何度か足を運んでいる「検見川浜突堤(K浜突堤、稲毛海浜公園)」。
先週に続いて、昨日/今日も足を運んだ。
昨日は、トリックサビキを一瞬で根がかりしてしまい、即退散。
今日は、トリックサビキを二つ買ってきた。
トリックサビキの値段は高いので、二つ針でなく、一つ針にした。
もう、胴付きじゃん。胴付きよりハリスは短いけど。
Marufuji(マルフジ) P-009 豆アジトリック 4号
使ってみた感想は、アミエビを手で付けるので、一本針でも同じ。
金色/銀色の針が良いのか色々と釣れるし、値段が250円と他が300円台と比べると安く経済的。
因みにトリックサビキって何?な人は、これ見てね。
釣れた魚は少ないが、色々とポツポツ釣れた
天気もよく暖かい。
どうせ釣れないだろうな・・・と思いつつ、まずは内湾を確保。
竿を出していると斜め後ろの学生達が帰ったので、すかさず外湾を占拠!!
激込み!!
ユーチューバーも紹介して、ルアーでスズキやイナダも釣れるため大人気釣り場。
アミエビも良い感じで撒き散らしており、良い感じで乾燥していたので、自分のトリックサビキの餌にさせてもらった。
私は「スピード餌付機」を買ってない。
あの餌付機の掃除が嫌だし、直接針に餌を付けたほうが餌持ちも良い。
では、釣りスタート!
12:30頃 外湾でサッパ、マサバ
ポツポツとだけど、小さなアタリがあった。
マサバ(スズキ目・サバ科)
サッパ(ニシン目・ニシン科)
まぁまぁ食いは良くて、落として釣れる時は釣れる感じ。
でも、ハプニングもあった。
40cmぐらいのボラがかかって、持ち上げようとしたらハリスが切れた・・・・。
0.6号じゃ駄目だわ・・・
20cmぐらいのコノシロの引きが強くて、隣の人とお祭りになり落ちた・・・・。
隣の方、ごめんなさい。
ブルーな気持ちに・・・。。
が、マサバが釣れた。
釣れれば糸がよれ、捌けばアニサキス・・、それがサバ
ちなみに、腹まで黒い斑点であれば、そのサバは「ゴマサバ」。
14:30頃 外湾でコノシロ
潮が完全に止まった・・・と思っていたが、底で動かしていると釣れた。
コノシロ(ニシン目・ニシン科)
数時間前に糸が切れたし、持ち上がるかな・・・と思ったが、ハリス0.6号でも何とか持ち上がった。
この時間は釣れなかったので、魚の頭を落としたり、お菓子食べたり、他の釣り人の釣果を見て歩いたりしていた。
コノシロは大きいので、道歩く人が見て覗きに来る。
ちなみに、このコノシロという魚、幼魚の頃は「シンコ」という名で高級寿司屋で出されるような幻の魚。
成長すると「コハダ」となり、これも有名な寿司ネタとして活躍する。
しかしさらに成長を遂げると「ナカズミ」、「コノシロ」となり全く価値の無い(市場では)魚に成り下がる。
[引用] 江戸前の旬
逆出世魚!
サッパも1回掛かったが、落ちた。
サッパは岡山県では大人気。
「ママ(ご飯)をカリ(借り)に行くほど美味しい」ということから「ママカリ」とも呼ばれる。
16:00頃 内湾でマアジ、カタクチイワシ、サッパ
ようやく内湾でポツポツ豆アジが釣れていた。
すかさず竿を持って釣りに行く。
マアジ(スズキ目・アジ科)
サッパ(ニシン目・ニシン科)
カタクチイワシ(ニシン目・カタクチイワシ科)
竿を出すと即座に釣れた。
その後、カタクチイワシの群れ?が一瞬あったが、トリックサビキで釣れるのは4匹が限界だった・・・。
疑似サビキは、なぜか釣れず・・・・。
とりあえず、豆アジだけど釣れて良かった・・・。
因みに、外湾の1m 隣で疑似餌サビキしている人は、指を加えて見てた。
釣り人「今日は何も釣れない。ボウズだよ。そちらは色々と釣れてましたね。」
トリックサビキ凄いぜ!!
ちなみに、小離鰭(しょうりき、尾ビレの根元に小さなヒレ)があれば、そのアジは「マルアジ(アオアジ)(アジ科ムロアジ属)」。
釣り人によっては「赤アジ(マアジ)は旨いけど、青アジ(マルアジ)はそれほどでもない」と言う人もいます。
17:00頃 帰宅、富士山が綺麗でした
16:30に納竿、片付けして16:45に移動開始。
周りに落ちているゴミも拾って帰る。
周りに落ちているアミエビも拾って餌にしてるし、防波堤を凄く綺麗にしてるなぁ・・・私。
ここは、水洗い場の前に「ゴミ箱」があるから
「すぐに捨てれるし、ゴミを拾っても良いかな・・・」
という気分になれる。
本当に素晴らしい。
海に沢山のケミホタルが落ちてたけどね、、、異国の人だろうよ。
帰り際にパチリ。
富士山が綺麗だった。
釣れた魚を調理する
ニシン科の小骨の多い魚を釣りすぎた・・・・。
広島では持って帰ったことが無いよ・・・・。
初めて酢漬けでも作ってみるか・・・・・面倒なのでサバも一緒に酢漬けにしよう、しめ鯖になるんじゃない?
