【朗報】「老化は治る?」ファンケルが世界初「老化細胞取り除く新成分」発見!

健康には投資するべきです。

金があっても時間があっても、身体が健康でなければなにもできません。

 

健康食品大手のファンケルが6日、老化細胞を取り除く成分を世界で初めて発見したと発表した。

日本にも生息する植物「キンミズヒキ」から抽出され、老化に伴う病気の抑制が期待される。

 
 
 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!

 
 

発見された成分は、サプリメントとして今春発売予定だ。

「老化は治る?」ファンケルが世界初“老化細胞取り除く新成分”発見 健康寿命の増進へ…サプリメントとして今春発売予定|FNNプライムオンライン
健康食品大手のファンケルが6日、老化細胞を取り除く成分を世界で初めて発見したと発表した。日本にも生息する植物「キンミズヒキ」から抽出され、老化に伴う病気の抑制が期待される。発見された成分は、サプリメントとして今春発売予定だ。老いることなく、いつまでも元気でありたいーー。そんな希望を叶えてくれるような成分を、世界で初めて...

ファンケル機能性食品研究所・寺本祐之所長:

今まで老化というのは年を取ったら当たり前みたいになっていたんですが、今はどちらかというと老化は、病気の一種に近いものではないかという考え方が主流になりつつあります。

 

 

ほんとに ありがてぇ……ありがたいこった!

 

老化する原因は?

次のような原因が複数の要因が絡み合って進行する。

原因 説明
テロメアの短縮 細胞分裂の限界に達し、細胞が老化状態に入る
免疫老化 ナイーブT細胞の減少や老化T細胞の蓄積により、免疫機能が低下する
細胞老化 細胞が損傷やストレスにより分裂を停止し、老化細胞が蓄積する
酸化ストレス 活性酸素種(ROS)が細胞やDNAを損傷し、老化を促進する
エピジェネティックな変化 DNAのメチル化やヒストン修飾など、遺伝子発現を制御する仕組みが変化する

人の細胞分裂には回数に限りがある(ヘイフリック限界)。

細胞分裂を重ねれば重ねるほど(テロメアが短縮され)人は老い、そして寿命に近づく。

© 貰った三つの外れスキル、合わせたら最強でした/七谷八尋/雪ノ狐

テロメアの短縮は酸化ストレス、有害物質、紫外線などによって発生する。

テロメアやテロメラーゼに関連するサプリメントとして、TA-65(アストラガロシドIV)、レスベラトロール、ビタミンD、オメガ-3脂肪酸、NAD+前駆体などがある。

ただしテロメラーゼ活性を過剰に刺激すると、がん細胞の増殖を助長する可能性もある。

ファンケルの論文要約

2025年3月6日に免疫老化に対する効果が期待されるとしてファンケルの矢﨑美里、清水良樹らが「Nutrients 2025, 17(4), 667」で発表。

この研究は、キンミズヒキ抽出物(APE)が中年日本人の免疫老化に与える影響を評価することを目的としている。

キンミズヒキ(Agrimonia pilosa Ledeb.)はバラ科キンミズヒキ属の多年草である。

その葉は日本や中国でお茶として飲用されたり、炒め物やスープとして食されてきた。

また、キンミズヒキは龍牙草、仙鶴草などとも呼ばれ、生薬として収斂、止血、消炎剤として用いられてきた。

伝統的な中国医学で使用されてきた植物であり、抗酸化、抗炎症、抗菌、抗腫瘍、抗糖尿病などの多くの薬理効果が報告されている。

また、近年、加齢性疾患の発症原因の1つとして注目されている老化細胞の除去作用についてもモデルマウスを用いた先行研究で報告されている。

 

【方法】

  • ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群比較試験が実施され、40〜59歳の110名の被験者が参加。
  • 被験者は、50mgのAPE(0.2mgのキンミズヒキ含有)またはプラセボを8週間連続で摂取。
ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群比較試験とは?

  • ランダム化:被験者を無作為に割り振る。
  • 二重盲検:被験者も研究者も治療内容を知らない。
  • プラセボ対照:治療群とプラセボ群を比較する。
  • 並行群比較:複数のグループが同時に試験を進行する。

これらすべてを組み合わせた試験デザインであり、最も厳密で信頼性の高い方法とされています(図:二重盲検例)。

© 小林製薬の中央研究所

【主要評価項目】

  • 8週間後のCD8+ T細胞のSA-βガラクトシダーゼ(SA-β Gal)高発現割合の変化。

【副次評価項目】

  • CD4+ T細胞のSA-β Gal高発現割合、T細胞サブセットの割合、各種免疫細胞の比率。

【結果】

  • 全体: APE摂取による主要評価項目および副次評価項目に統計的有意差は見られなかった。
  • 男性: CD8+ T細胞のSA-β Gal高発現割合が有意に減少(p = 0.044)。

表:試験補助食品の摂取開始後の時間における高SA-βGal発現T細胞の割合の変化

ナイーブT細胞(Naive)、中心記憶T細胞(CM)、効果記憶T細胞(EM)、および再発現CD45RA効果記憶T細胞(TEMRA)
  • 男性: ナイーブCD8+ T細胞の増加、エフェクターメモリーCD8+ T細胞の減少を観察。

1. ナイーブCD8+ T細胞(Naive):

  • 8週間後にAPE群でナイーブCD8+ T細胞の割合が有意に増加しています(p = 0.030)。
  • これは、老化細胞の除去により新しいナイーブT細胞が増加した可能性を示唆しています。

2. エフェクターメモリーCD8+ T細胞(EM):

  • 8週間後にAPE群でエフェクターメモリーCD8+ T細胞の割合が減少しています(p = 0.069、統計的有意性には達していないが傾向が見られる)。
  • これは、老化したエフェクターメモリーT細胞が除去された可能性を示唆しています。

【結論】

  • キンミズヒキ抽出物(APE)は老化免疫細胞の減少を示唆するが、結果は予備的であり、さらなる研究が必要。

【安全性】

  • 軽度の副作用が報告されたが、試験食品との関連は認められず、臨床的に重要な変化はなかった。

おわりに

本気で基礎研究を行っている人たちがいる一方で、好き勝手な発言する人もいる。日本人っぽい。

2000年前の秦の始皇帝やブッダが言ったから何だというのか……

科学と宗教を一緒にするんじゃないよ。

今は死なない人はいないけど、老化で死なない生き物(ベニクラゲ等)は存在するしね。

 

(長期)投資なんてギャンブル、AIなんて眉唾物、不老不死なんて不可能……

 

評論家気取りな他人の意見は、全部ミュート。

ストレスが一番体に悪くて老けるとも言われているからね。

【追伸】

3月27日ファンケルから「キンミズヒキ」配合のサプリメントを4月17日に発売すると発表(5870円/30日)があった。

ファンケル、話題の“キンミズヒキ”を配合したサプリメントを発売  - WWDJAPAN
ファンケルは4月17日、疲れを感じやすい中高年の一時的な疲労感を軽減し前向きな気分を維持する機能性表示食品“ウェルエイジ プレミアム”(30粒・30日分、5870円)を発売する。加齢により増える細胞(細胞機能が低下し、増殖しなくなった細胞)の除去作用が期待できる「キンミズヒキ由来アグリモール類」を配合。同社のECと直営...
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