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テレビを捨てた放送局、テレビを捨てた家電メーカー

      2018/06/28

「テレビの視聴者離れが進み、ネットコンテンツが充実し、テレビはオワコン」

と、よく言われています。

そして、統計データを見てみると、それはどうやら正しい。

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特に若者のテレビ離れは顕著にデータに現れています。

 
 

テレビの視聴率が下がることでビジネスに影響がある企業・業界は多くあります。

特に影響があると思うのは2つの業界です。

  • テレビ番組を配信している放送局
  • テレビ受信機を発売している家電メーカー

ただし、各種業界も指を加えて、縮退方向のテレビに執着しているわけではありません。

B2Bに注力したり、ネット見逃し配信など生き残り合戦に必死です。

 
 

放送局の進化はとまらない

NHKが展開するスマートフォンアプリ「NHK 2018 FIFA ワールドカップ」を用意しました。

「神アプリ」などと呼ばれ、テレビで出来ないことを多く実現しています。

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マルチアングル、ダイジェスト再生、選手データへのアクセスなど、自分が見たいデータにリモコンレスでアクセス可能です。

 

海外では、国営放送の「スカム(SKAM)」などは、携帯電話、SNS、テレビをうまく使って新しい視聴率獲得に成功しています。

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民間放送局でも、主題歌や見逃し配信をネット公開することで、興味を持ってもらいテレビ視聴に繋げた事例があります。

つまり、コンテンツをユーザが求めていないわけではありません。

ライフスタイルが多様化し、指定時間にリビングにいる必要があるビジネスモデルが、今の時代に即してないだけです。

つまり、放送波という配信形態に執着せず、ネット、SNSを積極的に用いた形でユーザ獲得するのが最近の傾向です。

デバイスの進化はとまらない

「ビジュアルを写し出すデバイス」として考えると、家電メーカーのテレビが写し出すものは放送波の映像だけではありません。

『産業教育機器システム便覧(1972年)』によると、五官による知覚の割合は視覚器官が83%、聴覚が11%、臭覚3.5%、触覚1.5%、最後の味覚が1.0%、であるとしています。

 
 

五感を刺激して、リアルを越える映像体験を提供する

magic-leap

 
 

これが、デバイスの目指すべき目標であり、そのために進化(欲望・挑戦)は止まりません。

  • 付加価値(デジタル化、ネットワーク接続、3D、スマート化、高音質・高画質)
  • パネル(視野角、反応速度、コンストラスト、ノングレア、最薄、大画面)
  • ハードウェア(ブラウン管→液晶、プラズマ→表面伝導型電子放出素子ディスプレイSED、電解放出ディスプレイFED、有機EL)
  • 解像度(HD→4K→8K→16K)
  • 画質(アップコンバーター、超解像度、ノイズ低減、ハイフレームレート、HDR、AI機械学習HDR復元・補正)
  • 動画・音声・写真形式(HEVC、ドルビーMS12、ドルビーAC-4、HEIF)
  • 音質(モノラル→ステレオ→初期サラウンド→5.1chサラウンド→7.1chサラウンド→ハイレゾ→DolbyVision→Dolby Atmos)

※適当分類

デジタルサイネージ、プロジェクター、モニタ、VR機器、スマホ・・・ビジュアルを写し出す要求は更に高まっています。

未来のビジュアル発信機器

今後期待されるハードウェアに関わる進化を紹介しておきます。

透明ディスプレイ

サムスンがよくデモをよくしています。

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商品としては、パナソニックが2019年に発売予定です。

曲がるディスプレイ

LGがよくデモをしています。

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小型なものは、既に様々なガジェットで使われています。

異形(フリーフォーム)ディスプレイ

丸型、球型など、長方形でないディスプレイです。

LGが展示していますが、ディスプレイ同士の継ぎ目は見えてます。

freeform-led-display-3

日本では、シャープが継ぎ目のない小型なものをリリースしています。

裸眼3D(空中ディスプレイ・ホログラム)

眼鏡が必要な2010年頃の3D技術が3Dのゴールではありません。

例えば、ジャパンディスプレイ(JDI)とNHKメディアテクノロジー(NHK-MT)が、8K液晶で裸眼3D立体視を実現するライトフィールドディスプレイを提案しています。

空中ディスプレイ・ホログラムの進化も裸眼3Dを支えています。

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宙に浮く3Dディスプレイ「Hypervsn」や、触れるホログラム、空中ディスプレイによるタッチ注文など、CESなどの展示会で各会社が紹介を続けています。

壁ディスプレイ

ここまで来ると、スマートハウスと考えた方がよいでしょう。

任意の場所からサウンドは聞こえ、テレビも好きな位置で見れます。

雨の日は玄関で傘の必要性を伝えてくれたり、洗面所では体調チェック、人々のライフログはセンサーやカメラにより自然と記録されています。

新しいエンターテイメント、ライフスタイルを提供してくれることでしょう。

 - 2018年(社会人14年), テクノロジー, 調査結果

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