大学3年後期の成績を全「優」で取得し、調子に乗って
4年になっても「最高単位数」を取得するつもりで望んだら強く叱られた。
「研究に必要でしているのか?」
「単位が欲しいのか?」
前者の場合にしろ、自分で必要なところだけ学べば良い訳だ。
後者の場合には、研究者として完全に失格である。
そもそも、現在の成績で私は卒業単位数に足りている。
後者の考えは、考えること自体「誤り」であると教授に言われた。
色々、その後にも教授と話をしたのだが、
私の考えはあまりにも幼稚で、研究者として完全に失格である。
よく言われることがある。私は「文系」向きであったと…。
言われた事は完全にこなし、十分良いものを作り出す。
しかしながら、自分から考え、行動したものは何一つ無い。
結局、何かに縛られていないと怖いのである。
「自分が怠惰になっていくのでは無いか?」
「自分で何が出来るのだろうか?」
その「心・考え」自体「理系」としては向いていない。
過去、私の優等生仮面を見破り「文系向きでは無いか?」と
強く発言した人が2人いた。
1人は広大の女性で、もう1人は学科の教授である。
その時は「理系向き」だと主張したが、今考えると正直あたっていると思う。
また、私は今まで全て「予測」「計算」してから、「発言」「行動」等を起こしていた。
言わば私自身人工知能を搭載した「ロボット」そのものであった。
そして、そのことを私自身が感じていた。
しかしながら、教授には私が「ロボット」だと言うことさえも見破られた。
このままの私の方法では、大きな壁に突き当たるだろう。
決して「ロボット」である以上、人が指示した以上の事をこなす事は出来ない。
そして、それ以上の存在には なる事が出来ないのだから…。