- マサバ 1匹
- コノシロ 1匹
- サッパ 10匹
- マアジ 2匹
- カタクチイワシ 4匹
釣れた数は合計18匹で、まぁまぁ。
今回は、持って帰った時点で、既に頭も腹わたも無い。
ゴミ収集曜日が決まっているので、内臓を自宅に長い間置きたくないし。
昔は、魚の大きさを自慢するため、そのまま持って帰ってたが、〆る事すらしてなかった・・・。
サバの酢漬け・・・寄生虫「アニサキス」が不安
2012年12月28日の食品衛生法施行規則が改正でされた。
アニサキスが食中毒の病因物質の種別として、食中毒事件票に新たに追加された。
これにより、テレビやニュースで話題になり、多くの情報が知れるようになった。
江戸湾の85%のサバはアニサキスに寄生している。
そもそも、オキアミを食べる魚は寄生している。
寄生している主な魚介類
サバ、サンマ、スルメイカ、イワシ、ニシン、コノシロ、サッパ、アジ、ホッケ、タラ、サケ、マス、ブリ等
寄生が少ないとされる主な魚介類
ボラ、タコ、アナゴ、ウツボ、カニ類、エビ類、シャコ、キス、カレイ、カサゴ(ガシラ)、ハゼ等
予防方法
日本でいわれる方法
- 十分加熱(60℃、1分間以上)
- -20℃以下24時間以上の冷凍で死滅(冷凍庫だと48時間以上の冷凍)
- 塩を多めにふる
- 細かく切る
- アバラをすいて、目視で確認
なお、酢、ワサビ、醤油では「アニサキス」は死滅しない。
アメリカのFDAが発表している冷凍時間
日本基準は実は緩い。
【完全にアニサキスが死滅した時間】
-15度・・・90時間
-20度・・・60時間
-30度・・・12時間
-40度・・・9時間
【少し短めの冷凍時間でのアニサキス生存率】
-15度で72時間・・・0~3%
-20度で48時間・・・11~30%
-30度で9時間・・・5%
-40度で6時間・・・0~3%
ちなみに家庭用冷蔵庫は、マイナス18度くらいなので
72時間以上必要
マジかよ・・・
釣り人ができる予防方法
「アニサキス」は死滅して放置していたら内臓から筋肉に移動する。
サバをサバ折したら即座に内臓を取り除くことが大事。
今回、内臓を取った状態で持ち帰ったが、血抜き後の30分程度経過して行った・・・
活き締めしているつもりでも実際には、野締め以下。
これらを踏まえて調理する。
【酢漬け】コノシロ・サッパ・マサバ
【必要なもの】
- 酢
- 塩
- 砂糖(小さじ一杯強)
【作り方】
- 鱗を引いて頭を落としてはらわたを掃除する
- 3枚におろす
- 腹骨もそぎ取る(アバラをすく)
ここで、アニサキスがいるか目視する
冷蔵庫に入れ、一晩~一日ほど塩じめする。
多分、魚の置き方も間違ってると思う。
塩はかなり多めに振って塩じめをしっかりしないと、酢でしまらず、生臭さが残るとのこと。
そして、「アニサキス」も不安なので、塩は振り直した。
翌朝
少し白っぽくなった魚を、小皿に酢を取り酢洗い(or 水洗い)する。
その後、容器に切り身とひたひたに浸すように酢を入れる。
キッチンペーパーをかければ酢まわりがよくなる・・・へぇ。
そして、タッパーで1日経過したら取り出す・・・。
※サバは酢に漬けすぎると内部まで真っ白になるか、薄皮が酢で溶けてボロボロ・ズルズルになる。30分で出すこと。
この際「アニサキス」予防で72時間以上冷凍をする。
まとめると、こんな感じ。面倒。
- 1日目:塩漬け(日曜日夜~)
- 2日目:酢漬け(月曜日朝~)
- 3日目:酢から出す&冷凍(火曜日朝~)
- 4日目:冷凍(水曜日)
- 5日目:冷凍(木曜日)
- 6日目:冷蔵庫自然解凍(金曜日夜~)
- 7日目:食べる(土曜日)
※ 2、3日後に、酢から出して水分を軽くふきラップで包んで冷凍庫で冷凍が普通。
そして「ハモの骨切り」のように、「アニサキス」予防目的で身に細かい切れ目を入れる。
最後に、手で皮を剥ぎ、食べやすい大きさに切ってできあがり。
余ったら、冷蔵庫で2週間くらい、冷凍庫だと2ヶ月くらい保存可能らしい。
一週間後
食べてみた。
酢の味が強く、塩味も強い。
塩はしっかり洗い落とした方がよい。
