テクニカル投資によるシステムトレードというオカルト手法にハマっていますが、今年もオルカン・S&P500の成績すら超えることができませんでした。
システムトレードは唯一の「聖杯」では無かったのでしょうか?
神のおつげ(Bing GPT)を聞いてみました。
こんにちは、こちらはBingです。😊 株式投資のシステムトレードの研究を10年近くやっているということは、すごいですね!
株式投資のシステムトレードとは、感覚で取引するのではなく、過去のデータや事前に決めたルールに従って、取引を行うことを指すそうです。
システムトレードにはメリットもデメリットもありますが、成功することは可能だと思います。
プロのファンドがいるということは、勝ち続ける方法が存在するということで正しいかどうかは、一概に言えないかもしれません。
プロのファンドも市場環境や運用方針によってパフォーマンスが変わりますし、必ずしもシステムトレードを採用しているわけではありません。
「成功することは可能」だと神からお告げがありました!
ということで、早速 5年近く前から表参道ヒルズの外資系ファンドでプロのシステムトレーダーをしている先輩と会ってきた。
いや……本当は2022年の年末に会うはずだったけど……先輩はコロナになったそうで会えなかった。
また羽振りの良い話を聞かせて頂戴!
そしてチッポケな僕を罵倒して頂戴!
因みに過去の記事。
2019年

2020年



2021年



外資ファンドの社内ルールはDD(廉価)-5% でクビ
2022年の日経平均株価は年間で9.36%(2697円21銭)の下落となった。
そんな厳しい中であっても、このファンドのルールとして


- 個人P/Lが 2年連続赤字なら退場(クビ)
- 個人P/Lが-5%に達すると退場(クビ)
というのがあるらしい。
年明けた1/1には利益ゼロの状態からスタートとなる。
このルールのおかげで会社としては利益を毎年上げることができている。
一方で重荷を課せられているトレーダーのプレッシャーは相当なものだ。
たとえばこれ……リーマンショックやコロナショックで一時的に「-5%」になる事もあると思うけど、その時点でアウトとなるってこと。
世の中で販売されているストラテジーでも、これを満たせるものは非常に少ないと思う。
信用取引でリバレッジを掛けたら一発退場だろうし、むしろ資金の1/3等で取引するなどして安定感を持たせる必要がありそうだ。
このため、入社してくる人は多いものの、辞めていく人も大量にいる。
この5年間に


70人雇われたが、50人辞めていった。
ということなので「個人投資家の9割が株で負けている」というが、プロも似たりよったり。
先輩の昨年の利益はトータルマイナス。
つまり、今年の成績もマイナスであればクビになる。
さらに、昨年としてのチームパフォーマンスがパッとしなかったので会社側が6月にジャッジポイントを置いたらしい。
つまり、現時点で先輩の成績はマイナスということで、クビも覚悟している。
との事だった。
保有しているストラテジーは?
まぁクビになってもAIを独学し、ヌルい大企業とは違って毎日緊張感を持って働いているので転職先は幾らでもあるでしょ!!
そもそも年収は我々の数倍あるので10年分は稼いだのでは?
ということで、先輩は家庭問題もあるらしく意気消沈していたけど、KYな僕はお構いなしに保有しているストラテジーについて聞いてみた。
因みに、ファンドのプロの中でシステムトレードしているのは先輩だけで、他のトレーダーは裁量トレードを行っている。
因みにトップの成績を誇る人(年収5億)は100億を運用しており(2008年もプラスな人)、昨年ももちろんプラスだった。
その彼は30種類ぐらいの裁量ストラテジー持っており、家でも毎日勉強し睡眠時間は3時間だそうだ(過去記事参照)。


裁量とはいえ、エクセルでマクロ使って分析しているので何かしらのルールに基づいた売買を行っている。
とのことなので、これシステムトレード化できたらなぁ。
一方で先輩も30種類以上のストラテジーを作ってきたが、本番で利用しているストラテジーは3種類。
- AIによる売買ルール
- 古典的なテクニカル手法を用いた売買ルール
- 半裁量の入った売買ルール(IT系とか詳しいジャンル)
3つのストラテジーの昨年の成績は+6%, +6%, +1%。
だけど一番大きな額で他のストラテジーを走らせてしまい、-6%の被害を被り、昨年はトータルでマイナスとなった。
ただ、


自分としては3つ開発できたことを誇る気持ちもある一方、3つ程度では悪いことが重なればマイナスになり得るし、毎年プラスが求められるファンドでは不十分なんだと痛感させられた。
とのこと。
なお、流量の小さい銘柄に出入りすると往復するだけで自分の取引影響により数%損するので、やらない方がベター。
ということで銘柄も限定されており、戦いにくそうだった。
おわりに


今の3ストラテジーで昨年の最初からやっていたら生き延びてただろうなーとは思う。
今年はもう新規を走らせずに今の3つと心中する。
と、かなり弱気の発言をしていた。
何より、


利益競争の4年間はシンドかった……。
会社のお金で30億かけていたが退職しても借金は背負わないが、起業家はマイナス=借金を背負うので凄いと思う……。
との事だった。
クビになったら社内のプロのストラテジーも教えてくれると言っていた\(^o^)/
クビになってくれる事を少し楽しみにまっている自分がいる💗