2025年6月某日のチャット。




ヤベーーーーーーーーー
© Dr.STONE/稲垣理一郎/Boichi/集英社
デジャブかな。先月も こんなやり取りがあった記憶があるよ。

自慢じゃないけど時間制限のある謎解き・アイデア出しは超苦手。
とはいえ多湖輝の「頭の体操」は好きなので、内容を聞くうちに楽しみになった。
今や日本のエンターテインメントの一つ
脱出ゲーム
売上高はコロナ禍で一度落ち込んだが今や100億円超えレベルの右肩上がり。
SCRAP、タカラッシュ、STAMPS、RIDDLER、ハレガケ、グリーンダイス……と運営会社は多くあるけれど
「リアル脱出ゲーム」
と呼べるのは「株式会社SCRAP」ただ一社(※ 登録商標、2007年に日本初「リアル脱出ゲーム」を開催)。
タイプ | 参加人数 | 特徴 |
---|---|---|
ルーム型 | 6~10人 | 部屋に閉じ込められ、謎を解いて脱出 |
ホール型 | 4~10人 | 広い会場(ライブハウス等)で机上で謎解き |
スタジアム型 | 1~6人 | 遊園地やスタジアムを貸し切り、大人数 |
上海型 | 2~6人 | 電子ギミックが多く、指示が曖昧 |
周遊型 | 1~数人 | 街や施設を移動しながらキットで謎解き |
宿泊型 | 2~6人 | 宿泊施設で長時間の没入型体験 |
ウェブ型 | 1~数人 | オンラインで謎解き |
今回はホール型だけど小さいルーム型。
過去名作ということで発起人が選んだ「監獄アルバトロス」に行くことになった。
なお「リアル脱出ゲームはネタバレ厳禁」のため、ゲームに関する内容はほぼ含まれてないので了承を。
© 私と脱出しませんか?/ヨウハ/監修:SCRAP
「事前準備」はしっかりと
参加までに数日の期間があった。
リアル脱出ゲームは初参加だけど脱出成功したい。
そのため
敵を知り己を知れば百戦危うからず
の考えで事前に色々と準備した。
【敵を知る】「監獄アルバトロスからの脱出」とは?
2025年6月25日から7月7日まで東京ミステリーサーカスなどでリバイバル公演(初演は2016年)。
10分で1日進む(制限時間は1週間)。60分経過したら処刑されて脱獄失敗となる。
脱出率20%だけど謎は易しいと書かれていた。
今回のリアル脱出ゲームは有名な過去作品なのでブログに感想が沢山あった。
ホールでこんなこともできちゃうのか!という驚きがとても新鮮でした。演出もいいし、クリアの爽快感も高いのでおすすめです。
初めてだったので、結構チープなんだなとは感じた。でも60分間集中しているので、なかなか面白い。
最後の答えは謎好きほど難しい
色々調べたけれど、最後の謎をネタバレしているブログは無かった。
【己を知る】謎解き練習
私の謎を解くレベルはどの程度なのか?
比較のために発起人や周囲の人に「謎検」のお試し10問を解いてもらった。


- 私:3問正解(6級)
- 他の人:4問正解(5級)〜7問正解(準2級)
……。多湖輝の「頭の体操」では太刀打ちできず。
私の謎解きレベルが底辺という事が分かった。
皆に迷惑をかけぬように「SCRAP presents 謎図鑑(2,420円)」を購入。

完全読破の時間はなかったが半分程度は読んだ。結果的に、ほとんど意味なかったけどね。
参加者はひとチーム4人まで。次のようなメンバーで挑むことになった。
いざ、新宿「東京ミステリーサーカス」へ
新宿に来たのは10年以上ぶり。
「合コン」三昧だった頃は何度も二次会でお世話になっていた近未来宇宙ステーション「ミステリアス(閉店)」。
そして、テニス仲間と行ったサンジャポファミリーでお馴染みオカマバーの「ひげガール」。



私の新宿経験はその程度。他のメンバーも似たレベルで
何度か迷った……。
© 私と脱出しませんか?/ヨウハ/監修:SCRAP
大人4人いたのに、駅で迷い道で迷った……。新宿広すぎ。
そして、東京ミステリーサーカスに到着
東京都新宿区歌舞伎町1-27-5 APMビル (写真は拾い物)
受付が終わると、会場に入る前に看守から質問がある。






癒やされるじゃないか!死刑だーー






時間切れで死刑だーーー






ならお前も死刑だーー






意味が分からんww 死刑だーーー


ちゃんとチーム内で合わせておけーーww
もう、ぐだぐだ・・・・
事前に『質問されるよ』と伝えていたのに、こんな感じでゲームの幕が開いた……。
© 私と脱出しませんか?/ヨウハ/監修:SCRAP
だけど、謎解きが始まってからは流石!頼れる仲間に早変わり。
分担して謎を解く
途中のクイズは分からなければ、躊躇せずヒントや答えを見る
それにより最後の謎を解く時間を十分に取る
という作戦により
見事、脱出成功!
因みに最後の謎はすぐに答えが思いついた。
しかし発起人から『それ違うよ』と言われ、結局全員で考え直すことになった。
結果的に最終日ギリギリに脱出。
「最後の答えは謎好きほど難しい」という事前情報に納得。
おわりに
最後に運営から詳しい解説があった。ただ、脱出に失敗してこの解説を淡々と聞くのは悔しすぎると思う。
参加チームは平日ということもあり8チームぐらい。脱出チームは4チーム。
1人で参加して脱出する猛者な女性もいた。
ただ年齢層は学生~20代レベルで、私のようなオッサン参加は皆無。
値段は2,900円/人。
同卓の皆様に感謝、お疲れ様でした。
でも60分一本勝負で焦ってたから、途中の謎や指示書の内容を全く覚えてない……。
なお、ブログ書くにあたりYouTubeを調査すると、ネタバレ動画が上がってた。
閲覧は自己判断で。経験後に見ると色々納得。