新型コロナウイルスに有効との事で「アビガン」関連株の富士フィルムの株を持っていたのですが大成功・・・と思いきや、下落・・・
ソフトバンクが格安の時に仕入れて大成功と思いきや・・・下落
日経平均株価が落ちると思って、ダブルインバースを大量に仕込むと日銀介入で20,000円から下落せず。
もうね・・・、何だろうね。。。
大きな闇組織の介入があるとしか思えないね。
マジック・ワードとは、すごく意味がありそうなのによく考えるとわからなくなる、いわば思考停止を招く言葉です。
私たちはこのマジック・ワードを会議やプレゼンの場、論文やレポートの執筆などで日常的に使っているケースが多いのです
結論としてはマジックワード多用者は「How」「Why」がありません。
一方で「How」ばかり言ってしまう人は「目的」や「ゴール」「ビジョン」が乏しい方が多いです。
思考停止ワード「マジック・ワード」とはなにか?
マジック・ワードとは、すごく意味がありそうなのによく考えるとわからなくなる、いわば思考停止を招く言葉です。
言葉は力強く、一見正しい主張に思われるかもしれませんが、じっくりと聞き直してみると具体性に欠けています。
解釈も定義も十人十色・百人百様の言葉を目標や方針に据えても結果的に何も実現しません。
私たちはこのマジック・ワードを会議やプレゼンの場、論文やレポートの執筆などで日常的に使っているケースが多いのです。実はメディアなどでも多用されています。
そんなマジック・ワードを日常生活、会社、メディアで使われるパターンごとにまとめ、さらにその使用を避けて
会議や論文で、「中身のない言葉=マジック・ワード」を使っていませんか?
一見何かを言っているようだけれど、中身のない言葉で意見がまとめられるケースは少なくありません。
このような思考停止に陥り、論理力の弱体化につながる言葉です。
就職面接編
多くの就活生は準備万端で望むために、自己PRは練っている方が多い印象を受けます。
一方で
志望動機
は各企業向けの業種や特徴に合わせて書き換える必要があります。
このため、職種や業種が絞れてない多数の会社を受けている学生は「マジック・ワード」だらけの文章となり、
ああ、、記念受験なんだね。
このような言葉ばかりで長々と説明されても、面接官の心には何も響かないばかりか評価を落とす可能性もあります(最近は、面接官が質問を工夫して本音を聞き出してくれる努力をしていますが・・・・)。
就職面接で多用されるマジックワード
魅力的な○○を作りたい!
企業が差異化を図るため、顧客に魅力的な商品・サービスを作りたいのは当たり前です。
「どんな商品を作りたいのか?」「なぜ作りたいのか?」が何も語られていません。
人をワクワクさせたい!
これは「魅力的な~」と同じで、ワクワクする商品・サービスを作りたいのは当然です。
「どうやって実現するのか?」「何をしたら人はワクワクするのか?」が語られていません。
新しい技術で
これは技術動向を調査できておらず、また面接を受けた業種の動向にも疎い学生が言ってしまうマジックワードです。
「具体的にはどんな技術を言ってるの?」が何も語られていません。
今までにない
これは「新しい技術で~」と同じで、今までに存在する商品・サービスを作っても企業は儲かりません。
「たとえば、どんな商品・サービスがあると思っているの?」が何も語られていません。
「先入観で人を見るな」
と言われますが、履歴書の一語一語までを読み込めば、学生の実力が分かります。
面接官は、学生の実力がある程度分かった上で面接をしている
と思ったほうが良いでしょう。
就職面接官からのメッセージ
面接をすることで良い意味で裏切ってくれた人は2割程度いました。
ただし、次のような点が加点ポイントとなります。
- (履歴書ではわからないが)端的でかつ論理的に説明ができる
- (履歴書には書かれてないが)リーダー経験があり、目標設定・計画・KPIが明確である
- (履歴書には書かれてないが)エンジニアとしてのコダワリを持っている
- (履歴書には書かれてないが)常日頃、技術力を高めている(自宅・趣味など)
マジックワードを利用した文章を書いている学生は、多くの場合に上記がありません。
「なぜ」「どうやって」を自問自答して、足りない知識を調査する習慣をつけましょう。
企業編
企業で耳にする「5大マジックワード」
次のような具体性が曖昧な言葉で相手を納得させようとする上司はどの職場にもいるかと思います。
- 「リーダーシップ」
- 「マネジメント」
- 「モチベーション」
- 「コミュニケーション」
- 「グローバル」
例えば、次のようなワードを多用する人は「何も言っていないのと同様」です。
- コミュニケーション能力の改善
- マネジメント力の強化
- リーダーシップの向上
5大禁句とは
こちらも体育会系上司が多用する言葉です。
- 「強化」
- 「向上」
- 「改善」
- 「促進」
- 「推進」
「標準化」「見える化」「効率化」などという10大禁句にも20大禁句にも発展していきそうなマジックワードが増えています。
「使ってはいけない」というわけではありませんが、「もっと具体的にならないか?」という検証の視点を持つようにしましょう。
次の章で幾つか紹介します。
プレゼンテーション編
過去、上司から指摘されたマジックワードをまとめてみました。
プレゼンにおけるNGワード集
次の隠れ重言は、精神論はびこる企業の方針説明や経営戦略発表のスライドでよく見かけます。
~を改善する
上手くいってないのだから、改善するのは当たり前
→ 改善すること自体ではなく、どのようにして改善するのかを相手に伝えないと意味がない
~を見直す
上手くいってないのだから、見直すのは当たり前
→ どのようにして見直すのかを相手に伝えないと意味がありません。
~を推進する
やることが決まっているものを推進するのは当たり前
→ 具体的に何をするのかを相手に伝えないと意味がありません。
~を最適化する
最適化できるならするのは当たり前。最適化したくない人はいない
→ 具体的に何をすると最適化されるのかを相手に伝えないと意味がありません。
~のバランスをとる
これは「~を最適化する」と同じで、バランスをとるのは当たり前です。
どうなるとバランスをとれた状態で、そのために何をすればよいかを相手に伝えないと意味がありません。
~を徹底する
徹底できるならするのは当たり前
→ 具体的にどのように徹底するのかを相手に伝えないと意味がありません。
~を強化する
これは「~を徹底する」と同じ。強化できるならするのは当たり前
→ 具体的にどのように強化するのかを相手に伝えないと意味がない
~を実行する
やっていることや、やることが前提のものを実行するのは当たり前
→ 実行すること自体ではなく、具体的に何をするのかを相手に伝えないと意味がない
じゃぁ、どうするの?(まとめ)
これらは、策がない場合に出てくる言葉です。
- 上手くいってないのだから、改善・促進・ちゃんとするのは当たり前です(改善したくない人はいません)
- 改善すること自体ではなく、どのようにして改善するのかを相手に伝えないと意味がありません
- 想定外であれば、そもそも、どうして○○になったか?を伝えないと意味がありません
- 「どうして?」ワードを多様する人は、「なぜなぜ分析」の深掘りが足りません
15年前にも似た記事を書いてました。
成長がないね。