日経平均株価大暴落!内藤忍氏の「お金の増やし方講座」で初心に戻る

この2週間(7月12日~)で年収以上の損失を出している。

 

日付 前日比騰落幅(円) 前日比騰落率 背景
2024年 7月12日 -1033.34 -2.45% 円高と米CPIが予想を下回った
2024年 7月25日 -1285.34 -3.28% テスラ、グーグルの決算内容より

 

で水曜日、少しでも利益を得ようと最後の生活資金を担保に信用取引3倍(500万円分)でETFを購入した。

 

 

 

そして魔の金曜日。

 

日経平均2216円安!!

ブラックマンデー以来2位の下げ幅!!

 

 

ギャーーーーーー!

 

 

早目に手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば良かった。手仕舞いすれば…。

 

 

人間とは後悔する生き物である

by アメリカ合衆国の作家「ダニエル・ピンク(英: Daniel H. Pink、1964年)」

Amazon.co.jp: THE POWER OF REGRET 振り返るからこそ、前に進める 「後悔」には力がある : ダニエル・ピンク, 池村千秋: 本
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後悔を感じる能力が欠如している場合は、

 

脳の前頭前野ぜんとうぜんやにある「眼窩前頭皮質がんかぜんとうひしつ」という領域に損傷がある

思い返すと僕は後悔ばかりしている。

 

 

こんな時は初心に戻ろう。

過去の議事録を調べると、人生最初に受けた「投資セミナー」はマネックス証券を創業した内藤忍氏(2006年3月19日に社内にて)。

 

 

山崎元氏含めて大物に投資方法を伝授されてたのに全く活かせてない……。

 

タイトルは「10万円から始める日本一やさしいお金の増やし方講座」

Agenda

  • 「資産設計」に関する基本的な正しい戦略を知る
  • 「資産設計」に必要な商品と活用法を具体的に知る
  • 「資産設計」を今すぐはじめようというきっかけを作る

ただバカだった僕は、既出だが2006年頃は大学時代の同期とデイトレや個別株にハマっており

 

年利5%のインデックス投資とか眠たい話してるんじゃねーぞ!

個別株の必勝法教えろよ。そのために参加してるんだろ!

 

と思いながら話を聞いていた。

内藤忍氏は雰囲気がサングラスっぽいメガネしたヤクザな強面な人だったし、信じたら騙されるのでは?とも感じた。

 

なお、言ってる事は次の書籍と一緒なので、書籍も参考にしてまとめておく。

Amazon.co.jp: 内藤忍の資産設計塾: あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法 : 内藤 忍: 本
Amazon.co.jp: 内藤忍の資産設計塾: あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法 : 内藤 忍: 本

なお内藤忍氏はマネックス証券で2002年1月11日から2011年8月19日の間に資産設計コラムを記載していた。

こちらはリンク辿りが出来ないサイト構成になってたのでChatGPT使ってプログラム作りクローリングしてブログ末にリンク済。

もはや預貯金だけでは資産は守れない

10年前は、郵便貯金や定期貯金に入れておけば5%以上の高金利で利息がもらえた。

ところが状況は変わり、

 

超低金利、年金制度崩壊、終身雇用・年功序列の終焉から中高年のリストラ

 

といった社会の急激な変化が発生。

 

 

日本版401K(企業型確定拠出型年金)を導入する企業も増え、

 

これからは自己責任で資産を運用すること!

 

 

と、元本保障の静かな海から市場経済の荒海にいきなり放りだされてしまった。

株式投資では知らないうちにあなたもカモになっている

アクティブ運用とは、自分で値上がりしそうな銘柄を選んで市場平均であるインデックス(日経平均やTOPIX)を上回ることを目的にする。

市場平均を上回る勝ち組がいるということは、彼らに「カモ」にされる負け組が同時に存在する。

アクティブ運用で儲けようとしているのは、個人投資家だけではない。

ファンドマネージャーと呼ばれる「運用のプロ」も朝から晩まで企業分析や会社訪問、アナリストからのレポートを見て少しでもリターンを上げようと競争している。

 

そんな「運用のプロ」でさえも半分以上は運用実績がインデックス以下でしかない。

 

そんなプロな人達に勝てない限り「カモにする側」には勝てない。

初心者が自分で銘柄を選んで投資することは、

 

免許取り立てドライバーがF1レースに参加するようなもの

こうすれば資産は増やせる

公開されている情報が株価に「織り込まれている」状態を、市場が効率的であるという。

一方で歪み(アノマリー)が市場に存在することを市場が非効率であるという。

効率的市場仮説「株式市場は常に効率的で、好材料も悪材料もほぼすべて株価に織り込み済みである」という考え方

 

市場が効率的だと判断するならば

 

インデックスファンドやETFでコストを下げるのが合理的。

 

 

効率的な市場では投資タイミングを考えるだけムダ。

専門家でも予想は当たらない。

このため、この市場では 最悪な事態にも耐えられ

 

5%程度の年平均リターンを実現できるポートフォリオを「株式」「債券」「外貨」「不動産」などを組み合わせ設定し、

 

予想に時間を割くより

 

長期分散投資によってリスクを減らし、ドルコスト平均法

 

を使って継続購入することが着実なリターンを狙う解決策。

株式投資は最後に手をつけるべき投資対象

株式投資は自分がカモにする側に立たなければ投資する意味がない。

つまり株式投資とは

 

