人間の潜在的な強み弱みを把握する「FFS理論」は信じれる?

FFS(Five Factors and Stress)理論って知ってますか?

「凝縮性」「受容性」「弁別性」「拡散性」「保全性」の5つの因子の多寡とその順番を通して人間の潜在的な強みを把握する、小林惠智博士が開発した理論

数年前から書籍も出てきて少し認知度は上がったかもしれない。

日本では、ソニーやホンダ、LINEなどがチームマネジメントや組織編成に活用するために導入している。

ある企業では、この結果に基づいて面接時の質問が用意されている。

また職場での役割、上司のコミュニケーション方法も変えてるらしい……。

因子 タイプ 詳細
A:凝縮性 自らの考えを固定・強化させようとする力 こだわりの強さがあり、自分の中に明確な価値基準を作りやすい。ブレずに、持論を主張する
B:受容性 外部を受け容れようとする力 相手のためを思い、柔軟に相手を受け容れる。関係する周囲の人の面倒を見て、その人が喜んだり、その人から感謝されることがうれしい
C:弁別性 相反する二律にはっきりと分けようとする力 情報に基づいて、曖昧にせず白か黒かはっきりと分ける。合理的で無駄なく進めようとする。自分の都合で判断することもある
D:拡散性 飛び散っていこうとする力 情動的で、好きなこと、興味のあることに対して、すぐに飛び出そうとする。反面、興味を失うと一気に冷める。このため行動が脈絡なく見える
E:保全性 維持するために工夫改善していく力 身近なところから目標を立てて、確実に進めていく。成功体験をベースに体系的な知識や経験を得ることで、成長しようとする

16Personalities、MBTIなど似た性格診断は存在するけど、FFS理論は別物で個人が持つ強みや弱みを客観的に把握する事ができる。

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昔FFS理論のセミナーを受講した。

その際、「コンセンサスゲーム」を使ってグループワークを行った。

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グループワークの中で

 

僕「誰も発言しないと進まないので、まず下山するか救援を待つか方針を決めましょう」

僕「違うアプローチも取れるよね。例えば・・・」

 

と積極的に発言して満足いく結果になったと自負してた。

 

でグループワーク終了後に講師から言われた言葉。

 

講師「FFS理論に基づいてチーム編成しており、発言内容も事前に予想済みです」

講師「このチームでは、まず君が最初に発言します」

講師「更に君は皆の意見とは異なる提案をしたはずです」

 

と、全て当てられた。

 

 

そもそも米国・国防総省(ペンタゴン)で研究され、実際に軍隊の編成で使われていた理論らしい。

……という話も聞かされて、、

 

僕は今はFFS理論信者ww

 

 

 

因みに、このテストは有料。

そしてタイプが生涯変わることは無いので一度受けたら、ずっと活用できるらしい。

僕の結果はDBE型

テストを受けると結果の用紙をもらう。

結果を公開すると僕は

 

DBE型

 

らしい。

D因子が強く、次がB因子、最後がE因子となる。

この「DB」タイプの日本人は非常に少ないらしい。

 

で用紙には次のように書いてあった。

  • まず、積極的にアイデアを出しながら動いていくことができます。人と違うことを思いついたら自ら行動していくことでそれを実現しようとします。興味のあることを実現するのに積極的です。
  • 次に、柔軟に物事を受け入れていきます。周囲の喜びを自分の喜びと考えることができます。そのため、人を育成しようとする気持ちが強いです。
  • 最後に、現状を継続しつつ、改善を積み上げていくことができます。良いものを残しつつ、悪いものを改善しながら目標を達成していきます。興味のあることを極めることに積極的です。

……まぁ当たってるよね。

そして改善点は次の通り。

  • まず、「物事の真因」をつかまないまま転々とすることで、中途半端な体験しかしていない状態になる危険性があります。一つの真理に到達することで、他の様々な体験も「概念化」「普遍化」出来る能力を獲得できるでしょう。
  • 次に、「周囲に迷惑をかけたくない」と自分だけで抱え込んで残業したり、週末に仕事をすることで、疲れ果てる危険性があります。優先順位を決めたり、自らの処理能力を高めることが大切です。
  • 最後に、周囲を気にするが故、「皆が求めている人材」を自分に投影して、“本当の自己の強み”を理解していないケースがあります。まずは自己理解し、「積み上げる」ことが重要です。あるジャンルの専門性を極めることも大切です。

これも当たってるよね。

もうFFS理論を信じてるから全部当たってる気しかしない。

無料で試してみる

本来は有料なので書籍を購入してテストを受けるのが一番手軽。

でも無料で簡易テストを受けれるサイトを見つけた。

宇宙兄弟×FFS診断 無料簡易診断
1分の診断であなたに近い個性を持つキャラクターを診断します。

やってみたら、

 

南波日々人

 

となった。

 

何だこれ?

 

と、思ってたら分布図があるのね。

 

南波日々人は「拡散性D」と「受容性B」の丁度中央で、かつ数値も高い。

つまりDBタイプ。

 

で、改めて僕のFFS理論結果を見直すとDBEタイプなので当たってる。

3タイプ目の因子までは分からないけど、2因子までの精度高いじゃん……

 

侮れない無料測定。

日本人の約55%は受容性と保全性が高い

ここまで書いてあれだけど、恐らく半分の人は

 

BEタイプ

 

になると思う。

セミナーでもそんな感じだった。

 

受容性

長所:相手の気持ちや考えを柔軟に受け入れ、相手の役に立とうとする
ストレスの原因:反応がなかったり、自分の存在価値を感じられないこと
短所:過保護になったり、要望を受け入れすぎてキャパオーバーになりやすい

保全性

長所:身近な改善点に目が向きやすく、確実に積み上げることで物事を進める
ストレスの原因:対立するような状況、予測できないリスク
短所:不安を抱え込みやすいので、消極的な印象を与えやすい

 

これが日本人の特性。

ということは、宇宙兄弟のキャラクターでは

南波六太なんばむった

になる。

 

こんな日本人いねーよww

漫画の途中からは日本人らしい主人公してるけどね。

おわりに

星占いは全く信じてない。

株の予測なんて見た日にはXやブログで馬鹿にしまくる。

 

でも性格診断は心理学に基づいた学問だと思ってる。

 

血液型占いは……

昔、性格診断から血液型を予測するテストを作って10人程度にやらせてみたら正解率が80%程度あった。

心理学的には根拠がないと言われてるけど、血液型占い結果を知ってる人には当たる気はしてる。

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