自転車のチェーン修理方法(チェーンカッターで自分で修理)

通勤用自転車で帰宅の坂道を登っていたとき、自転車で激しく転びました・・・。

自転車のチェーンが錆びすぎて、切れたようです。

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(サカモトテクノ)カリブーライト 20 6S 折りたたみ自転車 20-6ALFN-CLFF

何がなんだか分かりませんでしたが、ネットで調べて

修理に出すより自分で直した方が安い

と言うことが分かり、修理しました。

修理に出すと、大体2,700円程度(チェーン代金1,000円+手数料1,700円)です。

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必要なもの

必要なものは多くありません。

  • 自転車の古チェーン
  • 自転車の新チェーン(1,400円前後)
  • チェーンカッター(1,200円前後)
  • 軍手(100円)
  • ペンチ・ラジオペンチ(100円)

合計は、2,800円です。

あれ?修理してもらうより高くない?

上記の例はチェーンのグレードが良いです。また、チェーンカッターの値段も500円ぐらいからありますし、2回目以降はお金がかかりません。

ただし自転車のチェーンには多くの種類があるため、「どのチェーンを買えばよいのか?」が難しい。

  • UG(現在生産中止品)
  • IG(インターアクティブグライド)
  • HG(ハイパーグライド)
  • ナロウHG
  • スーパーナロウHG

また、3段式レベルのママチャリと、6段変速~12段変速のマウンテンバイクとでは利用できるチェーンが違います。

確認すべきポイントはギアの数。

  • 単段(後ろの車軸に外装ギアが1個)
  • 多段(後ろの車軸に外装ギアが5段とか6段)

単段はギア幅が厚くチェーン幅も厚く、耐久性を持たせています。

外装ギア付きは(多段)はギアが5枚とか6枚付くのでチェーン幅も薄く(狭く)しています。

もっとも売れ行きなシマノの「CN-HG40」は次のようなスペックです。

■スピード:HG 6/7/8 speed
■リンク数:116
■コネクティングタイプ:アンプルタイプ

6段、7段、8段用で、チェーンのコマ数が116(現在の自転車の最大コマ数)、チェーン連結用ピンが、アンプルタイプのコネクティングピンという意味です。

専門用語ばかりでわからないので、重要なのは、

ギアに刻印されてる型番を確認して対応チェーンを知ること

これが一番早いです。

上記の折り畳み自転車は「CN-HG50」のチェーンを利用していたようなので、その後継の「CN-HG71」を購入しました。

修理方法

実はとても簡単です。自転車のパンク修理より簡単です。

  • 古チェーンと新チェーンのリンク数を確認
  • 古チェーンと同じ長さに新チェーンを切る(ピンを外す)
  • ギアに取り付けコネクティングピンで繋げる
  • ピン先をペンチで折る

まず、オイルや錆で手が汚れないように軍手をします。

古チェーンがあれば、リンク数を把握して長さ調整が簡単です。

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この自転車は外リンク数が「49個」でした。

次に、新チェーンを49個の外リンクだけ残して切ります。

この際にチェーンカッターを使います。

カッターと呼ばれますが、ピンを押し出して抜くだけです。

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チェーンの長さ調整が完了すれば、次にギアに取り付けます。

どう取り付けるかは、他の自転車を参考にしたほうがよいでしょう。

私は間違えたので、再度コネクティングピンを取り外すことになりました・・。

あとはコネクティングピンをチェーンカッターを使って差し込みます。

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コネクティングピンの先端は不要です。不要な部分はペンチ(ラジオペンチ)でポキッと切ります。

多少力が要りますが切れます。ニッパーでは切れないです。

チェーンが最新だと気持ちいいね!

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