市場の効率性が高くなく、かつ自分で運用した方がインデックスよりも高いリターンを実現できるという確信

 

があるときにはじめてとるべき投資法。

資産形成方法のアプローチ

金融商品には5つのリスクがある。

リスク 説明
価格リスク 株式に代表させる価格の上下によって資産が影響を受けるリスク
金利リスク 金利の上昇によって債券の市場価格が下落してしまうリスク
為替リスク 外貨建ての資産が持つリスク
信用リスク 投資している先の企業や国などが潰れてしまい、投資した元本が戻ってこないリスク
流動性リスク 売りたいときにすぐに売れないリスク、あるいは売れたとしても大きく値段を下げる必要があるリスク

これらのリスクとその取り方は次の通り。

これらに対して、次の6つの資産により効率的にリスクを取りながら市場からリターンを狙うのが賢い方法。

アセットクラス 価格リスク 金利リスク 為替リスク
①流動性資産
②日本株式
③日本債券
④外国株式
⑤外国債券
⑥その他の資産

具体的なアセットクラスの商品は次の通り。

アセットクラス 具体な商品例
①流動性資産 普通貯金、郵便貯金、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)
②日本株式 日本の株式、日本の株式を取り入れた投資信託やETF
③日本債券 MMF、中期国債ファンド、その他の日本の国債や社債を組み入れた投資信託
④外国株式 米国株式、中国株式、海外株式に投資する投資信託
⑤外国債券 外債、外債ファンド、外貨MMF(マネー・マーケット・ファンド)
⑥その他の資産 バランス型ファンド、REIT、金

本格的な「資産設計」の戦術(サボテン投資法)

これはセミナーでも書籍でも具体的な説明がないためコラムから抜粋

投資のリターンを決めるのは「アセット・アロケーション」(資産配分)。

※ 資産配分 80%程度の要因、投資のタイミングは20%程度の要因

自分のリスク許容度により資産配分を決め、各アセットクラスに投資を行う。

後は定期的(3ヶ月に1度)に見直しをする。

値上がりをすれば比率が高まり、値下がりをすれば比率が低くなるため、値上がりしたものを売り、値下がりしたものを買う。これを繰り返う。

やることはこれだけ。

資産の管理なんて面倒くさい、という不精な方のためにサボテンを育てるように手間をかけないで資産設計する方法

 

標準的なアセットアロケーションは通り。

  • 日本株式インデックス 30%
  • 日本債券インデックス 10%
  • 外国株式インデックス 20%
  • 外国債券インデックス 20%
  • 流動性資産      20%

これは株式に6割、債券に4割を配分する現代ポートフォリオ理論に基づく定番の「60/40ポートフォリオ」とほぼ等しい比率となっている。

この資産配分で2005年のインデックスデータで計算するとプラス20.6%になる。

 

購入する外国株式インデックスはMSCIが基本。

 

外国株式 = MSCIコクサイ(先進国) + MSCIエマージング(新興国)

 

これで日本を除く先進国と新興国にバランス良く投資ができる。

まとめ(投資のリターンは市場からのご褒美)

投資は立派な経済行為。

個人投資家が長期投資によって資産を殖やすことは経済の成長に貢献している。

投資とは資金を経済活動のサポートのために投下すること。

投資した株の価格が上昇するのはその会社のビジネスが世の中で評価され、企業価値が高くなった結果。

 

つまり投資でリターンを上げているということは自分の資金が世の中に貢献していることの裏返し

 

投資は人に隠れて行うことではなく堂々と誇りをもってしても良い。

おわりに

内藤忍氏の話は、いろいろ混ぜるため軸がぶれ、結局何が良いのか分からなくなる。

このサイトでは、インデックスのバランス投資を軸に説明をまとめておいた。書籍もセミナーもこんなにシンプルではなかった。

当時のセミナーでは「MRF」「REIT」「ETF」「TOPIX」「MMF」とか色々と知らない用語出てきて理解も追いつかなかった。

 

また外国債や不動産にまで6種類も資産を分けるのは、少なくとも日本一やさしい資産形成の方法ではない。

 

それでも内藤氏を信じて調べて即座に日本の固定金利10年国債を買ったところ

 

当時付き合ってた女性「利回り1.0%で10年預けっぱなし?馬鹿じゃん。」

 

と言われて、このセミナーのメガネ男の説明内容を信じない事にした記憶が蘇ってきた。

 

内藤忍氏は最新記事では「DIE WITH ZERO」について書いてる。

私には現時点では資産を残したいと思う子供もおらず、パートナーもいません。
国内外の不動産や投資先からの配当、私募債の金利など毎月使い切れない金額が振り込まれてきます。
自宅にはワインやウイスキーが数百本あって、投資用に購入したものもあります。
今年に入ってからも気に入った現代アートの作品を購入したり、日本刀を購入したりしました。スタートアップ企業にも資金を提供しています。

独身なのか知らないけど、様々な投資で人生を謳歌してるようだ。

「DIE WITH ZERO」のハードルは思ったよりずっと高い

マネックスラウンジの過去のコラム「資産設計への道」リンク集

過去のコラムに掲載していた内容は今後クローズするらしい。アーカイブURLから閲覧可能になると思うが、その前にリンクしておいた。

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