ベルマークを集めて校内備品を購入する
こんなものがPTAで提案されたら施策ありきのアイデア。
ベルマーク収集に工数かけるぐらいなら、募金制度の方が負担は減る
例えばクラウドファンディングやスポンサーシップを利用すればいい。デジタル参加なら保護者も可能だ。
重要なのは「施策」より「課題」だけど、完全に「施策」を誤った事例だ。
僕は小学校時代にベルマーク集めに専念してた。でも新品のノートも全部穴が空いていて、なんだか悲しかった思い出がある。
8割の人は課題が出せない。
2割のリーダー以上やコンサルタントは課題定義はできるけど施策が出せない。
その練習として「水平思考推理ゲーム(ウミガメのスープ問題)」というものがある。
水平思考推理ゲーム(ウミガメのスープ問題)って何?
『ウミガメのスープ』(水平思考推理ゲーム)は、出題者が提示する不思議な状況の謎を、回答者が「はい」「いいえ」で答えられる質問を繰り返すことで真相を解明するゲーム。

ある男がレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
彼はスープを一口飲んだところで、シェフに問いかけました。
男 「すみません、これはウミガメのスープで合っていますか?」
シェフ 「はい、間違いなくウミガメのスープです」
男は会計を済ませると、崖から飛び降り自殺しました。
なぜでしょう?
出題者(親)が不可解な問題文を読み上げ、回答者が「はい」「いいえ」「関係ありません」で答えられる質問を重ね、徐々に情報を集めて真相にたどり着く。




と、こんな感じ。
この答えを知りたい人はググってね。
因みに、ネット上には多くの水平思考推理問題があるが納得できない「解答」が多い。
そこで自分なりに良問だと思った問題だけを幾つかピックアップした。
【問題1】お医者様はいらっしゃいませんか?
この問題は典型的な水平思考問題の一例。直感的な答えではなく、柔軟な発想が求められる問題。
ある飛行機の中で
「お医者様はいらっしゃいませんか」
との呼びかけにお医者様ではない漫画家が立ち上がりました。なぜ、漫画家は立ち上がったのか?
解答
漫画家は医者の横に座っており、呼びかけに応じて立ち上がった医者が通路に出やすいように立ち上がった。
【問題2】治療どころか診察すらしない医者
花子は優秀な医者であり人命を守ることに強い使命感を持っている。
飛行中の機内で急病人が発生した。
しかし花子はが治療どころか診察すらしなかった。機内には花子以外に医者はいなかったのに何故だろう?
解答
花子以外に飛行機の操縦ができる人がいなかったから。
花子は自家用の飛行機に数名の乗客と共に乗っていた。
花子が操縦桿を手放せばすべての命を危険にさらすことになる。
(急病人は操縦士もしくは副操縦士)
【問題3】手を挙げななかった医者達
飛行機の乗客が大怪我をした。
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」
そんな客室乗務員の呼びかけを聞き、怪我人を助けたい
と思っていた機内の医者達は全員、手をあげるのをやめた。一体どうして?
解答
ハイジャックされている機内で初めから手を挙げていた。
(=犯人に服従していた)
その後ハイジャックは取り押さえられたので、医者たちは手を降ろして治療を始めようとした。
論理志向で解決できる問題
論理的な推論や統計的な視点で解決できるため水平思考問題とは言えないが、近い性質を持つ良問を幾つかあげておく。
【問題1】忙しくなった病院
とある病院では、その街で起こる交通事故の怪我人のすべてを扱っており、忙しい病院でした。
ある時、法律が改正され皆シートベルト着用が義務となり、
運転手も同乗者もシートベルトを付けるようになりました。しかしその頃から、交通事故の怪我人が増え、さらに病院が忙しくなりました。
事故の頻度は増えていないのに何故でしょう。
解答
法律改正前まではシートベルトを付けずに
事故が起きた場合、即死であるほどの大きな事故が起きていた。しかしシートベルトを付けることによって怪我で
済むようになるケースが多くなった。よって、シートベルトを付けることで死亡者は減ったが、怪我人は逆に増えた。
【問題2】損傷が少ない箇所を補強する理由
戦争中のA国の空軍、戦闘機が敵の攻撃を受けて墜落することが多かったため、戦闘機を補強して、防御力を高めることにした。
その時点までに出撃して帰還した戦闘機の損傷個所を調査して、どこを補強するか検討することにしたが、
結論は『帰還機の損傷が少ない箇所を補強するべき』となった。その理由は?
解答
帰還した戦闘機は、損傷した箇所に敵の攻撃を受けても、耐えきって帰還できた機体である、という事実に着目したため。
※ 本当の弱点は「帰還機が攻撃を受けていない箇所」であると判断され、その部分を重点的に補強することになったため。
これは、統計学における「生存者バイアス」の好例として知られる話。
無事に帰還した機体のみを分析対象とすると、「致命的な攻撃を受けた機体」という最も重要なデータが抜け落ちてしまう。
この問題を指摘したのは、数学者アブラハム・ワルド(Abraham Wald)。
おわりに
「課題は?」とばかり言ってくる上司がいるが、「施策が課題の裏返し」だと思っている人が多い。
施策を考えるのは実は難しく、AIが発達した今後は課題より「ウィットに富んだ施策」だせるか?が人間の価値では?と思ってる。












