駐在員としてアメリカに来て半年が過ぎました。
特に英語力も上がらず、技術力も上がらず、どこにも出かけていないので、日記を書くこともありません・・・。
2014年5月6日放送の番組「世界の日本人妻は見た~ここが流行発信街だSP!アメリカ西海岸&インドネシア「絶対はやる!卵朝食 最新のLAご当地グルメ・スイーツ」」(TBS系)で、ロサンゼルスの流行が紹介されていました。
基本的に「『マドンナ』『レディー・ガガ』がハマっているから。」という理由で、流行が生まれるようです。
とても単純です。
現在 LAのセレブに人気の「エッグスラット(Eggslut)」
LA発の「エッグベネディクト」「クロックマダム」などが日本でも流行しましたが、次の流行が「エッグスラット」だそうです。
ハーブやスパイスなどで味付けをしたマッシュポテトを瓶に入れ、その上に生卵をのせて、湯せんするシンプルな料理。
Yelpの評価は4で、471のレビューがあるお店でした。
アメリカの食生活は卵なくして考えられないぐらい卵は食べられています。
ただ、アメリカでは生・半熟卵を食べることは、基本NG。
理由は、サルモネラ菌が怖いから。
卵が新鮮であることとサルモネラ菌がいないこととは関係ありません。
オーガニックだからといってサルモネラ菌がいない(安全)とは限りません。
どの卵のパッケージにも書いてあるこの表示。
SAFE HANDLING INSTRUCTION: To prevent illness from bacteria:
keep eggs refrigerated, cook eggs until yolks are firm, and
cook foods containing eggs thoroughly.細菌から身を守るために、卵は冷蔵保存し、
黄身は固くなるまで調理し、卵を含む食べ物は完全に火を通しましょう。
USDA (United States Department of Agrivulture:米国農務省)が出している卵に関するガイドラインにも次のように書いてある。
- サルモネラ菌は殻の外側だけでなく黄身にも存在する
- 卵が新鮮であることとサルモネラ菌がいないこととは関係ない
- オーガニックだからといってサルモネラ菌がいない(安全)とは限らない
確かに、USDA が認可した方法で低温殺菌された殺菌卵(Pasteurized eggs)であればサルモネラフリー(Salmonella-free eggs)であることが保証される。
パッケージに “Pasteurized eggs” と明記されている卵(あるいは、SAFE HANDLING INSTRUCTIONS が書かれていない卵)であれば生でも食べることが可能(非推奨)で、Whole FoodsやNijiyaにも売っている。
でも日本より生卵・半熟卵を食べることが危険な事に変わりないです。
日本でもLAで流行した事により「エッグスラット(Eggslut)」が食べられるお店が幾つかできてるようです。
それを食べながら
「あー、本場のLAで食べてみたい!」
と憧れを感じる日本人。
でも、恐らく日本で食べるほうが安全でそして味も良いはず。