そして、酢にミリンか砂糖を混ぜるべきだ。
酢につけるのも一日で良かった・・・・。
仕方ないので、半日間、ミリンを少々まぜた1%の塩水につけた。
サッパは塩辛い&酸っぱいが、コノシロは美味しかった。サバは普通。
他サイトを見ると、私のはみりんが少なく、ワサビ醤油で食べてなかったね。
①3枚おろし
②塩ふり洗う
③酢洗い
④漬ける(酢、みりん気持ち多め、砂糖それなり)
⑤24時間寝かせる
⑥ワサビ醤油で食べる
【なめろう】マアジ・カタクチイワシ
【必要なもの】
- 味噌
- ねぎ(みじん切り)
- しょうが
【作り方】
- 三枚におろす
最近の包丁はキレイに切れるなぁ。
身が「赤」いのは、豆アジだから血抜きしなかったから・・・
「氷締め」なんて、船を汚してほしくない船長が提案した幻想だ・・・と思ってる。
あとは、ネギと味噌を混ぜて包丁で叩く。
手抜きをして皮を取らなかったら、マアジが叩けなかった・・・。
・・・・なんか汚い絵面だ。
とりあえず、無理やり切って叩いた。
「アニサキス」予防のために、細かく叩いた。
食べる時は、ご飯に乗せる。
やっぱり皮が邪魔かな・・・。
味噌は多い方が美味しい。
・・・てか、刺身で食べればよかった。
その後、妻の鮭のクリームシチューが出て、断然そっちが美味しかった。
まとめ
まぁまぁ釣れた。料理のことを考えると丁度よい。
トリックサビキの人以外の釣果は寂しい感じだったけどね。
15:00頃から風が吹いて寒くなって上着を着た。
疑似サビキを出して餌無しで放置してたけど何も釣れなかった。
なお、防波堤の手すりが高いから、竿を椅子に置くと丁度良かった。
本日は早朝6:00~9:00まで外側でサビキ祭りで100匹釣れたようだ。
でも、先週のオイルサーディンが残ってるから、イワシはいらないな・・・・。
そして昼~夕方組は、多くの人が釣れてない。
トリックサビキじゃなきゃ、もう釣れないよ。。
これだけ客がいたらね。
そして、イソメでも釣れないのにパワーイソメでは何も釣れないだろう、時間の無駄だ。
釣りも進化してる。
釣り人も進化しなきゃ・・・・。
結局、アミ姫は使ってない。
アミ姫は乾くとアメのような粘着性の液が付いており、トリックサビキに使いづらかった。
日時 | 2020年年10月25日(日) 午前11:30~午後16:30 |
干満時刻 | 満潮 14:05 干潮 19:41 月齢 8.3 日の入り 16:52 |
天候・潮・風向 | 晴れ時々曇り・小潮・北東で強い |
釣況(魚種・型・数・釣れた時間) | マサバ 1匹 コノシロ 1匹 サッパ 10匹 マアジ 2匹 カタクチイワシ 4匹 |
釣行予算 | エサ代 0円、トリックサビキ2つ 500円 合計 500円 |
道具立て(竿・リール・道糸) | リール竿3.6m、リール竿2.1cm |
仕掛け(針・ハリス・オモリ) | トリックサビキ 4号、スキンサビキ 4号、オモリ 3号 |
釣り方 | サビキ釣り |
タ ナ | 40cm~2m |
エ サ | アミ姫(数匹) |
狙うポイント | 堤防下(内湾) |
釣り場の規模 | 防波堤で200人程度 |
足場の状態 | コンクリート(椅子も設置しているが先客あり) |
海面までの高さ | 3~4m |
水 深 | 3~4m |
海底の状態 | 砂浜 |
潮の状態 | 停滞 |
駐車場の有無・料金 | 検見川の浜駐車場(無料) |
トイレの有無 | ヨットハーバー隣にあるが汚く遠い |
入場料・渡船代 | 無料 |
混雑度 | 土日祝は激混み(外湾は無理) |
その他の情報 | サヨリ、トリックサビキでクロダイが釣れていた、ボラの大群がずっと泳いでた |
釣れたサッパで、泳がせ釣りをしている人もいた。
前回はスズキが釣れたらしい。
ブッコミサビキ、ジグサビキもいた。
なお、晴れてる日にサビキで表層にいるカタクチイワシやサッパを楽しむなら、餌不要で集魚板あれば尚良いそうだ。
魚を捌くなら断然青物。ハゼとかブヨブヨして3枚おろしが難しい。
内臓はスグに取り除く。そして、やっぱりサバは味噌煮、コノシロは唐揚げで食べるのが良いかも・・・。