懐かしの90年代に流行した「にゃんたんのゲームブック」を君は覚えているか?

本日は、124年ぶりの2/2節分の日だそうだが、何が124年ぶりなのか調べる気にはならない。

 

本日は、珍しく早く帰ってこいと子供がいう。

 
 

愛されてるなぁ。

 
 

 
 

子供「お父さんに、思いっきり豆をぶつけたいから!」

 
 

・・・やめようよ、乱暴はさ。

お父さん泣いちゃうよ。

まだまだ寒さが続く2月。

 

子供「ゲームやりたい。ゲームやりたい。」
 

じゃあ、お父さんと「ヒット・アンド・ブロウ」しようか?。

雨天の日は紙と鉛筆で自宅ゲーム(バトルシップ、ヒット・アンド・ブロウ、ラビリンス)
しとしとと終日寒雨かんうの降りしきる日などは、家に引きこもっても、手持ち無沙汰となる。そんな折、子供「ゲームやりたい。お母さんはタブレットで銃ゲームを遊んでいた!」・・・・。やめようよ・・・・子供...

子供「お父さん弱いから、やらない!」

 

紙のボードゲームは1日で飽きられてしまった・・・。

 
 

私も小学校の時に

「テレビゲームが欲しい」

とせがんだ。

 

そして、サンタさんからのプレゼントは

 
 
 

ハノイの塔

 

 
 

これで何しろって言うんだよ・・・。

 
 

でも、お菓子以外のプレゼントをもらった経験は無かったし、どこに遊ぶ時にも持っていくようにしていた。

知人は、誰一人興味を持ってなかったけどね。

ゲームブックって知ってる?読み手がストーリーを作り出す不思議な本

ゲームブック (Gamebook) とは、読者の選択によってストーリーの展開と結末が変わるように作られている本だ。

プログラミング的に言えば、全てが「if文/switch文」ばかりで構成された本。

広義には迷路やなぞなぞなど「遊び」の要素を含んだ書籍も「ゲームブック」と呼ばれるが、それはここでは言及しない。
 
 

1990年頃は、ゲームボーイが大流行した。

 
「外でゲームをする」
 

という感覚は、やがて

 
「学校の中でも、ゲームをしたい」
 

という感覚を生みだしたに違いない。

そんな時代背景にマッチし、ゲームブックは大流行した。

 
 
 

・・・とネットには書いてあったが違うんじゃない?

もともと学校でゲームしたいというニーズはあったと思うよ。
 
 

そういえば、なぜか中間・期末テストの勉強期間限定でゲームボーイのRPGソフトを貸してくれる知人がいたなぁー。

勉強させない気満々だよね。

 
知人「こんなにゲームやってるのに、テストの点数が良いはずが無い!」

 
それでも残念ながら成績良いんだよね、私。

学校に必ずあった「にゃんたんのゲームブック」

対象年齢は小学1~2年生。

1987年にポプラ社から「にゃんたんのゲームブック」が発売され、シリーズを重ね1998年まで刊行された。

 

小学校の学級文庫や図書室で見かけた人も多いかもしれない。

この顔にピンときたら 30歳~40歳 ・・と言いたいところだが、未だに公立図書館で見かけることができる。

 
 

この本知ってる?

にゃんたんのゲームブック (ポプラ社の小さな童話)

にゃんたんのゲームブック (ポプラ社の小さな童話)

巻左千夫
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発売日: 1987/02/23
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書籍でありながら選択肢で展開が変わっていくというワクワク感は、ファミリーコンピュータを買ってもらえなかった私にはたまらなく楽しかった。

 
 

普通の本とは違い、選択次第でストーリーの展開が変わり、グッドエンドにもバッドエンドにもる。

因みに、多くのゲームブックは、モンスターと戦う際にサイコロを使ってランダムで展開が変わるなど、やや難易度が高く、気軽に始めるには敷居が高い。

しかし「にゃんたんゲームブック」は、基本のルールを活かしつつ、子どもでも分かりやすいシンプルなシステムになっているので、気軽に楽しめた。

 
 

こうして日本で多くの小学生は虜になっていった。

案の定、うちの子供は寝る時間も惜しんで「ゲームブックやりたい」と言ってる。寝なさい!

 

このシリーズは全巻ではないが市民図書館に未だ存在しているはずだ。

大型本やなぞなぞ、迷路ブックを除いても20冊以上のタイトルが発売されている。こんなに出版されている事は知らなかった・・。

  • にゃんたんのゲームブック
  • どきどきようかいたいじ
  • なぞなぞまほうがっせん
  • はらはらようかいハウス
  • おにぎり山のかまめし大王
  • ドッキリ!かいじゅうじま
  • わくわくしんでんのひほう
  • びっくり!ウルトラ大まじゅつ
  • まかい大ぼうけん
  • わーいメルヘンランド
  • なぞのめいろ王国
  • ゾクゾクッようかいやしき
  • きっかい!ロボット島
  • たいけつ!ヤマタノオロチ
  • なぞなぞアラビアンナイト
  • せんじゅつ山大けっせん
  • なぞなぞ魔法のくすり
  • びっくり!ドッキリ!宝さがし
  • 宇宙なぞなぞ大ぼうけん
  • なぞのミイラ神殿
  • なぞなぞ金のりんご

因みに「まかい大ぼうけん」は安易に再開ができなくなっており、難易度が高くて有名。

そして、市民図書館でも予約待ちだったので、未だに人気は健在だ。

まとめ

いや懐かしいな。

これにハマって、家で何度か数カ月間かけて自作のゲームブックを作ったりした記憶がある。

中学生頃に作ったゲームブックは結構複雑だったね。

 
 

でも分岐が「if / switch文」だからなぁ・・・。

だから今でも糞コードしか書けないのかもしれない。

 
 

 
 

私が「にゃんたんのゲームブック」を知ったのは小学校3,4年頃だった気がする。

児童向けの本は字が多くて読みたくない。

そんな微妙な年頃に「にゃんたんのゲームブック」を知った。

 
 

これをきっかけに本を読むことに抵抗が無くなり「ズッコケ三人組」「アルセーヌ・ルパン」「シャーロック・ホームズ」などの児童書・推理本に興味が移っていった。

 

なお、この日記を書いている最中、男の子達の間で空前の大ブームとなったゲームブックを思い出した。

長くなりそうなので次回に続く・・・・。

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