「Developers Summit 2012~10年後も世界で通じるエンジニアであるために~」に行ってきました。
結論から言えば、うちの会社の社員の技術力は10年後も通じる。アイディア力では通じないかも。
- 名称:Developers Summit 2012(デブサミ2012)
- 会期:2012年2月16日(木)・17日(金)
- 会場:目黒雅叙園(東京・目黒)
- 主催:株式会社 翔泳社
- 参加対象者:IT技術者、ソフトウェア開発者、システム開発者、ネットワーク管理・運用者、IT教育担当者、ITマーケティング・セールス担当者、IT関連部署マネージャ、プロジェクト関連マネージャ
- 参加費:無料(事前登録制)
場所は「目黒雅叙園」。ここは日本で最初に誕生した総合結婚式場です。
日本の四季を感じれる厳かな世界を醸し出していていました。
なお、施設内に「八百屋お七の井戸」があります。
吉三郎が、亡きお七を思い往復40kmの道を隔夜一万日念仏を唱えて歩いた感慨深い場所です。
お七「火事になれば、また吉三郎様に会える」 天和3年(西暦1683年)3月29日 自宅に放火し処刑
参加者は大手メーカーからベンチャーまで様々です。「キヤノン」「野村総研」「リコー」..etc。
会場はセッション毎に「Special(特別講演)」「開発プロセス」「Web」「Mobile」「アーキテクチャ」「DeNA」「Cloud」など分かれています。
私は「Web」をベースに色々な人気セッションに参加していました。
講演者は、Hudson(Jenkins)の生みの親やHTML5の書籍等を出版している方など多くの著名人です。
感想は・・・・と言うと、、
まぁ・・・こんなものじゃないですかね。
知らない知識・技術も沢山あった。
新入社員の時代に話を聞いていると、きっと違ったかもしれない。
社内研修等でW3C等の世界仕様を策定している方々と語って無ければ、きっと違ったかもしれない。
一つのサイトや数100行のプログラムで月に数十万円稼いでいる人の話を聞いていなければ、きっと違っていたかもしれない。
アーキテクチャ設計・検討、新技術開発・提案に関しては、うちの会社は世界トップレベルだと感じました。
毎日この環境の議論の場に、(足手まといだが)出席できるだけでも価値ありです。
逆にサービスの開発、起業、ビジネススキル、実名での社外活動に関しては、平均企業以下だと思いますが・・・
あとがき)「自分戦略」というセッションで聞いた話をまとめておきます。
- 自分から情報を発信していく
- 人がやっているから自分のやっていることに価値がないわけではない
- 一つのトピックに何度も何度も話をしている人がいると有名になる
- 匿名はもったいない
- 英語で情報を発信する(スペル、文法間違いはは気にしない)
「自分の頭が技術に追いつけなくなる不安がある。どうすべきか?」という質問に対しては、
年下から学べるかが非常に重要。
年下の人に頭を下げて教えを請うことができるか?
これには納得。
「Developers Summit 2012 (デブサミ2012)資料へのリンク集」を見つけたので興味ある人はどうぞ。