントが簡単にあいさつして、体操指導者が中央の壇に、アシスタントが左右の壇にのぼった。
昭和時代にはラジカセを聞いてラジオ体操をしたが、実際はピアノの生演奏に合わせてラジオ体操をする。
そして体操指導者に合わせて、
- 手拍子と拍手
- おはようございますとごきげんようの声出し
- ラジオ体操の歌
- お約束の声出し(ラジオ体操第一の途中で、腕の動きに合わせて1から8まで順番に掛け声をかける)
の練習をする。
リハーサルも10分ほどで終わり、6時20分からはみんなの体操という、ラジオ体操とは違う体操をしてウオームアップした。
みんなの体操は7分ほどで終わり、6時27分から29分まで水分を取るなどの休憩をして、6時29分(放送開始1分前)にスタンバイ体制に入った。
そして本番
本番はさすがに写真撮ってない。
でもアーカイブが置いてあるよww

参加記念品は何だったのか?
終了後は記念撮影する人、記念品をもらう為に並ぶ人とカオスな状態となった。トータル2,000人超えらしい。
熱中症になりそうなので一旦帰宅。暫くして私だけ戻ってきた。
中学生以下も一緒にいたら「お菓子の詰め合わせセット」も貰えたけど、親だけなので、記念品はこんな感じ。
特に記念品目当てじゃないから良いけど、子供にはお菓子を別途買ってあげるか。
おわりに
終わってみればスグだった。
でも、昭和時代の人達なら「近くで開催してるなら参加したい」と思うじゃないかなぁ。
思い起こせば、子供の頃に死ぬまでに達成したかった100の1つと思う。あとの99個は知らんけど。
40年経過して子供時代の夢を達成。
ここにアーカイブされるかと思う。
