世界中の国からの移民・開拓により、めざましい発展をとげたアメリカ。
各国の郷土料理が食べられる国なので「エチオピア料理」を食べに行きました。
エチオピアはイタリアに国土の一部を侵略された5年間があるけど、完全に植民地だったことはない。
そのため、食文化や生活も独特なまま続いている。
先に結論を書くと
不味くはない。でも飽きる。
必要以上に塩辛い。これはエチオピア料理じゃなくてアメリカンな味
量が多すぎる。持ち帰って夕食でも食べたけど、まだ余った
私のお腹は味にビックリしたのか、お腹が痛くなりました。。
そもそも「エチオピア」ってどこよ?「エチオピア料理」って何よ?
Wikipediaで調べると、代表的なものは2つ。
「ワット(weṭ)」と呼ばれる、肉、野菜、豆類を煮込んだ料理。
そして「インジェラ(Injera)」と呼ばれるスポンジ状のグレーのパンケーキが主食で、「ワット」と一緒に食べる。
グーグルで検索すると「インジェラ」は「まずい」とか「雑巾」とか出てくる。いったいどういう食べ物なのか・・・。
世界一マズイと称される あの料理を食べに。 そう。 見た目は雑巾、味はゲロ でお馴染み エチオピアの伝統料理 インジェラをね!
エチオピアの大都市以外では基本的にこの料理以外は食べられないと思ってもいい。よくあってもパスタ。
これらは事後調査。事前に知る由もなく、店に向かった。
店に入る
店に入ると、衝撃的な光景が広がった。
「テーブルで食べたいか、伝統的な机で食べたいか?」
と質問され、伝統的なスタイルを選択。YAMAHAの電気ピアノが置いてあり伝統的だと思われる音楽が流れていた。
さて、何を注文して良いのか・・・・
周りを見ても、大きなプレート上に赤・黄・緑なドロドロなものが載ったものを食べている。
「注文の余地は無いのかな・・・」
と思ったら、普通のメニューブックが出てきた。
でも、恐らくどれを選択しても赤・黄・緑なドロドロな物体が出てくるのだろう。
分からないなら店の人に聞くのが一番。
おすすめは
Vegeterian Combo($15.00)
A combination of YE-MISER WOT (Lentil), YE-KIK ALITCHA (Split Peas), ATALKELT WOT (Vegetables), YE-GOMEN WOT, YE TIMATIM FITFIT
か
Meat Combination($15.50)
A combination of Ye-Beg Alitcha Wot (Lamb), Doro Wot (Chicken), or Kitfo (Beef) and home made cheese.
とのこと。
「ベジタリアンコンボ」を注文し、肉も食べたいので、下記(キトフォ)も注文。
ZENI’S SPECIALITIES
Keyet Kitfo
Beef Kitfo (cooked raw or rare) mixed with Gomen Kitfo and home made cheese.
店のお勧めを無視して注文した「キトフォ」。実はとても辛い肉のマリネ。
肉は「ワット」か「アリチャ」がお勧めです。
主なエチオピア料理メニュー
- Wot(Wat) ワット: 肉や野菜をバルバレ(Berebere)という辛い香辛料で煮込んだシチュー
- Alicha アリチャ: マイルドなワット
- Tibs ティブス: 肉や野菜のソテー
- Kitfo(Ketfo) キトフォ: ミトミタ(Mitmita)という非常に辛いチリパウダーのマリネした肉
- Firfir(fitfit): 細かくちぎったインジェラに肉汁やマリネ液を浸み込ませたもの
- Ye Bere: 牛肉
- Ye Beg: ラム(ヤギ肉)
- Ye Doro: 鶏肉
料理が出てくる
まずは「おしぼり」・・じゃなくて「インジェラ」が出てきた。
見た目からモチモチ感満載だが、食べるとパンと同じような甘味を軽く感じるとともに、独特の酸味が広がる。
それもそのはず。インジェラは、テフ(Teff)という穀物の粉を水で溶いて発酵させ、クレープ状に焼いたもの。
酸っぱくて当然。
次に、大きなインジェラの上に具が乗って出てくる。
まずはベジタリアン・コンボが登場。
中身はそれぞれ、
Lentil(Misr Wat:ねっとりとしてマイルド)
Fitfit(トマトとインジェラのサラダ:朝食等でよく食べられる)
Split Pea(スプリットピー:ターメリックで煮込んだマメ)
あとは高菜のような野菜や、香辛料であえたキャベツ・人参等。
その後、「キトフォ」が追加された。
想像通りだけどエチオピア料理は手で食べる。
最初は「辛い」「酸っぱい」「ふわふわ」「マイルド」色々な食感が交わって、美味しかった。
だけど、まぁ飽きるよね。
エチオピアでは、これしか食べれないのか・・・・辛いな。
そして、値段はアメリカ価格で少し高いな・・・。
お店情報
Zeni Ethiopian Restaurant
http://www.zenirestaurant.com/
1320 Sataroga Ave
San Jose, CA
火~日:ランチ、ディナーあり。月曜定休。