ある日、僕の香水置き場から全ての香水が無くなっていた。
僕「あれ、僕の香水は?」
相方「こぼれてたから捨てたわ。」
僕「いやいや、勝手に捨てないでよ。そして溢れるわけないよね。開けてないんだから。」
相方「臭いんだから置かないでよ。」
僕「置くか置かないかは別として人のものを捨てないでよ。」
相方「いつ捨てたっていうのよ?私が捨てたって証拠あるの?」
僕「いや今、捨てたって言ってたじゃん。台湾出張前にはあったから4月24日以降に捨てたと思うんだけど?」
相方「あなたの台湾出張なんて知らないわよ!」
相方「だったら証拠ないじゃない!」
相方「私は捨ててません。」
僕「……では僕の勘違いです。ごめんなさい。」
僕は香水を学生時代から愛用している。
……全部無くなったから「愛用していた」が正しい。
サムライ(~大学1年) → ウルトラマリン(~大学3年) → ブルー プールオム オードトワレ(~先月まで)
大学一年の頃までは「サムライ」。
知り合い「お前の周りに行くと、なんか良い香りがする」
と言われて、少し浮かれ気味だったし、サムライの匂いは好きだった。
が、
- 1990年代に若者を中心にブームを巻き起こしたため古くて時代遅れと言われてた
- 価格が安く高校生でも手が出やすい価格なので少し馬鹿にされていた
ようするに「ダサい」とのことで止めた。
そもそも軟弱男な臭いなのに、「侍」と名乗ってる理由が分からない。と言われた事もある。
次に愛用したのがウルトラマリン。
これ、自分でも「ニオイが強いな・臭いな」と感じてた。
案の定、周囲にも つけすぎて臭い人が多かった。
夏の海でも、こんな臭いがプンプンしたギャル男に引っかかるのはバカ女ぐらいでしょ!
で、早々と止めた。
その次は どの香水にするか迷った。
本当は「ブルガリ・プールオム」とか「ニコス・スカルプチュアオム」が良かったけど、知り合いが多く使ってたので止めた。
で、ブルー プールオム オードトワレとなり今に至る。
ただし糞高い……年々値段が上がって、とうとう100mlが12,000円になってしまった……。
3倍じゃねーか!客を馬鹿にしてるのか!
そして相方に「臭いから使わないで」と言われ、あまり使ってなかった。
子供からは
「あ、お父さんの香り」
と言われてた。ちょっと嬉しかったけどね。
昭和・平成人に懐かしい流行した香水ランキング
当時、イケメン先輩達に
香水は毎日つけろ。そして女性達にニオイを覚えて貰え。そしたら勝手にお前の事を思い出して惚れていくぞ。
と言われた。
これを「プルースト効果」という。
香りやにおいをきっかけに、記憶が呼び戻される(フラッシュバックする)心理現象
ただし、
- 1) 知り合いとは被らずメジャーであること(街中で使っている人が多いが、周囲にはいない)
- 2) 自身も好きなニオイであること(愛用が必要)
- 3) 相手が僕に好意があること
が重要らしく、メジャーでかつ他人と被らない香水をずっと調べていた。
3番目がそもそも無理ゲーなのにさ。
男性香水ランキング(2000年頃)
当時の売上データをベースにランキングを載せる。
ただし期間限定版の香水は除いた。
女性は「エンジェルハート」「ベビードール」「サムライウーマン」「ドルチェ&ガッバーナ・ライトブルー」「エスカーダ・パシフィックパラダイス」などは知ってるけど、ランキングは常に最新作が上位だった。
因みに、現在の香水ランキングを見ても20年前と同じ香水が上位だった。
カルバンクラインやバリーバリも上位になってたけど、なんかオッサンブランドな気がするのは僕だけだろうか?
おわりに
加齢臭は、ノネナールという物質が原因で発生するらしい。
で、加齢臭に対しては、シトラス・ローズマリー・ハーブ・ラベンダーなど柑橘系や爽快感のあるタイプがよいらしい。
……けど、香水じゃなくて加齢臭対策なグッツを買わないと自身が臭くて仕方ない。
香水とは一旦サヨナラ……して加齢臭グッツをベースに香水の代わりにコロンを買った。