mixi、facebook、twitter、blog を知った時「これは人気になる」と思いましたか?
是非とも理由を教えて下さい。私はヒットしないと思ってました・・・。
理由は違えど、同じようにヒットしないと考えていた人は世の中に多い。
Facebookは日本では流行らない (2011年頃の評論家・某掲示板意見)
【理由】
- 陰湿で匿名大好きの日本人に定着するとか無理
- 仲間同士ならメールしたり電話するほうが100万倍早いし楽
- 「Facebookが何をするところ」なのかが上手く提示できていない
- 知り合いはmixiで探せるし近況ならtwitterで知らせた方が早い
- インターフェイスが、よくわからない&かわいくないから
- 日本にはFaceBookより面白いサイトがいっぱいあるから
twitterは日本で流行らない (2009年頃の評論家・某掲示板意見)
【理由】
- どうしてtwitterを利用しなければいけないのかが見えてこない
- 自分の思ったことを書くのならブログと変わらない
- mixiやブログは書けばレスがつくがtwitterはなかなかつかない
- ほとんどは独り言で終わってしまう。誰かにかまってほしい日本人はさみしくなる
- インタラクションを図れるサービスが日本では特にうけるからtwitterは流行らない
- ケータイから登録できない
- 2chがとうの昔にその地位を取ったから
- 「助けを求めたら答えが返ってきた」とかアホ。ググれば幾らでも答えがある
私がヒットしないと思った理由は、同種のサービスを既に作って運営していたため。
2002年ごろ、ベンチャー会社で、地元の大型商店街のサポートの元で次のようなサービスを開発した。
マイ・セトラタウン
コンサル兼、アイデア検討、および実装までを任された(実装は2人で行った)。
私は追加開発計画も含めて、次のような機能を提案した。
- 足跡機能(アクセス履歴)
- 相手がログイン状態か分かる機能
- 可愛いデザイン(有名デザイナーによる)
- アカウントを保有していなくても閲覧できる
- コンテンツページも作れる
- 日記はBlog風に書ける(コメントは残せない)
- i-mode対応(デザインも軽くなる)
- 簡単な必要情報入力だけで登録完了
- 非紹介制
- イイネ機能はない
- 匿名OK
- セキュリティー対策(リファラ確認、URL直接指定禁止)
- 写真付けれるプロフィールページあり
このサービスは、今のSNSに似た機能が幾つかある。
ただし、炎上を防ぐため、日記へのコメント機能は付けなかった。
また、当時は「ソーシャル」「箱庭」という概念が低かった。
このため、アカウントを保有していない人もページ閲覧が可能とした。
一方で、アカウント保有者同士は「足あと機能」や「ログイン状態を知れる」機能は検討していた。
更に、このサービス内で次のような機能も話が進んでいた。
オンラインゲームによりポイントが貰える(地元で割引券として利用可能)
これにより地元活性化に繋がり、地元の知名度の貢献にもなる。
今でこそソーシャルゲームが流行しているが、Yahooゲームなど2002年当時もアイデアを思いつく材料はあった。
このサービスは、結局「2chのモー娘。掲示板」で小学生達に、
「広告無しの無料サイト作成サービスがある」
と紹介されて、肖像権・著作権無視のやりたい放題なサイトを大勢が作ってしまった。
それにより地元商店街がスポンサーを降りて閉鎖。
Facebookのザッカーバーグと共に開発をしていたら、私の人生は違ったのでは・・・
と時々考える・・。今でも悔しくて仕方ない・・・
・・・が、「人との繋がり」「今を検索できる」などの重要性を理解できてなかった私には無理だったかな。
映画「ソーシャル・ネットワーク」とか見ると、「ソーシャルメディア」に対する考え方が違うよね。。